台湾の菜市場で・・
台湾の市場のことを台湾の人は「菜市場」と言っています。菜市場と言ってもその市場の中に魚屋さんもいるし豚肉屋さん、鶏肉屋さん、などもあります。市場ではいろんな野菜が買えて日本と同じ野菜も買えますが(少々サイズ種類は違ったりしますが)、やはり買えない野菜もあります。その一つなんですが、水菜です。私の実家九州でも最近は普通にスーパーで安く売ってるみたいですが、私が学生ぐらいの時には家のおかずに水菜があった記憶はありません・・・。あのシャキシャキした食感といい私は好きです!!でも台湾で売ってるの見たことなくて(台北とかはデパートに輸入品とかがあるかも知れませんが・・・)人間どっかに売ってるなんて聞くと買いたくなっちゃいますが、全く売ってないと知ると結構諦めがつきます。先日いつも行く朝市場へ夕方野菜を売ってないか行って見ると何店舗かお店が出ていました。普通に野菜を買ってると、そこには見たことのある青野菜の葉っぱの形。お店の人に「この野菜なんて名前ですか~?」と聞くと「京水菜だよ!」と言うお答え。え゛ーーーー本当???とついつい日本語が出ちゃいそうな勢いでした(笑)嬉しくてその日のメニューには使えそうにもなかったんですが買っちゃいました。台湾産の「京水菜」。そして昨日またまた水菜を買いに夕方買いに行って見ました。そして水菜を手にしているとお店の女の人が(この前は男の人だった)「小姐、この野菜はなんて言うのか知ってる?」と聞いてきました。私が「知ってますよ、以前買って美味しかったのでまた買いに来たんです」「この野菜他のお店では売ってるの見たことなくて見つけて嬉しくて!」と話すと、店員さん、「この野菜の種はアメリカに行った時に買って来て台湾で植えたので台湾の他ではどこも売ってないはずよ」と自信満々。そして私が「え??アメリカで?でもこの野菜はもともと日本の野菜なんですよ、知ってました?」と聞くと知らないとの事。私は調子に乗って自信満々に「これはなんで京水菜って言うかわかります?京って言うのは日本の京都の京です。京都で最初作られていた野菜なので京水菜って言うんですよ!」と言うと、お店の人は「そうなの?アメリカで買ってきたからてっきりアメリカのサラダ菜みたいなのの一種だと思ってた、ありがとう教えてくれて、今度からお客さんに日本の野菜って言って売るわ♪」と言って喜んでくれました。日本の野菜と知ってかなり嬉しそうでした。台湾は洋服でもなんでも日本製って言ったらみんなに人気!例えそれがウソっぽくてもなぜだかみんな騙されて?買っています。今度買いに行ったら大きく「日本・京水菜」って書いてあるような気がするなあー(笑)でも私も聞かれていないのに自分からお節介に説明するなんて、台湾にすっかり馴染んできてるなーとしみじみ感じた日ででした、アハハ。