何でも書き込もう

コミュニケーション管理_2

質問管理 PYRAMIDでは、進捗管理プロセスの1つに「質問管理」という項目も設定し、図3のような質問管理シートのテンプレートを用意しています。このような書式を使い、ユーザーと自社間のQ&A、社内メンバー間のQ&A、協力会社との間のQ&Aを口頭ベースではなく、きちんとドキュメントで管理することをルールにしています。図3：質問管理シートのテンプレート例 質問管理シートに質問や回答を記載して、メールでやり取りするのは管理も大変になります。そこでPYRAMIDでは、図3のドキュメントに代わって「質問管理システム」というWebシステムを作成して運用しています。画面1は、質問管理システムの質問一覧画面の例です。ユーザーおよび自社メンバー、協力会社は、ログイン画面からID、パスワードを入れて入力し、質問および回答を相互に登録することができます。 いつ、誰が、どのような質問を出し、それをいつ、誰が、どう回答したか、というやり取りを管理します。Web-DBシステムなので、回答漏れや言った言わないなどのトラブルを防止できる検索機能も役に立ちます。画面1：質問管理システムの一部進捗管理プロセス PMBOKでは、進捗管理という実行プロセスの中で、「進捗報告書」と「変更要求書」がアウトプットに定義されています。進捗管理に関しては第3回スケジュール管理の中で説明しましたが、ここではコミュニケーション管理という点から少し補足したいと思います。進捗管理 一般に進捗管理の結果はガントチャート式のスケジュール表に表されます。PYRAMIDにおいても、第3回に紹介した「総合スケジュール表」（リンク）や「機能別スケジュール表」（リンク）などに予定と実績が用意され、進捗をフォロー・管理する書式となっています。 これらは、プロジェクトメンバーや協力会社などから進捗報告された"結果"を分かりやすくまとめたものです。一方、コミュニケーション管理の視点で考えた場合、どのようにして進捗を正しく、迅速に報告できるかという"プロセス"がテーマになります。 進捗報告の手法・ルール化を考える場合にも、誰が誰に報告するのかということを考慮する必要があります。プロジェクトメンバーがプロジェクトリーダに報告する、プロジェクトリーダがまとめてプロジェクトマネージャやトップに報告する、プロジェクトリーダ（マネージャ）がユーザーに報告する、協力会社から報告を受ける、など場面場面で考える必要があります。 進捗管理のルールを決めることは大切です。表2のコミュニケーション計画例にユーザー、自社メンバー間、協力会社それぞれの進捗報告ルールを記載していますが、このような取り決めをきちんと定めておかないとルーズになってしまいます。内部の進捗報告のやり方には、リーダがメンバーに対して個別にヒアリングする方法、メンバーが進捗報告書を提出してリーダが確認・まとめを行う方法、メンバーが直接進捗管理資料に数値を書き入れる方法など、いろいろな方法があります。 PYRAMIDでは、この手法までを規定しておらず、状況に応じてやりやすい方法を使って良いとしています。また、進捗報告書自体も標準化は難しいので、今のところテンプレート化はしていません。変更管理 実行プロセスでは、変更管理も重要です。プロジェクトの失敗要因の代表的なものに、「ユーザーからの仕様変更が多かった」「納品した後で、言ったはずの機能が入っていない」という事由があります。この原因には、仕様の詰めが甘かったという設計ミスもあるのですが、「口頭で変更を言われている」「やることとやらないことをあいまいにした」などのコミュニケーション要因もあります。 変更管理には、大きく分けて仕様変更の管理とプログラム（設計書）バージョン管理の2つがあります。仕様変更に関しては「変更依頼書」というドキュメントを用意し、きちんとドキュメントベースで仕様変更を受けることが基本となります。ユーザーの立場が強いと、つい口頭での変更を受け付けてしまいますが、そういうスタイルは国際的にも通用しません。 「変更依頼書」以外では変更を受けないという姿勢になることは、決して高飛車なことでもありませんので、相互のためになるということをきちんと説得するようにしましょう（最悪でも、こちら側で変更受領書を作成してください）。 PYRAMIDでは、プログラムや設計書の変更管理にはツールを使っています。同じプログラムや設計書を複数の人間が修正してしまったり、バージョンが前に戻ったりするミスを「MS Visual Source Safe」というツールで防止しています。また、プロジェクトによってはメラント社のPVCS Trackerなどの専門ツールを使ったりしています。 このような内部の変更に関しても、必要に応じて「変更依頼書」を作成します。例えば、データベースのテーブル設計を1人が管理している場合、その担当者に対して「テーブル項目変更依頼」を出して変更してもらい、その結果を「テーブル変更連絡書」としてメールなどで開発メンバーに連絡することになります。プロジェクト完了手続きプロセス PMBOKのプロジェクト完了手続きでは、「プロジェクト完了記録」というものがアウトプットとして定義されています。PYRAMIDでは、これに相当するドキュメントテンプレートとして図4のような「プロジェクト完了報告書」を用意しています。弊社では、プロジェクト終了時にレビューを開催し、その結果を「プロジェクト完了報告書」にまとめて提出するルールとしています。このような完了報告書を書くのは、主に次の3点を目的としています。⇒成果の報告 ⇒プロジェクトの反省 ⇒次への課題、問題点洗出し これは、PDCAサイクル（リンク）のAction（改善）工程に相当する作業です。全てのプロジェクトにおいて、流れ解散ではなく完了レビューを実施することにより、メンバーのスキルアップやPYRAMID自体の機能改善が実現するのです。図4：プロジェクト完了報告書のテンプレートまとめ コミュニケーション管理は、プロジェクトが成功するために最も重要なコミュニケーションをスムーズにするための重要な管理エリアです。実際、優秀なプロジェクトリーダの多くは、コミュニケーションにかなりの労力と時間を費やします。コミュニケーション管理は、ヒューマンスキルの占める割合の大きな項目ですが、同時にツールの効果も大きなエリアです。 リーダおよびメンバーのコミュニケーションスキル・アップとツールの活用の両面で、コミュニケーション力アップを実現してください。「コミュニケーション管理」プロジェクト失敗要因の多くに、コミュニケーション不足があげられる。 プロジェクトのスタート時には、ステークホルダーを明らかにした上で、コミュニケーション計画を作成する。 Q&A管理や変更管理など、有効なツールが使える場合は積極的に利用する。 プロジェクト終了時には、「プロジェクト完了報告書」を作成し、次のプロジェクトに生かす。 ＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝著者プロフィール株式会社システムインテグレータ 梅田 弘之東芝、住商情報システムを経て1995年にシステムインテグレータ社を設立。 常駐・派遣主体の労働集約的な日本のソフトウェア業の中で、創造性にこだわってパッケージビジネスを行っている。 国際競争力のない日本のIT産業が、ここから巻き返しを図るための切り札は「プロジェクト管理」だと信じ、実践的なプロジェクト管理手法「PYRAMID」を自社開発している。

コミュニケーション管理_1

プロジェクト失敗の要因 プロジェクトがうまくいかなかった場合にその失敗要因を聞くと、「コミュニケーション不足でした」という回答が返ってくることが多くあります。この場合のコミュニケーションは、主に「ユーザーと開発メンバー間のコミュニケーション」、「開発メンバー同士のコミュニケーション」、「自社メンバーと協力会社の間のコミュニケーション」に分類されます。もう少し細かく整理すると、図1のように経営者とのコミュニケーション、PMO（プロジェクト管理専門組織）とのコミュニケーション、ラインマネージャ（自部門／他部門）とのコミュニケーションなどもあります。今回は、プロジェクト失敗の要因として掲げられる"コミュニケーション不足"を回避するための、コミュニケーション管理について考えてみましょう。図1：プロジェクト管理におけるコミュニケーションPMBOKのコミュニケーション管理 PMBOKにおけるコミュニケーション管理は、表1のように「コミュニケーション計画」、「情報の配布」、「進捗管理」、「プロジェクト完了手続き」、という4つのプロセスから構成されています。計画プロセスでコミュニケーション管理計画を立て、実行プロセスで情報の配付などのコミュニケーションを実施、管理プロセスで進捗管理や変更管理を行い、終結プロセスでプロジェクトの完了報告を行うという一連の作業内容が定義されています。表1：PMBOKのCommunication Managementの4つのプロセスコミュニケーション計画プロセス 表1を見て分かるように、PMBOKのコミュニケーション計画には「ステークホルダー分析」が含まれています。ステークホルダーとは"利害関係者"のことです。組織管理で洗い出したプロジェクト体制図に登場するメンバー相互の関係を分析します。ただし、PMBOKのコミュニケーション管理は、ステークホルダーの企業としての立場をあまり考慮していません。プロジェクト参加者を全てメンバーとして考え、単純にメンバー相互のコミュニケーションを対象としているようです。 常駐・派遣型のプロジェクトはこれでもかまわないでしょう。ユーザーと開発メンバー、協力会社が同一の場所に集まってプロジェクトを遂行し、人月ベースで対価を支払う方法なら立場の違いはあまり気にしなくても良いと思います。しかし、請負ベースの開発プロジェクトの場合は、"企業間"の立場を考慮した方がしっくりいきます。 プロジェクトの失敗要因を考えた場合、ユーザーと自社開発メンバーと協力会社それぞれの間でコミュニケーション不足の内容が異なります。また、失敗を防ぐ為の管理ドキュメントテンプレートも、立場の違いにより異なります。そこで弊社のプロジェクト管理手法PYRAMIDでは、図1のようなステークホルダーの立場に分けてコミュニケーション計画を考えるようにしています。 コミュニケーション計画プロセスでは、プロジェクトを遂行するためのコミュニケーションルールを策定します。コミュニケーション計画の例を表2に示します。ここでは3つのステークホルダーの立場に分けてコミュニケーション計画を立てています。計画には、項目別に「誰から誰へ」「いつ」「どういう頻度で」「どういう情報を」「どういう手段で」というような取り決めを盛り込みます。 例えばユーザーとのコミュニケーションの場合は、打合せ議事録はどちらが書くか、質問&回答のやり取りはどうするか、仕様変更の伝達方法はどうするか、仕様書のレビュー方法はどうするか、などの取り決めがこれに当たります。ドキュメントベースのためのルールとテンプレート コミュニケーション管理のポイントは、「ドキュメントに残す」ことです。言った言わないのトラブルにならないように、必ずドキュメントに残すことにしましょう。そんなこと当たり前だと思うでしょうが、では、きちんと実践できているか振り返ってみてください。ついついプロジェクトが忙しくなると、ドキュメント作成の時間も惜しんで口頭ベースでになりがちだと思います。 そのために、きちんとプロジェクト計画プロセスで"ルール"として定め、さらに"ドキュメントテンプレート"を用意しておくのです。管理ツール利用を積極的に推奨 PYRAMIDは、PMBOKの体系をベースにした実践的なプロジェクト管理手法です。方法論だけでなくプロジェクト管理に必要なドキュメントテンプレートを用意していることを特徴としています。これまでに紹介したようにドキュメントテンプレートはExcelをベースに作成されています。しかし、紙ベースのものよりもWebツールなどを使った方が効率が良いと考え、管理ツールの利用を積極的に推奨しています。 最終的には、PYRAMIDを丸ごと管理システム化したいと考えていますが、現時点では表3のように効果の大きなものからツールを採用しています。紙ベースまたはツール利用、どちらも許可するという方針にしています。 例えば、総合スケジュール表や機能別スケジュール表など、ガントチャート方式の管理ドキュメントの作成では、マイクロソフト社の「MS Project」の採用もOKとしています。社内の利用状況を見ると、Excelベース派が半分、MS Project派が半分といったところのようです。また、プログラムソースの管理には、同じくマイクロソフト社の「MS Visual Source Safe」を採用しています。プロジェクトチームによっては、プログラムだけでなく仕様書のバージョン管理にもこのツールを使っています。 品質管理で使う「障害報告書」は、Webベースの「障害管理システム」を自社開発して利用しています。同様に、コミュニケーション管理における「質問管理票」の代わりとして、Webベースの「質問管理システム」を用意しています。どちらも企業単位のログイン管理ができるようになっていますので、開発メンバーだけでなく、協力会社やユーザー企業も一緒に利用できます。情報の配付プロセス PMBOKの実行プロセスでは、「プロジェクトの記録」「プロジェクト報告書」「プレゼンテーション」などが出力として定義されています。PYRAMIDでは、これら実行プロセスを支援するドキュメントテンプレートとして、打合せの記録を行う「打合議事録」とレビュー結果をまとめる「レビュー報告書」を用意しています。打合議事録 コミュニケーション管理の中で最も基本的なことは、打合せを行ったら"打合議事録"を残すということです（M1）。しかし、プロジェクトの中には、この当たり前のことがきちんと実行できていないものがあります。これは"打合議事録を書く"というルールが明確化されてなく、その実施をプロジェクトリーダー個人の判断にまかせているような場合に生じます。プロジェクトリーダもいろいろな考え方を持っていますので、スケジュールに追われると、つい打合議事録を書く時間を惜しんでしまうのです。 以前、弊社のプロジェクトマネージャ（PM）の最低限の役割は、プロジェクトリーダ（PL）にプロジェクト管理を遂行させることと述べました。つまり、「打合を行ったら、必ず打合議事録を書く」ことをルールとして明確にし、「きちんと打合せ議事録を書いているかフォローする」こともPMの役割としています。このような体制にしていれば、PMかPLかどちらがしっかりしていればプロジェクトはきちんとする"はず"なのです。 また、打合議事録の様式がプロジェクトごとにまちまちということも良くあります。全プロジェクトで完全に統一させるべきとまでは言いませんが、プロジェクトリーダ個人単位ではなく、組織として標準ドキュメントを用意しておきましょう。 打合議事録のポイントは、「迅速に」「ポイントを絞って」書くということです。よく、打合日から1週間以上たって打合議事録が書かれるケースがありますが、日が経つにつれ内容が薄くなり、漏れも大きくなります。打合議事録は鮮度が命なので、1日以内に書くという原則を定めて遵守させるようにしてください。 打合議事録の書き方の指導してください。国際会議などでは打合での発言を全部速記しますが、システム開発における打合議事録は要点をまとめて書くことが大切です。だらだらと書くのではなく、方針決定に関わる重要なことに的を絞って書くコツを教えてあげましょう。 結論だけを書くのか議論の過程も書くのかも焦点となります。後から見て、どうしてこう決まったか分からなくなることがあります。そのため、打合議事録に議論の過程も書くことはもちろん大切です。しかし、打合せ内容を全部書くと大変な作業になってしまいますし、分厚い議事録は読む側にしても大変です。 そこで私は、"結論だけを書き、必要に応じて決定に至った理由も書く"というスタイルにしています。結論だけを書き、議論の過程がないと後で分からなくなりそうな事項だけ、○○という理由で△△とする」というように決定理由を書くのです。 図2は、PYRAMIDにおける打合議事録のテンプレートです。打合議事録には、"決まったことの記録"という役割だけでなく、両者の宿題（ペンディング事項）を書き留めて、相互にフォローするという重要な役割があります。そのため、本テンプレートでは「保留」という欄を設け、担当と期限を書けるような様式にしています（M2）。図2：打合議事録のテンプレート

頭脳風暴_2

此処では、ブレインストーミング後の情報整理方法について紹介します。　（ブレインストーミングについては、「頭脳風暴」を参考）　KJ法　マインドマッピング ＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋KJ法KJ法とは、文化人類学者川喜田二郎がデータをまとめるために考案した手法である。データをカードに記述し、カードをグループごとにまとめて、図解し、論文等にまとめてゆく。KJとは、考案者のイニシャルに因んでいる。共同での作業にもよく用いられ、「創造性開発」（または創造的問題解決）に効果があるとされる。概要川喜田は文化人類学のフィールドワークを行った後で、集まった膨大な情報をいかにまとめるか、試行錯誤を行った結果、カードを使ってまとめてゆく方法を考え、KJ法と名付けた。またチームワークで研究を進めてゆくのに効果的な方法だと考え、研修方法をまとめ、『発想法』を刊行した。それ以降、川喜田が企業研修や琵琶湖移動大学などで指導を行い、普及を図った。次第にKJ法の名称も一般化し、企業研修や学校教育、各種のワークショップなど様々な場面で広く用いられるようになった。フィールドワークで多くのデータを集めた後、あるいはブレインストーミングにより様々なアイディア出しを行った後の段階で、それらの雑多なデータやアイディアを統合し、新たな発想を生み出すためにKJ法が行われるのが一般的である。多くの断片的なデータを統合して、創造的なアイディアを生み出したり、問題の解決の糸口を探ってゆく。プロセスそのものは川喜田二郎の著作に明確に記されており、一見シンプルで容易にみえる。しかし、プロセスの随所で細かい注意が必要であり、実際に使いこなすためには訓練が必要である。KJ法の進め方KJ法は4ステップからなる。カードの作成 1つのデータを1枚のカードに要約して記述する。 グループ編成 数多くのカードの中から似通ったものをいくつかのグループにまとめ、それぞれのグループに見出しをつける。 図解化（KJ法A型） 叙述化（KJ法B型） 様々な用途に合わせて色々なサイズのカードが用意されている。注意点上記のようにKJ法は様々な場面で用いられており、正しく学んだことがない人が教育・指導していることも多いと言われる。インターネット上にあるKJ法の解説にも不正確なものが散見される。「KJ法」は（株）川喜田研究所が商標登録し、正規の教育・コンサルティングを行なうための認定を行っている。また、コンピュータで使えるソフトウエアで、KJ法を使えると称したものが配布・販売されているが、名称の許諾をKJ法本部（川喜田研究所）から受けていないものは不当に使用していることになる。＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋マインドマッピングマインドマッピング（Mind Mapping）もしくはマインドマップ（Mind Map）は、トニー・ブザンが提唱した、図解表現技法の一つである。ちなみに「マインドマップ」という呼称は、日本国内においてブザン・オーガナイゼーション・リミテッド社によって商標登録されている。概要表現したい概念の中心となるキーワードやイメージを図の中央に置き、そこから放射状にキーワードやイメージを繋げていくことで、発想を延ばしていく図解表現技法。この方法によって複雑な概念もコンパクトに表現でき、非常に早く理解できるとされ、注目され始めている。人間の脳の意味ネットワークと呼ばれる意味記憶の構造によく適合しているので、理解や記憶がしやすい。また本来は紙とペンで描くものだが、コンピュータ上で描くための専用ソフトウェアもいくつか存在する。備考提唱者のトニー・ブザンは、マインドマッピングについて12のルールを定めており、「それに従っていないものはマインドマップとは呼べない」と主張している。しかし現実には、このルールに従っていない自称「マインドマップ」が、書籍などでも数多く流通している。また、マインドマップとほぼ同様のものをメモリーツリーと呼んでいる場合もある。手描きのマインドマップの例マインドマップのガイドラインについてのマインドマップソフトウェアiMindMap - Tony Buzan氏監修の元、氏の提唱するマインドマップのルールに忠実に従ったマインドマップが作成出来るとしている。唯一の氏の公認ソフトウェアでもある。 MindManager FreeMind - オープンソースで開発されているマインドマップ作成ソフトウェア。 NovaMind JUDE/Think! MindMapper PocketMindmap - ドイツの会社が開発しているWindows Mobileで動作するマインドマップソフト。 マインドピース - 日本のKANTETSU WORKSで開発しているマインドマップソフト。 MindMeister - マインドマップが作成できるWebサービス。 参考：マインドマップ作成方法の日本語訳・実例など。

頭脳風暴

「頭脳風暴」とは、Brainstormの中国語で、ブレインストーミングのこと。午後1時から、7時45分まで、「ブレインストーミング」に参加。括弧をつけたのは、会議は一応ブレインストーミングの目的で開催されたが、ブレインストーミングとは、思われないから。会議予定は、午後1時ー3時までは、SQAチームのブレインストーミング、　（SQAチームのブレストは、括弧つけなくてもいいかも。。。）午後1時半－7時45分までは、開発チームの「ブレインストーミング」。そして、私は、3時まではSQAチームの、3時からは開発チームの会議に。午前中の会議まで入れて、8時間以上の会議時間。（苦笑）それに、SQAチームのブレインストーミング後の情報処理は私に神様、助けてくれ～～～＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋ブレインストーミングとはブレインストーミング(BS法)、とは、自由に意見を出し合い、あるテーマに関する多様な意見を抽出する技法のことであり、ブレスト、課題抽出ともいう。質より量を重視し、お互いの意見に批判をせず、自由に意見を出し合うことで、周辺知識を列挙することができる。個人が集積している知識は、非常に限られているが、複数人が集まって提案することで、様々な知識の結合がおこり、これまでにない新しい発想がしやすくなる。これは、脳のシナプス結合に非常に良く酷似しており、ブレインストーミングは大脳生理学的に見ても、非常に有効な方法とされている。ブレインストーミングは「アイデア創出」だけでなく、ディベート(討論)などと並んで、物事を議論する際における有効な一手段とされている。プロジェクトマネジメントにおいて、起こりうるリスク要因を列挙する、などといった用途で用いられる＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋ブレインストーミングにおいて量を重視する アイデア創出の段階では、質よりも量を重視する。一般的な考え方・アイデアはもちろん、一般的でなく新規性のある考え方・アイデアまで、あらゆる提案を歓迎する。批評・批判をしない 多くのアイデアが出揃うまでは、各個人のアイデアに対して、批評・批判することは慎む。個々のメリット・デメリットなどの評価は、ブレストの次の段階で行う。批評・批判については、各自メモをとるなどしておく。 粗野な考えを歓迎する 誰もが思いつきそうなアイデアよりも、奇抜な考え方や、ユニークで斬新なアイデアを重視する。新規性のある発明は、たいてい最初は笑いものにされる事が多く、そういった提案こそを重視すること。 アイディアを結合し発展させる 別々のアイデアをくっつけたり、一部を変化させたりすることで、新たなアイデアを生み出していく。この過程こそが、ブレインストーミングの最大のメリットである。＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋ブレインストーミング後の情報整理発想を多量に生産するブレインストーミング法では、アイデアを整理する必要がある。整理法については、以下に挙げる方法がよく用いられる。KJ法による整理 マインドマッピング

プロジェクトの統合について

プロジェクトの統合において問題発生現状：今週から途中参加することになったプロジェクトだが、規模が大きいため、９チームに分けて管理しており、チームごとに、WBSをブレークダウンして進捗などを管理。９Projectのデータ統合などが、手動で行われているため、CPI、SPI、ACWPだけを絞り込むだけで、丸一日かかっている。。。（）問題：効率アップ、管理強化のため、Projectの統合を考えているが、Projectのメニュー[挿入]→[プロジェクト]を利用して、９Projectファイルを統合したところ、データに間違いが発生。一部タスクの完成率が変更し、BCWS、BCWP、ACWPなどが正しく統合できない。考えられる原因：【１】　２Projcetの金額単位（元）がほかのProject（ドル）と違っている。【２】　同じリソース（メンバー）が、複数Projectに入っている。対策：【１】　金額単位を統一。【２】　（検討中）　　　　[プロジェクトへリンク] チェック・ボックスをオフにした場合、　　　　最初のリソース名、および支払い単価やリソース カレンダーなどの情報は、　　　　2 番目以降のリソース名および情報に上書きされる。　　　　何か、ほかの方法は？？？

QTP導入

今年から、QTPを導入することに。今、新しいプロジェクトで、パイロット中ですが、あまり順調ではない様子です。＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋QuickTest　Professional（QTP）はアプリケーションの機能テストを自動化・効率化する分散型自動機能テストソリューションです。アプリケーションの結合テスト、システムテスト、受け入れテストの品質向上と効率化に絶大な効果を発揮します。 QTPの特徴テストスクリプトのすばやい実行不具合を正確に再現……ソフトウェアの不具合を容易に再生企業環境全体をカバー……各種OSやブラウザ上でテストスクリプトを実行可能テスト計画を完全にカバー……アプリケーションの品質を正確に計測●ソフトウェアのブラックボックステストを自動化●スクリプトをテスト資産として再利用可能●常に同じレベルのテストを実行●夜間などに無人でテスト●複数OS上で稼動するアプリケーションや頻繁に更新されるアプリケーションなどのテストに有効 HP Software QuickTest Professional（QTP）は、主要なアプリケーションの機能テストおよび回帰テストを自動化し、高品質アプリケーション構築に不可欠なテストの効率を劇的に向上させる業界最高のソリューションです。QTPはテストスクリプトの作成と保守を容易にする「キーワード駆動型テスト機能」を採用した次世代の自動テストソリューションで、独自のキーワード駆動型テスト機能により、QA（品質保証）エンジニアはキーワードビュー画面でテストスクリプトの作成やデバッグなど、全てのテストおよびオブジェクト・プロパティにアクセスできます。 ●アイコンベースの直感的な操作と設定により、テスト担当者の知識レベルに左右されず短期間で習得が可能。 ●業界随一の使いやすさと広範なサポート環境によって、テスト期間の短縮と短期のROIを実現。 ●手動テストでは見落としがちな画像情報などを正確に検証。●自動テストの次世代テクノロジである「キーワード駆動型テスト機能」をQTPに導入し、迅速なテスト作成、より簡単な管理、より強力なデータ駆動機能を実現。●ビルド間でオブジェクトが変更されても、Unique Smart Object Recognitionを使用してオブジェクトを識別し、信頼性のある無人スクリプトの実行が可能。●Recovery Managerは、予測しなかったアプリケーションイベントも処理するため、常時（24時間365日）テストが容易になり、テストプロジェクトの期日内にテストの終了が可能。●自動ドキュメンテーション機能により、テストの作成時に平易な日本語文が自動的に付加され、テストの理解と保守性が格段に向上。●統合データテーブルを介して、すべてのオブジェクト定義、メソッド、チェックポイント、出力値をデータ駆動可能。●柔軟な結果レポートにより、不具合を迅速に突き止めて診断。●チェックポイントを補完することによって、アプリケーションの徹底的な検証が可能。 ●短時間のトレーニングで複雑なテストの作成が可能に。●広範な環境、データセット、ビジネスプロセスに対する完璧な機能テストを容易に実施可能に。●結果レポートによる開発者への正確な不具合情報を提供することで、迅速なバグ修正を実現。●変更が繰り返されるアプリケーションや環境における回帰テストが容易に。●自動化された共有のテスト資産、関数、オブジェクトリポジトリにより、テスト担当者ワークグループでのコラボレーションが実現。●高品質の製品やサービスを提供することで、最終的に企業の売上と利益の向上に貢献。 テストの作成はQTPの記録機能を利用し、テストオペレーションを記録。そのオペレーションの中で確認するポイントをGUIにて設定していきます。この記録した内容はVBScriptsベースのスクリプトとなり、このスクリプトを変更することで、さまざまなテストを入れていくことが可能です。 QTPにはアドインという機能追加の仕組みがあり、オプションのさまざまなアドインを利用することでリッチクライアントへの対応など、さらに多くのアプリケーションのテストを実現できます。また、HP Software Business Process Testingと連携することで、ERPアプリケーションの業務プロセスのテスト自動化も行えます。 QTPはHP　Software Quality Centerに位置付けられる製品の1つで、テスト計画、テスト要件管理、不具合管理を実現するHP Software TestDirectorと連携することで、QTPで見つかった不具合の登録やQTPを利用した回帰テストの実現、スケジューリングされたテストの実行を行えるようになっています。 また、負荷検証ツールのHP Software LoadRunnerとも連携でき、負荷をかけながらの機能テストの実施やQTPを利用した負荷検証用の環境作りなど、HP Softwareが提供するさまざまな製品と連携することでテスト工程の短縮やテストカバレッジの向上を実現できるようになっています。 （1）キーワードビュー画面アイコンベースのスクリプト作成により、マウス操作でテストシナリオの作成が可能（2）アクティブスクリーンテスト対象アプリの画面イメージを常時表示することで、テストの理解度が向上テスト結果レポート画面不具合個所を明確に示す展開可能なツリービューなど、テスト結果の概要を表示また、エラー時のスナップショット（ピンクで囲まれた部分）があることにより、実行内容を直感的に把握する事が可能CPU：Pentium3以上のマイクロプロセッサ（Pentium4以上を推奨）を搭載したIBM-PCまたは互換機OS：Windows 2000 SP4／ Windows XP SP2（32bit）、Windows XP SP1（64bit）／ Windows Server 2003 SP1（32bit）、Windows Server 2003 R2（32bit x86）メモリ：256 MB以上（512 MB以上を推奨）ブラウザ：Internet Explorer 6.0 SP1、7.0 Beta 1／Netscape Browser 8.0 、Mozilla FireFox 1.5

SPSS導入にあたって_勉強メモ4_分析_後編

散布図散布図散布図とは、縦軸と横軸に２つの量的変数を置き、データをプロットして変数間の関連を視覚的に表す図です。 １：メニューバー→グラフ→散布図を選択します。 ２：散布図ダイアログが開くので、単純を選択し、定義をクリックします。 ３：単純な散布図ダイアログが開くので、関連性を調べたい変数をＹ軸とＸ軸に移動させ、OKをクリックします。今回は年齢と年収の関係について調べたいので、Ｙ軸に年収、Ｘ軸に年齢を移動させてください。ただし、無職の場合は年齢と年収の関係が薄いと予想されるので、あらかじめ分析対象から除外しておきます。その方法についてはケースの選択をご覧ください。 ４：出力画面が開き、年齢と年収の関係を表した散布図が表示されます。 ケースの選択分析をする際に、分析に必要のないデータが入っている場合、あらかじめケースの選択で必要のないデータを除外しておく必要があります。 １：メニューバー→データ→ケースの選択をクリックします。 ２：ケースの選択ダイアログが開くので、選択状況のIF条件が満たされるケースにチェックを入れて、IFボタンをクリックします。 ３：ケースの選択：IF条件の定義ダイアログが開くので、右上の枠にケース選択のための式を作ります。式の作り方は、 ケースの選択を行う変数＝選択するケース（除外しない）の値ラベル です。これだけでは分かりにくいので例を挙げてみましょう。今回は「労働状況」のケースの選択を行います。労働状況は、「フルタイム」「パートタイム」「一時休職」「失業中」「退職」の５種類です。この中から無職である「一時休職」「失業中」「退職」のデータを除外し、「フルタイム」「パートタイム」のデータだけを残します。 １）左の枠から「労働状況」を選択し、右側の枠に移動させる。２）右下のボタンの中から「＝」をクリックして入力。３）「フルタイム」の値ラベルである"１"を入力。４）右下のボタンの中から「｜」をクリックして入力。これは"または"の意味です。５）１～４を繰り返し、「労働状況＝２（パートタイムの値ラベル）」の式を入力する。 すべて入力すると下記のようになります。 これで、労働状況が「フルタイム」または「パートタイム」ならケースが選択され、それ以外は除外されることになります。式を入力したら、続行をクリックします。 ４：ケースの選択ダイアログに戻ってOKをクリックすると、選択されていないケースの番号に斜線が入り、分析などから除外されます。 相関係数相関係数とは、二つの量的変数の相関関係の程度を表す数値です。たとえば一方の値が増えるにつれてもう一方の値も増える場合、それは正の相関があるといい、逆に一方の値が増えるにつれてもう一方の値も減る場合、それは負の相関があるといいます。相関係数は－１から１の間の実数値をとり、１に近いほど正の相関が強く、－１に近いほど負の相関が強いということを表します。０は無相関です。相関が強いほど、散布図の形は斜め４５度の直線に近くなります。 １：メニューバー→分析→相関→２変量をクリックします。 ２：２変量間の相関分析ダイアログが開くので、左の枠から相関係数を調べたい２変数を選んで、変数ボックスに移動させます。今回は年齢と年収の相関関数を調べたいので、年齢と年収を移動させてください。 ３：相関係数の中のPearsonにチェックを入れ、OKをクリックすると、出力画面が開いて相関係数が出力されます。 ただしここで出力された相関係数は、有意であるかどうかの検定が必要です。相関係数を出力すると、同時に有意確率（両側）の値も出力されます。この有意確率の欄にアスタリスク（＊）が一つ表示されている場合は５％水準で有意、二つ表示されている場合は１％水準で有意であることを表します。上記の例の場合、相関係数は0.204となっていますが、有意水準の欄にアスタリスクが表示されていないため、統計的に有意であるということはできません。

SPSS導入にあたって_勉強メモ4_分析_中編

t検定ｔ検定ｔ検定とは、ある量的変数を２つの値をとる質的変数（男性・女性、同じ調査の一回目と二回目など）で分け、その平均値の差を検定することで２群の間に関連性があるかどうかを調べます。ｔ検定は仮説を前提として検定を行うため、先に仮説（帰無仮説）を立てる必要があります。 １：まず検定を始める前に、仮説を立てます。例えば「男女間で平均年収に差があるか」という問題について検定を行いたい場合、「男性の平均年収と女性の平均年収には差がある」という仮説と、「男性の平均年収と女性の平均年収には差がない」という仮説の二つが立てられます。さて、仮説を立てる際には結果についてある程度の予想があると思います。自分が正しいだろうと思う仮説を対立仮説、間違っているだろうと思う仮説を帰無仮説とします。ｔ検定は帰無仮説を対象に行い、その帰無仮説を棄却（間違ってると証明）することで対立仮説が正しいことを証明します。したがって帰無仮説は棄却されることを期待して検定を行うのです。今回は「男性の平均年収と女性の平均年収には差がない」という帰無仮説を立て、検定を行います。 ２：メニューバー→分析→平均の比較→独立したサンプルのＴ検定をクリックします。 ３：独立したサンプルのＴ検定ダイアログが開くので、検定したい変数を検定変数のボックスに、検定する変数を二つに分ける質的変数をグループ化変数のボックスにそれぞれ移動させます。今回は男女間の年収の検定を行いたいので、「年収」を検定変数に、「性別」をグループ化変数に移動させます。なお、有意水準５％の両側検定を用いるとします。 ４：グループの定義ボタンをクリックするとグループの定義ダイアログが開くので、どのようにグループ分けをするかを指定します。このとき値ラベルを使用している場合は値ラベルの数字で指定します。例えば男性と女性で分ける場合、男性＝１、女性＝２なので、特定の値を使用を選択して、グループ１とグループ２にそれぞれ"１"と"２"を入力します。また、グループに含まれる項目が一つでない場合、例えば高校以下（高校未満、高校）と短大以上（短大、大学、大学院）で分けるときは、分割値を選択し、境界値を入力します。この場合は短大の値ラベル"２"を入力します。今回は男性と女性で分けたいので、特定の値を使用を選択し、グループ１に"１"をグループ２に"２"を入力して続行をクリックしてください。 ５：独立したサンプルのＴ検定ダイアログに戻ってOKをクリックすると、出力画面が開いてＴ検定の結果が出力されます。 結果の読み方１：出力された結果には、それぞれの項目について等分散を仮定する。と等分散を仮定しない。の二つの値が出ています。このどちらの値をとるかを決定するには、等分散性のためのLeveneの検定の有意確率を読み取ります。この数字が ＞.05なら等分散を仮定する。を、＜.05なら等分散を仮定しない。を見ればいいでしょう。今回の例では有意確率は.370>.05なので、等分散を仮定する。の値を読み取ります。 ２：次に必要な値は、有意確率（両側）です。この値が有意水準0.05より小さければ、帰無仮説は棄却されます。今回有意確率の値は.001（＜0.05）なので、帰無仮説「男性の平均年収と女性の平均年収には差がない」は棄却され、代わりに対立仮説「男性の平均年収と女性の平均年収には差がある」を採択します。 *****************************************************************カイ2乗検定カイ２乗検定カイ２乗検定とは、二つの質的変数について、期待値と実際の観測値のズレを評価することで関連性があるかどうかを調べます（独立性の検定）。このとき「２つの質的変数の間に関連性がある」を帰無仮説、「２つの質的変数の間に関連性はない」を対立仮説として検定を行います。 １：まずはクロス集計表を作成します。メニューバー→分析→記述統計→クロス集計表をクリックします。２：クロス集計表ダイアログが開くので、関連性を調べたい変数をそれぞれ行と列に移動させ、統計ボタンをクリックします。今回は性別と最終学歴との関連性を調べたいので、「性別」を行に、「最終学歴」を列に移動させてください。このとき「性別と最終学歴の間に関連性がある」を帰無仮説、「性別と最終学歴の間に関連性はない」を対立仮説とします。 ３：クロス集計表：統計量の指定ダイアログが開くので、カイ２乗にチェックを入れて、続行をクリックします。 ４：クロス集計表ダイアログに戻ってOKをクリックすると、出力画面が開いてカイ２乗検定の結果が出力されます。 結果の読み方１：出力された結果からPearsonのカイ２乗の漸近有意確率（両側）の値を読み取ります。この例の場合、.610になります。 ２：漸近有意確率（両側）を有意水準と比較し、＜有意水準なら帰無仮説を棄却、＞有意水準なら帰無仮説を棄却できません。今回の例では、有意水準0.05と比較したとき、漸近有意確率（両側）＝0.610＞有意水準＝0.05より、帰無仮説は棄却できません。 *****************************************************************

SPSS導入にあたって_勉強メモ4_分析_前編

記述統計データの分析さて、ここまででSPSSへのデータの入力や表の作成を行ってきました。しかしそれだけではExcelで出来ることも多く、SPSSを使いこなしているとは言えません。SPSSの本領はここからです。複雑なデータの分析などを簡単な操作で行うことが出来ます。是非様々な分析に役立ててください。 基礎統計量それではまずデータの基礎統計量をみてみましょう。基礎統計量とは、データがどのような特徴を持っているかを表す値のことです。平均や中央値といった値をみることができます。 １：メニューバー→分析→記述統計→記述統計をクリックします。 ２：記述統計ダイアログが開くので、左側のボックスから基礎統計量を見たい変数を選んで反転させ、 ボタンをクリックして右側の変数ボックスに移動させます。今回は年収の基礎統計量を見たいので、「年収」を選んで移動させます。 ３：右下にあるオプションボタンをクリックして、記述統計：オプションダイアログを開きます。平均値、合計、標準偏差、分散、範囲、最小値、最大値、標準誤差全てにチェックを入れ、続行をクリックしてください。 ４：記述統計ダイアログに戻ってOKをクリックすると、出力画面が開いて基礎統計が表示されます。 行と列を入れ替えるにはこうして出力した基礎統計量の表は横に長くなってしまい、見づらい場合があります。そのときは行と列を入れ替えて見やすい表にしましょう。 １：行と列を入れ替えたい表の上でダブルクリックします。するとメニューバーの項目が変わり、新たにピポットが追加されます。 ２：メニューバー→ピポット→行と列の入れ替えをクリックします。すると以下のように行と列が入れ替わります。 代表値の意味基礎統計量で示された代表値は何を表しているのでしょうか。ここではその意味を説明します。 平均値：観測されるデータから、その散らばり具合を "平らに均す" ことによって得られる値。 最頻値：観測したデータの中で最もよく現れる（度数が多い）数値。モードとも呼ぶ。 中央値：データを大きさ順に並べたとき、中央にくる数値。メディアンとも呼ぶ。 最小値：観測したデータの中で最も小さな値。 最大値：観測したデータの中で最も大きな値。 合計：データの値を全て足して得られる値。 範囲：最大値から最小値を引いた値。データの範囲を示す。 分散：平均値と各データ値との差（偏差）を二乗し、それを平均したもの。データの散らばり度合いを示す。値が小さいほどデータが平均値のまわりに集まっている。 標準偏差：分散の正の平方根。 *****************************************************************区間推定母集団の推定これまでは記述統計で集めたデータについての値をみてきました。しかし実際には、調べたい規模のデータを全て集めるのは大変なことです。たとえば全国の人の年収の平均を調べたいと思っても、そのデータを全て集めることはほぼ不可能でしょう。そこで区間推定を用いて、集めたデータを基にもっと大きな集団の値を推定してみます。 １：メニュー→分析→記述統計→探索的をクリックします。 ２：探索的分析ダイアログが開くので、左側のボックスから区間推定したい変数を選び、 ボタンをクリックして従属変数のボックスに移動させます。今回は年収の区間推定をしたいので、年収を選んで移動させます。 ３：下の統計ボタンをクリックし、探索的分析：統計ダイアログを開きます。記述統計量と外れ値にチェックを入れ、平均値の信頼区間を９５％にして続行をクリックしてください。 ４：探索的分析ダイアログに戻ってOKをクリックすると、出力画面が開いて区間推定が出力されます。 ここで注目すべきは平均値の９５％信頼区間です。下限と上限の値が出ていますが、これは母集団の年収の平均が９５％の確率で306.90万円と403.80万円の間に含まれると推定されることを意味します。この確率は探索的分析：統計ダイアログの平均値の信頼区間で変更できます。 *****************************************************************

SPSS導入にあたって_勉強メモ3_表・グラフの作成_グラフ

棒グラフ棒グラフの作成SPSSでは様々な種類の棒グラフを作ることができます。しかしそれらをすべて説明するのは難しいので、ここでは一番単純な棒グラフの作り方を説明します。 １：メニューバー→グラフ→棒をクリックします。 ２：棒グラフダイアログが開くので、単純を選択し、図表内のデータからグループごとの集計を選択して定義をクリックします。 ３：単純な棒グラフの定義：グループごとの集計ダイアログが開くので、左のボックスから棒グラフを作りたい変数をカテゴリ軸に移動させてOKをクリックしてください。今回は最終学歴のグラフを作りたいので、「最終学歴」を選んで移動させます。 ４：出力画面が開き、年齢階級別の人数を表した棒グラフが表示されます。 *****************************************************************パレート図パレート図の作成パレート図とは、棒グラフと折れ線グラフを組み合わせた複合グラフです。棒グラフを出現度数の大きい順に並べ、その累積和を折れ線グラフで表します。 １：メニューバー→グラフ→パレート図をクリックします。 ２：パレート図ダイアログが開くので、単純を選択し、図表内のデータからグループごとの度数または合計を選択して定義をクリックします。 ３：単純なパレート図の定義：グループごとの度数または合計ダイアログが開くので、左のボックスからパレード図を作りたい変数をカテゴリ軸に移動させてOKをクリックしてください。今回は、最終学歴のパレート図を作りたいので、「最終学歴」を選んで移動させます。 ４：出力画面が開き、最終学歴のパレート図が表示されます。 *****************************************************************箱ひげ図箱ひげ図の作成箱ひげ図は、度数の分布の概要をコンパクトに表した図です。真ん中のボックス（箱）と上下に伸びる線（ひげ）で構成されることからこの名前がつきました。 １：メニューバー→グラフ→箱ひげ図をクリックします。 ２：「箱ひげ図」ダイアログが開くので、単純を選択し、図表内のデータからグループごとの集計を選択して定義をクリックします。 ３：単純な箱ひげ図の定義：グループごとの集計ダイアログが開くので、左のボックスから関係を見たい変数を変数とカテゴリ軸に移動させてOKをクリックします。今回は性別と就学年数の関係のグラフを作りたいので、「就学年数」を変数の欄に、「性別」をカテゴリ軸の欄に移動させてください。 ４：出力画面が開き、性別と年収の関係を表した箱ひげ図が表示されます。 箱ひげ図の読み方さて、この箱ひげ図は普段あまり見慣れない図だと思いますので、簡単に読み方を説明しておきます。箱ひげ図はデータの分布を見るのに適した図です。ひげがデータの広がりを表しています。ひげは中央のボックスから内境界点より内側にあり、最も近い隣接値まで引かれています。ボックスはデータを小さいほうから順に並べて、全体を4つに等分したときの第１・四分位数から第３・四分位数までを囲んでいます。太線は中央値です。ひげより外側にある値は、外れ値となります。イメージしにくいという人は、度数分布表を上から見た図だと考えてください（正確には違いますが、そう考えると分かりやすいと思います）。分かりやすいように図で説明すると以下のようになります。

SPSS導入にあたって_勉強メモ3_表・グラフの作成_表

クロス集計表クロス集計表の作成（以降で利用するデータ例はここを参考）クロス集計表とは、２つの項目を基に表を作り相互の関連性を調べる表のことです。 １：メニューバー→分析→記述統計→クロス集計表をクリックします。 ２：クロス集計表ダイアログが開くので、行と列に指定したいものを選択し、それぞれ行と列のボックスに移動させます。今回は性別と最終学歴の関連を見たいので、「性別」を行に、「最終学歴」を列に移動させてください。 ３：OKをクリックすると、出力画面にクロス集計表が表示されます。 パーセンテージの表示上で作成したクロス集計表では、実際の度数で表示されていますが、これをパーセンテージで表示することもできます。 １：メニューバー→分析→記述統計→クロス集計表をクリックします。 ２：クロス集計表ダイアログで行と列を指定したら、セルボタンをクリックします。 ３：クロス集計表：セル表示の設定ダイアログが開くので、パーセンテージの行、列、全体の中から、パーセンテージを表示させたいものにチェックを入れ（※）、続行をクリックします。今回は３つ全てにチェックを入れてみましょう。 ※選択した項目を100％ととしたパーセンテージを表示します。 さてこの表の見方ですが、「度数」の下に「性別の％」「最終学歴の％」「総和の％」が表示されています。これは上から順に「行に対する％」「列に対する％」「全体に対する％」です。したがって「性別の％」では行合計が、「最終学歴の％」では列合計が、「総和の％」では全体の合計がそれぞれ100％になっています。自分が調べたいことに合わせて、それぞれ使い分けてください。 *****************************************************************度数分布表度数分布表の作成度数分布表とは、ケース全体をいくつかの階級に分けて区切り、それぞれの階級にいくつのケースが分布しているのかを示す表のことです。 １：メニューバー→分析→記述統計→度数分布表をクリックします。 ２：度数分布表ダイアログが開くので、左側のボックスから度数分布を見たい変数を選んで反転させ、 ボタンをクリックして右側の変数ボックスに移動させます。今回は最終学歴の度数分布を見てみたいので、「最終学歴」を選んで移動させます。 ３：OKをクリックすると、出力画面が開いて度数分布表が表示されます。 このように度数分布表を作成することで、どの階級にいくつのケースがあるか一目で分かるようになります。 値の再割り当て次に年齢の度数分布を見てみましょう。上の最終学歴と同じ手順で、今度は年齢の度数分布表を作成してください。このとき手順２のところで変数ボックスに何か変数が入っているときは、 ボタンをクリックして左のボックスに戻しておいてください。作成すると以下のような表が出力されます。 この表では確かに階級ごとの度数が表示されていますが、区切りが細かくて見やすい表とはいえません。そこで次に、１０代、２０代、３０代、のように階級をいくつかにまとめた表を作ってみます。 １：データビューに戻ってメニューバー→変換→値の再割り当て→他の変数へをクリックします。 ２：他の変数への再割り当てダイアログが開くので、左のボックスから年齢を選んで、右の入力変数 -> 出力変数ボックスに移動させます。 ３：右の変換先変数の名前の欄に年齢２と入力し、変更をクリックします。 ４：今までの値と新しい値ボタンをクリックし、他の変数への値の再割り当て：今までの値と新しい値ダイアログを開きます。 ５：左側の今までの値の中から範囲(N)を選択します。 ６：範囲(N)の下にある左側の枠に０を、右側の枠に９を入力し、新しい値の値の枠に０を入力して追加をクリックします。（これで０歳から９歳までが０代としてひとくくりにされます）同様に、左側の枠に１０、右側の枠に１９、値の枠に１０を入力して追加。左側の枠に２０、右側の枠に２９、値の枠に２０・・・・・といった具合に、この作業を８０代まで繰り返してください。 ７：入力が終わったら続行をクリックし、他の変数への値の再割り当てダイアログのOKをクリックします。 ８：データビューを見てください。一番右の列に「年齢２」という変数が追加されているはずです。ここでは10歳代の人は10、20歳代の人は20に区分されています。小数が表示されているので、変数ビューに切り替えて小数桁数を0にしてください。 ９：この「年齢２」を使えば、年代ごとに区切られた度数分布表を作成することが出来ます。今回は度数分布表だけでなくヒストグラム（方法は以下に記載）も同時に作成してみます。 ヒストグラムヒストグラムとは度数分布表をグラフにしたものです。形状は棒グラフに似ていますが、棒グラフがデータの値を棒の高さで表すのに対し、ヒストグラムはデータの個数を高さで表します。ここでは度数分布表とヒストグラムを同時に作成する方法を説明します。 １：メニュー→分析→記述統計→度数分布表をクリックします。 ２：度数分布表ダイアログが開くので、さきほど値の再割り当てで作成した「年齢２」という変数を右側の変数ボックスに移動します。このときすでに別の変数が変数ボックスに入っているなら、 ＜｜をクリックして、左のボックスに戻しておいてください。 ３：図表ボタンをクリックして、度数分布表：図表の設定ダイアログを開きます。図表の種類の中からヒストグラムを選択して、続行をクリックしてください。 ４：度数分布表ダイアログに戻ってOKをクリックすると出力画面が開き、度数分布表とヒストグラムが表示されます。 最初に作った度数分布表に比べてずいぶんすっきりとして見やすくなりました。このように階級の数が多すぎるときは、いくつかをまとめて大きな区切りを新たに作り、それから度数分布表を作成するようにしてください。

SPSS導入にあたって_勉強メモ2_データ入力_続き

続き************************************************************データビューデータ入力１：メニューバー→表示をクリックして、値ラベルのチェックがオフ（チェックがついていない状態）になっていることを確認します。 ２：データを入力していきます。「Ｑ２」「Ｑ３」「Ｑ４」については値ラベルを設定してあるので、文字を打ち込む必要はありません。例えば「Ｑ２」で男なら”１”、女なら”２”と、設定してある値ラベルの数字を入力します。「Ｑ３」「Ｑ４」も同様です。すべて入力すると以下のようになります。 値ラベルの表示データの入力は完了しましたが、このままでは数値表示のままなので表としては見にくいと思います。そこで値ラベルを数値表示ではなく、元の文字表示に切り替えてみます。メニューバー→表示→値ラベルをクリックし、値ラベルのチェックをオンにすると、文字表示に切り替えることができます。 データの挿入新しい行や列を追加したい場合には、データの挿入を使います。 １：挿入したい行の左端にある数字、または列の頭の変数名をクリックして、色を反転させます。 ２：行を挿入する場合は、メニューバー→データ→ケースの挿入をクリックします。列を挿入する場合は、メニューバー→データ→変数の挿入をクリックします。 印刷データの件数が多くなると入力ミスも多くなります。入力を終えた後は、印刷して間違いがないかを確認するようにしましょう。面倒かもしれませんが、正しい分析結果を得るためには必要な作業です。 ************************************************************出力画面出力画面グラフの作成や分析を行うと、出力画面に結果が表示されます。これはデータエディタとは独立しており、保存の際にはデータエディタと別に保存しなければなりません。また、複数のグラフを作成しても、一つの出力画面に出力されます。グラフの作成方法や分析方法は後で説明しますが、ここでは出力画面の編集について先に説明します。ここでは最終学歴の棒グラフを例にとって説明していきます。グラフを作成すると以下のように出力画面が開きます。 タイトルを編集するグラフなどを出力すると、一番上にタイトルが付きます。例では「グラフ」となっている部分です。これは文字の上でダブルクリックすることで編集することができます。※ただし、場合によっては入力した文字が文字化けしてしまうことがあります。これはもともとSPSSが日本語入力にしっかりと対応していないためです。 図表エディタ出力されたグラフをダブルクリックすると、図表エディタウィンドウが開き、グラフの編集を行うことができます。編集したいところをダブルクリックしてプロパティウィンドウが開き、数値や色等を変更してください。 ************************************************************ファイルの操作Excelファイルの読み込み１：SPSSを起動し、SPSS 12.0J for Windowsダイアログをキャンセルをクリックして閉じます。 ２：メニューバー→ファイル→開く→データをクリックして、ファイルを開くダイアログボックスを開きます。 ３：ファイルの種類をExcel(*.xls)に変更して読み込むファイルを指定し、開くをクリックします。 ４：Excelデータソースを開くダイアログボックスが開くので、データの最初の行から変数名を読み込む（詳しくは下記参照）にチェックを入れて、OKをクリックします。このときワークシートが複数ある場合はどのワークシートを開くのか、またその中で特定の範囲のみを開きたい場合はその範囲を指定してください。 データの最初の行から変数名を読み込むExcelでは変数名をデータシートに打ち込むため、そのままSPSSに取り込んだ場合、その変数名を変数として扱うこととなってしまいます。ファイルを開いてからいちいち直すのでは面倒なので、あらかじめ設定しておくと便利です。データの最初の行から変数名を読み込むにチェックを入れておくと、最初の行を変数名として扱ってくれるようになります。最初の行に変数名が入っていないという場合は、このチェックを外しておきましょう。 ファイルの結合SPSSでは、二つのファイルのデータを結合することができます。データの数が多く、数人で別々に入力を行った際などに便利です。ファイルの結合には以下の二種類があります。 結合するデータがケースである場合変数が同じで、ケースが異なる二つのデータファイルの結合には、ケースの追加を使用します。 １：メニューバー→データ→ファイルの結合→ケースの追加をクリックします。 ２：「ケースの追加：ファイルの読み込み」ダイアログが開くので、結合するデータファイルを選択し、開くをクリックします。 ３：「ケースの追加：[ファイル名]からの追加」ダイアログが開くので、結合する変数が新しい作業データファイルの変数にあることを確認して、OKをクリックします。 ただし、結合は二つのファイルの変数が同じでないとうまくいきません。以下のような場合、その変数は対応のない変数として扱われ、結合から除外されます。 ・二つのファイルの変数名が一致しない変数。・一方のファイルで数値型データとして定義し、他方のファイルで文字型データとして定義した変数。・幅が等しくない文字型変数。 これらの変数を結合するには、ファイルの変数ビューを開き、変数を一致させてください。 結合するデータが変数である場合ケースが同じで、変数が異なる二つのデータファイルの結合には、変数の追加を使用します。 １：メニューバー→データ→ファイルの結合→変数の追加をクリックします。 ２：「変数の追加：ファイルの読み込み」ダイアログが開くので、結合するデータファイルを選択し、開くをクリックします。 ３：「変数の追加：[ファイル名]からの追加」ダイアログが開くので、結合する変数が新しい作業データファイルにあることを確認して、OKをクリックします。

SPSS導入にあたって_勉強メモ2_データ入力

変数ビューそれでは実際にSPSSにデータを入力してみましょう。しかしその前に、SPSSでは変数の属性を設定してやる必要があります。属性というのは変数の名前や文字型などのことです。これを設定しておかないと入力がうまくいかないことがあるので、先に変数ビューで属性を設定します。 変数ビューでは次の10項目について設定します。 名前：変数名を入力。 型：変数の型を指定。数値型や文字型などがある。 幅：入力できる文字数を設定。 小数桁数：小数の桁数を設定。 ラベル：記述的な変数ラベルを指定。 値：値ラベルを指定。 欠損値：無回答など欠損値の扱いを定義。 列：列幅を設定。 配置：文字の配置（左、中央、右）を設定。 測定：測定水準を定義。 事例：↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓名前ここには変数名を入力します。例の表で言うなら「回答番号」「Ｑ１」「Ｑ２」「Ｑ３」「Ｑ４」の部分が該当します。変数名を入力する際には以下の点に注意する必要があります。 →変数名は数字や記号で始めることはできません。 →変数名はピリオドで終わらせることはできません。 →変数名を下線で終わらせることは避けてください。 →名前の長さは、64 バイトを超えることはできません。64バイトとは、半角なら64文字、全角なら32文字です。 →スペースおよび特殊文字 (たとえば、!、?、’、*) は使用できません。 →各変数名に同じ名前を使ってはいけません。 →ALL、AND、BY、EQ、GE、GT、LE、LT、NE、NOT、OR、TO、WITHは変数名として使用できません。 型ここではデータの種類を設定します。データ型には、数値、カンマ、ドット、科学的表記法、日付、ドル、通貨フォーマット、文字型の8種類があります。 [数値]　値が数値である変数。[カンマ]　 3 桁ごとにカンマで区切り、小数点にピリオドを使用した値が表示される数値変数。[ドット]　 3 桁ごとにピリオドで区切り、小数点にカンマを使用した値が表示される数値変数。[科学的表記法]　10のべき乗で値が表示される数値変数。[日付]　日付や時間を表示する数値変数。[ドル]　通貨書式がドル（＄）で表示される数値変数。[通貨フォーマット]　 オプションダイアログボックスの通貨タブで定義したユーザー指定の通貨書式で値が表示される数値変数。[文字型]　数値以外の変数。計算には使用されない。 今回は「回答番号」のみを[文字型]に設定し、あとは[数値型]に設定します。 １：定義する変数の「型」セルをクリックします。２：セルの右側に表示される ボタンをクリックして、 変数の型ダイアログボックスを開きます。３：データの型を選択し、OKをクリックします。 さて、ここで「回答番号」が数値型で、「Ｑ２」「Ｑ３」「Ｑ４」が文字型なのではないかという疑問が生じるかもしれません。しかしそうではないのです。「回答番号」は便宜的に割り振った番号であり、それ自体は分析の対象ではありません。したがって[数値型]ではなく[文字型]となります。「Ｑ１」「Ｑ２」「Ｑ３」が数値型になるのは、「値ラベル」という機能を利用するためです。「値ラベル」については後ほど詳しく説明します。 幅ここでは入力できる文字数を設定します。初期設定は”８”になっており、この場合半角8文字まで入力できます。ただし全角の場合は設定値の半分（８の場合は4文字）です。今回は特に変更する必要はありませんので、初期値のままで結構です。 小数桁数ここでは表示される小数桁数を設定します。初期設定は”２”になっており、この場合小数第二位までが表示されます。今回は小数を入力する必要がありませんので、すべて”０”に設定してください。 ラベルラベルとは、データビューで変数の上にカーソルを持っていったときに表示される説明のことです。変数名にはQ1やQ2といった質問番号などをそのまま変数名に割り当てることがあります。その場合もとの質問用紙がなければ、その問いの内容が分かりません。そういった場合に変数ラベルを定義しておくと、質問用紙がなくても質問内容がわかります。 今回は「Ｑ１」のラベルには「年齢」、「Ｑ２」には「性別」、「Ｑ３」には「学歴」、「Ｑ４」には「労働状況」をそれぞれ入力してください。回答番号の欄は空欄のままで結構です。 値ここでは値ラベルを設定します。データを入力する際、数値データの入力は簡単ですが、文字データは入力が煩雑です。そこで値ラベルを設定して、文字データも数字で入力できるようにします。たとえば「男性」「女性」という変数に対し、仮に男性＝１、女性＝２という値を設定してみます。 １：値ラベルを設定する変数の「値」セルをクリックします。２：セルの右側に表示される ボタンをクリックして、値ラベルダイアログを開きます。３：値の欄に仮に設定する数値（半角）を、 値ラベルの欄に本来の値を入力して、追加をクリックします。４：２と３を繰り返して、該当する値に対して値ラベルを設定します。５：すべて設定したらOKをクリックします。 ※値ラベル利用時は、データ型を「数値」に設定しておく必要があります。 今回はそれぞれ以下のように設定してください。「回答番号」と「Ｑ１」は元々数値データのため、設定の必要はありません。 Ｑ２：１＝男性、２＝女性 Ｑ３：１＝高校未満、２＝高校、３＝短大、４＝大学、５＝大学院、９＝無回答 Ｑ４：１＝フルタイム、２＝パートタイム、３＝一時休職、４＝失業中、５＝退職 欠損値ここでは欠損値の値を設定します。欠損値とはデータとして正しくない値、たとえば無回答や選択肢にない値を選択している場合などを指します。その場合そのデータは分析に使えないので、欠損値として定義しておく必要があります。 １：欠損値を定義する変数の「欠損値」セルをクリックします。２：セルの右側に表示される ボタンをクリックして、欠損値ダイアログを開きます３：個別の欠損値を選択し、欠損値として指定する値をボックスに入力し、OKをクリックします。 ※値ラベルを設定している場合は、値ラベルの数値を欠損値として指定します。 今回の例の場合、学歴に無回答があります。無回答は分析には使えないので、欠損値として設定しておきます。無回答は値ラベルを”９”として設定しているので、この”９”を欠損値とします。 列ここでは列の幅を設定します。初期値は８になっており、数字を大きくするとデータビューの列幅が広がります。今回は特に変更する必要はありませんので、初期値のままで結構です。 配置ここでは文字の配置を設定します。”左”、”右”、”中央”の3種類があるので、 ボタンを押して自分が見やすいと思うものを選んでください。 測定ここでは測定した変数の尺度を設定します。尺度とは、測定した変数をその性質に基づいて分類する基準です。尺度には大きく分けて以下の４つのタイプがあります。 ○名義尺度ここでの数字は単なる名前の区別が出来るのみ。数字は便宜的に割り振ったもので大小関係はなく、演算に使うことも出来ない。ex）性別（１＝男性、２＝女性）、電話番号、背番号など○順序尺度順序を判断することが出来る。数字の大小によって比較が出来るが、演算に使うことは出来ない。ex）「大変そう思う」「ややそう思う」「普通」「あまりそう思わない」「全くそう思わない」など○間隔尺度測定値間の差は意味を持つが、比は意味を持たない。したがって加減の演算は出来るが、乗除の演算に使うことは出来ない。ex）温度（３０℃と１５℃の差は１５℃であるが、３０℃は１５℃の２倍ではない）など○比例尺度測定値間の差も比も意味を持ち、加減乗除すべての演算に使うことが出来る。ex）身長、体重、距離など ただしSPSSでは「間隔尺度」と「比例尺度」を合わせてスケールと呼びます。 ボタンを押してスケール、順序、名義の中から当てはまるものを選んでください。今回は「回答番号」と「Ｑ３（性別）」を名義尺度に、「Ｑ４（学歴）」と「Ｑ５（労働状況）」を順序尺度に、「Ｑ２（年齢）」をスケールに設定します。 ************************************************************続きはこちら

SPSS導入にあたって_勉強メモ1_概要

以下内容は「SPSS導入にあたって_その２」で紹介したウェブページの転載です。自己勉強のためのメモですので、詳細はここをご参考ください。＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋SPSSとはSPSSとは、量的調査のデータ処理に用いる統計解析ソフトのことです。データとデータの関連を調べたり、グラフや表の作成などを行うことができ、主に社会調査のデータ分析のために用いられます。 SPSSを使うにあたってさて、SPSSは統計解析ソフトだということは説明しました。統計の計算は手作業だと非常に面倒で、間違いも多くなります。SPSSを使うとそれらの計算をすべてコンピュータが行ってくれるため、非常に便利なソフトといえるでしょう。しかし使いこなすにあたってはある程度の統計の知識は不可欠です。今あるデータの何が知りたいのか、それを知るためにどの分析方法を使えばいいのか、さらに出力結果をどのように読み解くのか。それを行うのは使用者自身です。SPSSは入力されたデータを、統計の法則にしたがって計算するだけに過ぎない、ということを覚えておきましょう。SPSSの画面構成SPSSは主に、データビュー・変数ビュー・出力画面の３つで構成されています。 ◎データビュー：収集したデータを入力する画面。 ◎変数ビュー：変数名や値ラベルなど、変数の属性を定義する画面。 ◎出力画面：分析結果や、作成したグラフなどを出力する画面。 なお、データビューと変数ビューをあわせてデータエディタと呼びます。

SPSS導入にあたって_その２

SPSSの勉強には、このホームページを利用したほうが。。。はじめにhttp://www.seta.media.ryukoku.ac.jp/manual/other_app/spss/index.html基本的な操作http://www.seta.media.ryukoku.ac.jp/manual/other_app/spss/basic/introduction.htmlデータ入力http://www.seta.media.ryukoku.ac.jp/manual/other_app/spss/input/number.html表・グラフの作成http://www.seta.media.ryukoku.ac.jp/manual/other_app/spss/graph/cross.html分析http://www.seta.media.ryukoku.ac.jp/manual/other_app/spss/analysis/statistics.html索引http://www.seta.media.ryukoku.ac.jp/manual/other_app/spss/list/list.htmlこれで、私には分かりやすいし、十分！

SPSS導入にあたって

来月から、SPSS（Statistical Package for Social Science）を導入するそうです。（SPSS：量的調査のデータ処理に用いる統計解析ソフト）で、会社の品質管理部では、「ソフト計量の統計方法」と言うトレーニングを提供。今日と明日、２日のトレーニングですが、正直に言って、ちんぷんかんぷん56ページの教材の中、8割の内容が、計算式。そして一日中、これら計算式を説明（苦笑）。エリートの博士たちは、よく理解しているようですが、私にとっては。。。。。。

ITIL

ITIL（Information Technology Infrastructure Library）イギリス政府が策定した、コンピュータシステムの運用・管理業務に関する体系的なガイドライン。数冊の書籍の形でまとめられており、同政府機関のOGC(Office of Government Commerce)などから入手できる。　1980年代、同政府はITへの投資に対して期待した効果が得られなかったことから、プロジェクトチームを結成してIT活用の先進事例を調査し、模範的な事例(ベストプラクティス)を収集、「ITを活用して業務の遂行を援助する」方法論として体系化した。これがITILである。　ITILでは、コンピュータシステムとその運用管理を、業務の遂行を手助けする「ITサービス」ととらえ、サービスを要求に応じて適切に提供すること、高い投資対効果で継続的に改善していくことを目指している。こうした視点から、運用管理業務を、日常的にユーザが必要なサービスを利用できるようサポートする「サービスサポート」と、サービスを高い投資効率で長期的に改善していく「サービスデリバリー」の2つに分けて考える。そして、両者をそれぞれ5～6個のプロセスに分割し、模範的な事例を示している。 　ITILは包括的なガイドラインであり、何をどのように行なうか詳細に記述されているわけではない。導入にあたっては実際の業務に照らして独自にプロセスを定める必要がある。ITILの適用効果として、運用品質の向上、中長期的な視点でのコスト削減などが期待される。

外国語の会話能力向上に繋がる－TT4YOU

あなたは、何の外国語を勉強しているんでしょうか？英語？中国語？日本語？韓国語？ドイツ語？フランス語？ロシア語？イタリア語？アラビア語？スペイン語？ポルトガル語？・・・・・・・・・・・・会話能力の向上のため、悩んでいませんか？会話練習の相手がほしくありませんか？ほしい？？？だったら、アクセスしましょう。TT4YOUへ此処：http://www.tt4you.com

毎日1語！ことわざ

2008/04/23　　　【乗りかかった船】●読み：のりかかったふね)●意味：乗った舟が岸を離れたからには、途中で下船できないことから、いったん物事を始めてしまった以上、途中でやめることができない。2008/04/22　　　【目は心の鏡】●読み：めはこころのかがみ●意味：目は心の中をそのまま映し出す鏡のようなものである。目を見れば、その人の心がわかるということ。2008/04/21　　　【猫を追うより皿を引け】●読み：ねこをおうよりさらをひけ●意味：その場しのぎの解決策より、根本を正すことが大事だということ。　2008/04/20　　　【笛吹けども踊らず】●読み：ふえふけどもおどらず●意味：準備を整えて誘っても、相手がこれに応じず動かないことのたとえ。2008/04/19　　　【仏作って魂入れず】●読み：ほとけつくってたましいいれず●意味：骨を折って完成させても肝心なところがぬけていること。2008/04/18　　【売り出し三年】●読み：うりだしさんねん●意味：商売は開業当初が経営も苦しく、我慢が必要だが、三年我慢すれば軌道に乗るものだ。2008/04/17　　【金持ち喧嘩せず】●読み：かねもちけんかせず●意味：金持ちは損得に敏感で、喧嘩をすれば損をするので、他人と争うことはしない。また、有利な立場にある者は、細かいことにこだわらず、ゆったり構えているということ。2008/04/16　【英雄人を忌む】●読み：えいゆうひとをいむ●意味：英雄は、自分よりもすぐれた者を忌み嫌うものである。　2008/04/15　【後足で砂をかける】●読み：あとあしですなをかける●意味：世話になった人の恩を裏切るばかりか、去り際にさらに迷惑をかけることのたとえ。　

一番の悩み

私の一番の悩み、それは英単語が覚えられないこと。どうしよう～どうしよう～～どうしよう～～～本を食って、少しでもその内容が覚えられるとしたら、１年でも、2年でも、3年でも、1日3食、英語辞書を食い続けたい気持ちです。が・・・・・・

日本語の勉強

言語は使わないと、すぐ忘れてしまったりするもの。そもそも上手ではない日本語が、もっと下手になっていくことが自分でも感じられます。で、会社の日本語トレーニングに参加することにしました。授業時間は仕事が終わった後、6時半から9時までで、週2回です。本日は、その1回目の授業。今まで知らなかった新しい内容も勉強できたし、ずっと忘れていた内容も思い出すようになりました。日本語の会話チャンスなどがほとんどない私にとって、とても役立ちます。週2回頻度で、できれば年末まで、少なくとも半年ぐらいは、続けていきたいと思っています。

英語の塾

今日は、英語の塾へ行って来ました。今年の目標の一つとして、英語のレベルアップを決めましたが、もう2月も過ぎてしまうとしているのに、勉強は全然進んでいません。で、自律性のない自分にとって、自習は無理だと言う事実を認めて、塾へ通うことに決定しました。また、授業が何ヶ月も続くと、時々出席できなかったり、最後まで続けられなかったりした経験があるので、期間の短いクラスにしました。最初のクラスは、毎週の週末、午後3時半から9時まで、期間は5週間。今年こそ、英語のレベルアップを目指して、頑張ります。ファイト！ファイト！！ファイト！！！

トレーニング：Ｐｒｏｃｅｓｓ　Ｉｍｐｒｏｖｅｍｅｎｔ

本日から、2日のプロセス改善のトレーニングを受けます。今日の講師は、会社のＱＭの1人で、名前はbarry。トレーニングに参加した甲斐があると思います。特に、要求分析など上流工程に関する内容は、結構面白かったです。普段、日本向けのソフト開発の仕事をしていたら、上流工程に触れることはほとんどありません。当社だけではなく、日本向けのオフショア開発をする中国の会社は、詳細設計、ＣＵＴ等下流工程しかやらせてもらえないのが現状。いつか、プロジェクト開発の全ライフサイクルに触れてみたいです。メモは取ってませんが、今日聞いた内容で、結構印象的なものを以下に書いてみます。ーーーーーーーーーーーーー収集する要求：customer needsbusiness requirementuser requirementsoftware requirementーーーーーーーーーーーーー要求の分類：（たとえが面白い）必ず実現するべき機能（実現できないと顧客満足度がマイナス）：　携帯の電話機能、車の疾走機能等実現すれば顧客満足度は向上するが、かなりのコストが必要な機能：　携帯の待機時間、車のガソリン消耗量など実現すれば顧客満足度が向上、且つコストがあまりかからない機能：　携帯の見た目、車の内装など顧客によって必要性が異なる機能：　携帯のbluetoothとカメラ機能、車のライターなどーーーーーーーーーーーーーメトリクス：プロセスがビジネスに適応するかを検証するための作業。↑↑↑メトリクス作業に関するこのような考え方は初耳。面白い～～～ーーーーーーーーーーーーーＲＴＭ（要求追跡マトリクス）のサンプル：とても良くできたＲＴＭのサンプルを見せてもらいました。今までずっと悩んでた有効的なＲＴＭ更新方法が見つかりそうです。特に、要求変更が多発する場合のＲＴＭ更新が。ーーーーーーーーーーーーー見積もりについて入札時、プロジェクト計画時の見積もり方法、手法等について要求定義完了時、詳細設計完了時の見積もりについてーーーーーーーーーーーーーリスクとＤＰのライブラリについてーーーーーーーーーーーーー入札書、ＳＲＳの作成について特にこの部分は、今まで触れたことがなかった内容。ーーーーーーーーーーーーーＤＡＲの方法について、詳しくは説明しなかったのですが、良く使われている方法が15種類ぐらいはあると言われました。フー、聞いたことがあるＤＡＲの実施方法を全部数えても10種類あるかないか。。。（恥）日本向け開発をしていると、何もかも日本側で決められて、こちらは言われた方法で言われたことをやるだけになるので、ＤＡＲとかは。。。。。。上記以外にも、勉強になった内容が色々とおおいですが、とりあえずここまで。12時になる前に、耳がよくなることを祈って、乾杯！

プレゼンテーション

来週重要なプレゼンテーションが有ります。原稿は私が書いたものでは有りませんし、紹介する内容も良く分かりませんが、とりあえず、私が発表することになってしまいました。原稿は、一応読んでいるが。。。。。。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーープレゼンテーション入門http://www.ee.fukui-nct.ac.jp/~yoneda/text/other/presentation/プレゼンテーションとは？　簡単に言えば、ある人が他の人々に、自分の発見した事実や自分の意見、あるいは商品などについて、口頭や機器を用いて説明して、 説得、売り込みをはかる行為を指します。商業目的のプレゼンテーションでは、新製品の発表や、売り込みがこれに当たります。　技術者として、社内での成果報告会や企画の提案、社外での学会発表や新製品の売り込みなど、プレゼンテーションは必要不可欠なものです。技術者に限らず、今後の社会人として身に付けておくべき最低限の技術の一つだと思います。プレゼンテーションの重要性　　プレゼンテーションは、仕事の成果報告やプロジェクト提案などにおいて必要とされる技術です。そのような場面において、その内容が大切になります。しかし、”内容さえ良ければ、発表の方法は重要でない”という考えは賛成することが出来ません。どれほど良い仕事内容、または研究成果だとしても、その内容をきちんと説明することが出来なければ、その仕事が評価されないことがあります。これは製品とコマーシャルの関係にも例えられます。いくら良い製品（技術的に高い製品）を開発しても、コマーシャル、つまりプレゼンテーションが悪ければ、市場では評価されません。逆に、それほど良い製品でなくても、コマーシャルによって市場に受け入れられることもあります。　全体的に見て、日本人はプレゼンテーションが下手な人が多いようです。なぜなら、日本は基本的に一つの言語、閉鎖された環境、同じ習慣を持っている国民ですので、言語によるコミュニケーションの比重を軽く考えがちです。それは、”語らなくても分かる”、”雄弁は銀、沈黙は金”といった考え方や文化が日本にはあるからです。欧米諸国のように国自体が多民族で構成されていたり、国境越えが日常行為であるような生活習慣を持つ国では、コミュニケーション能力が非常に重要視されています。つまり、、異民族の混じった西欧世界では、様々な事柄について話し合わねばなりません。腹芸とか、黙って分かり合うとか、行間を読むといったことがなく、すべてをはっきりと話すことを必要とされます。この様なコミュニケーションに関して欧米型の文化が優れていて、日本の文化が劣っていると言っている訳ではありません。以上のような文化の違いがあるということを述べているに過ぎません。しかし、科学技術の分野では、明確な情報交換を行うために、発表が明快でなければなりません。そのために、日本的な表現の仕方ではなく、欧米的な表現の仕方をする方がより適しています。プレゼンテーション技術のコツとは？　プレゼンテーション技術は、難しいことでも何でもなく、きわめて当たり前、常識的なことがらの集大成です。プレゼンテーションの準備にかける時間や精力は、研究・技術開発・製品開発にかける時間や精力から比べれば、微々たるものでしかありません。しかし、その微々たる努力を怠ったために、研究・技術開発・製品全体が認められないと言うことがあっては、なんとばからしいことです。 　それでは、どうしたらよいプレゼンをすることができるか。それはきわめて簡単なことで、"プレゼンは重要であるという認識を持つこと"に尽きます。つまり、重要であると認めさえすれば、それではどうすればよいプレゼンをできるかという問題意識を持つことになります。すると結果は常識的なことになりまあす。"OHPシートの字は教室の最後尾からでも読めるように大きく書くこと、そのために１ページには１０行以内にすること"、"内容は精選すること"、"聴衆の興味を引くような図やグラフ、写真を用いること"、"カラーを使うこと"、"時間超過しない"、"大きな声ではっきりとしゃべること"、"聴衆の方を向いてしゃべること"などです。これらのことは当然のことであり、誰にとっても実行はきわめて簡単です。研究発表の構成　発表の基本構造は以下のように示すことが出来ます。 表紙（タイトル、所属、名前） 背景・目的 実験（実験方法、実験内容） 結果（実験結果のグラフ、表、解析結果等） 考察 結論 　研究発表、または実験の発表では、まず最初のシートに、タイトル、所属、名前を示します。このときに、内容が良く分かるタイトルを付けることが重要になります。次に実験を行う目的やその実験の背景について説明します。ここで、なぜこの実験や研究を行ったのかについて述べます。ここをはっきりと述べなければ、発表が不明確なります。続いて、実験内容と実験結果について説明します。これらは、必要なものを簡潔に説明するように注意しましょう。全ての実験について説明する必要はありません。最後に結論について述べます。これも長く複雑な言いまわしではなく、簡潔な表現で説明しましょう。　上記の基本構造に当てはまるように、自分の発表内容についてプレゼンテーション用のシートを作成すれば、最低限必要な条件を満たしたプレゼンテーションを行うことが出来ます。しかし、これだけでは、良いプレゼンテーションには不十分です。なぜなら、これは最低限必要条件を満たしただけで、聴衆が聞いてくれることを前提としています。しかし、自分を売り込みたい場合や自分の研究発表に対して興味を強く持ってもらうためには、もっと工夫をする必要があります。　まず、発表の構成を考える際に重要なことは、その発表の目標を明確にすることです。簡単に言えば、「重要な事柄を先に述べ、残りは後で説明する」という手法を取ります。これが科学技術の発表の基本構成です。　一般的に、日本人の話は前置きが長く、なかなか結論を言いません。小説ならば、ゆっくりと背景を述べ、話の伏線があり、最後にあっと驚く事実を示して読者を驚かせても構いません。しかし、10 分程度の短い時間の発表ではそのような構成は適当ではありません。つまり、話の核心の周りをぐるぐる回るだけで、なにが言いたいのかは、最後まで聞かないと分からない、また結局最後まで聞いても良く分からないような発表は、技術開発や科学研究のプレゼンテーションでは適当ではありません。プレゼンテーションでは、「まず核心について話し、その後に詳細について説明する」といった構成にすべきです。　最初に発表用のシートを作成すると、ほとんどの場合はシートの枚数が多すぎたり、発表する内容が盛り沢山になりすぎてしまういます。多くの場合、発表のための時間が決められていて、その時間内に収めるために苦労することになります。ほんの少しのオーバーならば、言葉の工夫で処理することが出来ますが、大きくオーバーするときには根本的に改良を加えなければなりません。せっかくのデータ・文章・図表を切り取るのは難しいものです。しかし、時間内に収めるために、無理に詰めこんで早口で話したり、短時間の説明で次々と新しいデータを見せるようなことをすれば、結局何も伝わらず、その発表自体が失敗に終わってしまう危険性が高くなります。何を発表するのかを明確にしましょう。　発表で述べる文章は、複雑な文章構造を持たせず、文章の一つ一つが明確な意味を持つように単文で構成するべきです。一つの文章で言いたいことは、一つだけを原則にします。また、事実と意見を明確に分けて述べるように注意します。述べていることが事実の発表か、意見の表明かを明確にする必要があります。　結論も明確に述べるようにしましょう。結論一つの項目は、単文一つで述べます。項目はせいぜい三つくらいまでに収めます。言い訳や理由を結論に含めないようにします。発表の心得OHP シートの字が教室の最後尾からでも読めるように大きく書くこと １ シートに 10 行以内にすること 内容を精選し、簡潔な語句にまとめる 図やグラフ、写真を用いること 数式、細かい表やテーブルを避ける カラーを使い、カラフルに！ 大きな声ではっきりとしゃべること 聴衆の方を向いてしゃべること スライドの作成　発表のためのスライドは、コンピューターを用いて作成するのが現在では一般的です。Microsoft PowerPoint などのプレゼンテーション・ソフトは、使用するスライドやオーバー･ヘッド･プロジェクター（OHP）の原図を作成することです。　スライドを作成する際には以下の点に注意しましょう。 スライドシートは、口頭発表は相補うもの 細部にこだわらない グラフや表は簡潔にして、一目瞭然にする １枚のシートを１分で説明出来るようにする 模式図や漫画絵を用いて分かりやすく 文章を書かない “話す”情報と“見せる”情報 原稿の作成　口頭発表を行う場合には、必ず原稿を作成しましょう。原稿を作成するのは、プレゼンテーションにおいて原稿を読み上げるためではありません。原稿を作成することによって、発表する内容を整理することが出来るためです。原稿を作成するときも、長い文章を書かないように注意しましょう。短い単文で文章を作成しましょう。出来るだけ明確な表現を用いて、曖昧な表現を避けるようにしましょう。ボディランゲージアイコンタクトをしよう 聴衆の方を向いて話すこと 目は聴衆を漠然と見るのではなく、特定の人の目を見て話すこと ゼスチャーも大切 発表の注意点予行練習をすること 原稿を持っているだけ（見ない） 読むのではなく話すこと 考えながら話すこと 少しの文章をゆっくりと話すこと 文節で間を取ること 聴衆を見ながら話すこと 手を後ろに組まない 服装はよいものにする 演壇の後ろにたたない 部屋を暗くしない またマイナス効果を持つ身振りをしない 練習なしに良い発表なし上手な発表には練習と努力が必要 前日にちょっと話してみるだけではダメ 練習では声を出して行う 十分な練習は、緊張を少なくする効果があります “話が先天的に上手な人“は努力家 発表は演技すること発表は演技：パフォーマンスである 発表は聴衆を楽しませるためのもので、教えるのではない 自分の成果と意見を明確にすること 出だしを大切にすること プレゼンテーションのハードウェアスライド オーバー・ヘッド･プロジェクター（OHP） 液晶プロジェクター

ビジネスマナー、日本文化のトレーニング

1/31、本日は1日のトレーニングを受けることになりました。内容は、日本文化、ビジネスマナー、日本人の考え方等。講師は、日本で15年ぐらい仕事・生活して戻ってきた大学教授。日本で本も出版されました。講師：徐　晨陽1955年上海生まれ。上海外国語大学卒業。日本聖徳大学修士。現在上海杉達大学助教授。現職のために中国に帰国するまで、日本で15年間生活し、その間、東芝、カシオ計算機、NEC,IBM,サンケイ電気、アンリツ等の企業で研修講師を勤める。現在は中国と日本の文化比較に関する研究を深めている。著書：『東の隣人　中国人の目で見る日本人』　（尚 会鵬と共著）『中国人は恐ろしいか!?―知らないと困る中国的常識 』　（尚 会鵬と共著）本日、受講者へのプレゼントとして、『東の隣人　中国人の目で見る日本人』を10冊持って来ました。幸いなことに、私も1冊頂戴しました。面白そう～～～これから、読んでみたいと思っています。

毎日１語！ことわざ_5

出勤してメールボックスを確認したら、土日の分まで「毎日１語！ことわざ」が３通届いていました。1/7（月）：【愛想尽かしは金から起きる】読み：あいそづかしはかねからおきる意味：女性が男性に対して冷たくなり、別れ話を持ち出したりするのは、　　　お金をあまりもらえなくなったりした時に起こる場合が多い。感想：男って、かわいそう。こりゃ、ストレスが溜まるのね～～～　　　女で生まれてよかった！　　　ところで、　　　男性が女性に対して冷たくなり、別れ話を持ち出したりするのは、　　　どんなときに良く起こるんだろう？？？　　　1/6（日）：【月日に関守なし】読み：つきひにせきもりなし意味：年月を止める関所番がいない。年月が経つのが早いというたとえ。感想：確かに！　　　先月は誕生日、年が一つ増えた上に、　　　何の成果も無いまま、2007年を送ってしまったせいか。。。　　　今年こそ、頑張ろう～～～　　　1/5（土）：【下手が却って上手】読み：へたがかえってじょうず意味：下手な者は丁寧に仕事をするので、　　　かえって立派な仕上げとなる場合があるということ。感想：周りには、立派な人材が溢れている。　　　みんな、修士か、博士。　　　あるいは、東大のような、中国でトップレベルの大学を出ているものばかり。　　　まだまだ若いのに、仕事もちゃんとできているし、頭もいい。。。。。。　　　いつの間にか、自分に少々悲観的になっていたと思う。　　　これがまた、昨年中、焦って失敗ばかり繰り返してきた原因かも。。。　　　でも、もう大丈夫。　　　平常心に戻りました。　　　みんなのように優秀ではなくても、　　　誰より責任を持って丁寧にしたいと思います。　　　自分の能力を、自分をもっと信じることにしました。　　　そして、もっと自信を持てるように、自分のスキルアップに頑張ります。着々と。

毎日１語！ことわざ_4

2007年流行語_日本語俗語辞書より

たけぞうさんのブログ「日本語俗語辞書」から知った辞書リンク：日本語俗語辞書：http://zokugo-dict.com/面白い俗語が満載、いい勉強になります。以下に2007年の流行語をコピーしました。ネットカフェ難民ネットカフェ難民とは、インターネットカフェを宿代わりにしている人のこと。ネットカフェ難民とは家賃が払えず住処を失い、インターネットカフェを宿代わりにして暮らす人のことである。日雇い労働（派遣）という雇用形態で働く若者に多く見られる。また、長時間勤務のため、自宅まで帰ると睡眠時間がなくなることから、職場近くのインターネットカフェで寝泊りする者もある。どちらにしても労働環境・雇用状況の悪さがもたらした産物であり、社会問題のひとつとして注目されている。また、ネットカフェ難民になる所持金もない人の中にはマクドナルドで仮眠するマック難民と呼ばれる人も増えている。どんだけーどんだけーとは、突っ込みを入れる際に使う言葉。どんだけーとは「超～」や「すごい～」と同様に強調する言葉「どれだけ」が崩れたものだが、メイクアップアーティストのIKKOが使ったことから、若者を中心にツッコミを入れる際の言葉として普及。ただし、このどんだけーはもともとギャル語として使われていたものである。2007年春の月９ドラマ『プロポーズ大作戦』で主人公の山下智久が使ったことでも知られる。例えば、大量に食べている人に「どんだけ食うんだよ」と言ったような「どんだけ○○なんだよ」という言葉を略し、どんだけーと感嘆詞的に一言で突っ込みを入れたり、「うそー？」「マジー？」と同様のニュアンスで使ったり、様々な意味合いのツッコミ文句として使われる。どんだけぇ～の綴りで2007年流行語大賞トップテンに入賞。オッパッピーオッパッピーとは、様々な意味で使われる囃子言葉。オッパッピーとは沖縄出身のお笑い芸人“小島よしお”のギャグのひとつで、小島よしお曰く、Ocean pacific peace（オーシャン・パシフィック・ピース：太平洋に平和を）の略とされているが、特に深い意味はなく、囃子言葉と考えてよい。ちなみに太平洋はpacific Oceanであり、オッパッピーでは「太平洋に平和を」という意味にはならない。一説には卑猥な意味合いであったが、ダメ出しが出たために現在の意味になったとも言われる。小島よしお自身は「そんなの関係ねえ！」というネタの合間にオッパッピー（その後、チントンシャンテントンという言葉も使う）を入れ、ネタとネタの繋ぎ的役割で使っている。2007年夏にブレイクしたこのギャグは若者を中心に即座に普及。誰かが冗談を言った際に「面白いー！」といったニュアンスで使ったり、オッパッピーな週末、オッパッピーな子供たちといった様々な形で使われている（特に意味を持たない言葉のため、各々が独自のニュアンスで使用しており、会話の流れからどういったニュアンスで使っているか汲み取る必要がある）。なお、2007年流行語大賞にノミネートされている（入賞は逃している）。 がばいがばいとは、「凄い」を意味する形容詞（本来の佐賀弁とは若干意味が異なる）がばいとは「とても」「大変」という意味の佐賀弁で、「がばいうまか（とてもおいしい）」「がばいきつか（大変疲れた）」といった使い方をする。このがばいを使った島田洋七（漫才コンビB&Bの一人）の小説（自伝小説）「佐賀のがばいばあちゃん」のヒットから「凄い」という意味の形容詞として全国的に普及（ただし、本来の佐賀弁では名詞を修飾する使い方はしない）。自費出版でスタートした小説は2004年に徳間出版から再出版。現在も発行部数を伸ばしており、シリーズトータルでは500万部を超えている。また、2006年には映画化され、こちらもヒット。2007年初めにドラマ化。夏には高校野球で佐賀県立佐賀北高等学校が優勝し、“がばい旋風”という言葉も使われた。なお、2007年の新語・流行語大賞にノミネートもされている（受賞は逃している）。干物女干物女とは、様々な事柄で面倒臭がったり、適当に物事を済ませる女性のこと。干物女とは様々なことに対していい加減だったり、面倒臭がったりする女性のことで、“ひうらさとる”のマンガ『ホタルノヒカリ』からきた言葉である。『ホタルノヒカリ』では主人公の蛍が27歳であることから、干物女は20代後半～30代の女性に対して使われる。2007年7月には綾瀬はるか主演で日本テレビより『ホタルノヒカリ』がドラマ化。キャッチフレーズにも干物女という言葉が使われている。【ホタルノヒカリでの干物女の具体例】・メールの返事は短い＆遅い・簡単な食事なら台所で立って食べる・休日はノーメイク＆ノーブラ・「めんどくさい」「てきとー」「ま、いいか」が口癖・脱毛は夏だけ・美容院はうっかりすると半年ほど行っていない・忘れ物を取りに戻るときは、靴を履いたまま爪先立ちで家にあがる格差婚格差婚とは、収入や家柄、名声などに格差のある二人が結婚すること。格差婚とは収入や家柄、名声などに格差がある二人の結婚のことだが、特に女優：藤原紀香とタレント：陣内智則の結婚を指して使われた（披露宴の席で陣内自身がこの結婚を格差婚と発言するシーンもあった）。そのためか、2007年現在、男性の収入や名声に対し、妻となる人のそれが格段に高いという意を含み、逆玉と同義に使われている。こうした格差婚は昔から本や舞台、映画など様々な形で取り上げられているが、2005年に話題となった『電車男』、更に藤原と陣内が結婚するキッカケとなった共演ドラマ『59番目のプロポーズ』も格差婚（格差恋愛？）を扱い、富や名声より、純粋さやひたむきさを優先することの美徳が注目され始めている背景があった。鉄子鉄子とは、女性の鉄道ファンのこと。鉄子とは菊池直恵（著）のマンガ『鉄子の旅 』から来た言葉で、鉄道ファンの女性を意味する。『鉄子の旅』は2000～2006年にかけ、小学館の月間IKKIで連載されていたマンガで、作者の菊池直恵とトラベルライターの横見浩彦による鉄道紀行という設定。マンガの中の鉄子は女性の鉄道ファンを意味する造語で、特にそういった名前のキャラクターが設定されているわけではない。また、一般にはこうした意味以外に『鉄子の旅』の略称としても使われる。2007年6月から『鉄子の旅』がCSでアニメ化、鉄道アイドルと呼ばれ、『鉄子の旅』にも出演している豊岡真澄の存在もあり、話題にはなっているが、実際に鉄子と呼べる女性が増えているのかは定かでない。 KYKYとは、場の雰囲気・状況を察することが出来ない人のこと。KYとは、現場作業における危険予知のこと。[1] その場の雰囲気や状況などを察する（感じる・掴む）ことを「空気を読む」とも表現する。KYはこの「空気」と「読む」の頭文字で、主に空気が読めない人を意味する。また、逆にそういった人に「空気を読め」と提言する際にも「KY」と耳元で囁くなどして使われる。女子高生がメールのやりとりで使い、普及した。若者の間では以前から使われているが、2007年、こういった頭文字略語の存在が話題となり、広く知られる。[2] KYとは「危険」と「予知」の頭文字である。主に工場や現場作業の際、安全衛星・ゼロ災害運動のひとつとしてKY活動（危険予知活動）という形で使用。炎上炎上とは、ブログのコメント欄に記事及びその投稿者への意見が殺到すること。炎上とは本来、火が燃え上がること（特に大きな建物が火事で燃え上がること）をいうが、これとは別にブログ（Blog）で投稿した記事や投稿者に対し、閲覧者のコメントが殺到するさまを炎上という。また、そのコメントの多くは反対意見や誹謗中傷が多く、中にはコメント投稿が集中し過ぎ、ブログが機能停止となることもある。こうした現象は著名人のブログにのみ起こるわけではなく、普段はアクセスがないような無名個人のブログであっても、記事での発言が問題となり、他のブログや掲示板で問題提議され、炎上することもある。もてぷよもてぷよとは、程好い肉付きでふっくらした女性のこと。もてぷよとは異性から人気があるという意味の「モテる」と、体に脂肪が付いたさまを表す「ぷよぷよ」から成る言葉で、痩せすぎず、ふっくらした体型を指す。もてぷよは女性向けファッション誌『STORY』による造語である。『STORY』は主に40代女性をターゲットにした雑誌だが、そういった層に向け、ふっくらした体型を生かしたモテるファッションの提案としてもてぷよを使い始めている。あくまでモテるぷよぷよであり、ぷよぷよはモテるという意味ではない。また、顔がかわいいぽっちゃり体型をもてぷよ、そうでない場合をデブとする意見もある。お笑いコンビ“インパルス”の堤下敦がJJモデルの土岐田麗子から告白された際、もてぷよは女性だけでなく、男性にも及ぶとして話題になった。

韓国語試験B-TOPIK

本日は、韓国語試験「B-TOPIK」を受けました。1994年高校を卒業した以来、初めての朝鮮語の試験です。もともと、韓国語試験なんか受けるつもりがなかったのですが、姉が試験を受けるので、私は試験友ということで。最初は、もし合格できなかったら恥ずかしくてどうしようって、心配もしてましたが、余計な心配でした。試験問題はチョー簡単。小学校の国語レベル。指定時間の1/3時間でも、十分な感じ。何か、こんな試験を受けに来た自分が、ばかばかしい・・・恥ずかしい・・・

週間報告：毎日１語！ことわざ！_3

週間報告：毎日１語！ことわざ！_2

関連リンク：週間報告：毎日１語！ことわざ！毎日1語！ことわざ　＆　不精と無精

週間報告：毎日１語！ことわざ！

28日から始まった「毎日1語！ことわざ」初めの、週間報告です。追記：27日に申し込んだメールマガ、が、30日は何かのトラブルで、メールが届きませんでした。30日の「海老で鯛を釣る」、および英語のことわざは、スタッフのJimmyさんが教えてくれました。謝謝！謝謝！Jimmyは、男なのに語学に天賦を持っています。英語も日本語もとても上手です。で、今は、日本語のことわざを教える換わりに、英語のことわざを教えてもらうことになってます。（30日のトラブルは別として）一人の勉強は、つまらないものです。勉強だけではなく、食事も、仕事も、遊びも、何でも一人ではちょっと寂しいもの。一緒に勉強してくれる人がいるのも、嬉しいこと。いつまで続くかは分かりませんが、頑張ります。

毎日1語！ことわざ　＆　不精と無精

新しいメールマガを申請しました。メールマガタイトル：「毎日1語！ことわざ」シンプルだから覚えやすい！ その他、ことわざ・四字熟語関連メールマガの申請はこちらから。面白そう～～～＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊追記：本日の日本語勉強今日習った語彙：不精例：筆不精、電話不精、出不精、不精者・・・また、辞書には、「ぶしょう」の漢字として、「不精」と「無精」、二つがありました。ひょっとして、と思って、Googleで調べた結果、チョー面白い文章を見っけ：以下に、その一部を転記します。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーところでこのぶしょうひげの「ぶしょう」、もし漢字で書くとすれば、諸賢はどう書きますか？　不精？　それとも無精？　戦前の辞書は「不精」である。もちろんひげにかぎらない。「筆不精」「不精者」「不精をする」等みな同じ。　戦後の辞書はこれが「無精」になった。「無精髭」「筆無精」「無精者」「無精をする」等々。　なぜだかおわかりでしょうか。　これは、戦後の「当用漢字」（昭和二十一年制定）のせいなのである。　当用漢字というのはまったくシャクシ定規なうるさいもので、文字を制限したのみでなく、一つ一つの字について許容する【よみ：傍点】の範囲を定めた。こうよむのはよろしい、こうよむのはダメ、と。　「無」という字は、無事、無礼、無難、などの語があるから、「ブ」とよんでよろしい。　しかし、「不」は「フ」のみを認める。それ以外はダメ、ときめたのである。　それで「不精」は「無精」になったわけだ。　もちろん「不精」だけではない。「不」を「ブ」とよむのは全部だめなのだから、　不気味→無気味　不器用→無器用　不様（ぶざま）→無様　不粋→無粋というふうに変えた。　しかし現実に、それまでの人は「不精」「不気味」などと書いていたのだから、それものせておきたい、という辞書もある。その際は「無精」のあとに「不（△）精」または「不（×）精」というふうに「だめマーク」をつけてのせた。まったくぶすいな、またぶざまなことであった。　もっとも、「無」にならなかったことばもある。「不祝儀」「不細工」「不器量」などである。これらは、いかな文部省追随の辞典編纂者も、「無祝儀」「無細工」「無器量」ではあんまり変だと思ったのだろう。「だめマーク」を附して、「不」のままでのせてある。　この情況が二十七年間つづいた。　昭和四十八年にいたって、「当用漢字改定音訓表」により、「不」をブとよむのが許容されることになった。戦後の女の子はみなべっぴんになって「不器量」なんてことばは用がなくなったけれど、「不祝儀」や「不細工」はなくならないから、文部省も「ブ」を認めざるを得ないと観念したのだろう。　この改定音訓表は昭和四十五年に国語審議会で承認され公表されているから、おおむねこのころ以後に発行された国語辞典は、「不（△）精」あるい「不（×）気味」などの「だめマーク」をはずしている。　そういうわけであるから、戦後二十七年間に教育を受けた人は学校で、「ブキヨウを『不器用』と書いたらペケですよ。『無器用』がマルですよ。ブショウを『不精』はいけませんよ。ぶしょうしないで『無精』と書きましょうね」と教わったはずである。もっとも国語政策は朝令暮改だから先生のほうも自信がなくて、あまりうるさいことは言わなかったかもしれないが。　昭和四十八年以後は、どっちでもいいことになったのだろう。いやしかし、学校教育において「どちらでもよい」ということはないのかな？　不精と無精、不気味と無気味、おわかいかたはどちらでお習いになりました？　先日の朝日新聞、家庭欄連載「きほんのき」の「ヒゲをそる」に、「無精ヒゲは不潔感を与えるからということでしょうか」とあった。新聞は依然として、「無精」を固守しているようである。　文部省が「ブ」を認めたのはよいことか？　まあ認めないよりはマシだろうが、しかしそもそも文部省ごときが、この字をこうよむのは認める、こうよむのは認めない、などと指図するのが不都合なのであるから、認めようが認めまいが知ったこっちゃない、というのが最も健全な態度だと、小生は考えるものであります。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー全文は、こちらから。

Trados試用版

今日、Tradosの無料試用版をダウンロードして使ってみました。Tradosは、翻訳支援ツールのことです。ツールをダウンロード・インストールし、更に、ツールのマニュアルに一遍目を通し、よ～し、使ってみようっと。しかし、試用版だけあって、肝心なWinAlign機能が使えませんでした。あ～～～頭に来る！！！

久しぶりに

久しぶりに、18:30から始まるビジネス日本語の授業を受けました。長い時間、日本語を口にしなかったせいか、会話が、全然思ってる通りにできませんでした。（そもそも、下手ですけど。。。＜笑＞）語彙も多く忘れてしまってるし・・・これからは、どんなに忙しくても、授業を受けなくちゃ。いや！　違う、来週からです、来週から。だって、次の授業は3/8、ちょうど女性の日だもんーーーちなみに、中国では毎年3/8、女性の日（婦女節）になると、女性社員だけが、半日休みます。また大部分の会社は、女性社員のためにギフトも用意してくれます。（今年は、何かなーーー、楽しみ！！！）それに比べて、男性の日はありません。。。かわいそうに。女で生まれて、良かったなーーーって、この時期になるといつも思われるんです。

ハハハハハ・・・涙が・・・お腹が・・・死にそう・・・

知り合いの日本語の先生のmixiにアクセス。最新の記事は「シンガポールはホンコンより・・・」えー？いつシンガポールに行ったのかなー？って思いながら、記事の詳細へ。「シンガポールはホンコンより、ちかんじゃありません！」　何これ？？？？？えー？！？　「シンガポールはホンコンより、ちかくないです」の間違い！？！ハハハハハ・・・ハハハハハ・・・涙が・・・授業中に、「私は先生に、はめられました！」と言われた？！？どうして？？？？？何ですって？！？　「私は先生に、ほめられました！」と言うつもりが。。。ハハハハハ・・・ハハハハハ・・・お腹が痛い・・・また、「仕事をやめたからって、「ヒモ」になったらだめ。」って。。。ハハハハハ・・・ハハハハハ・・・勘弁してくれーーー

古池や蛙飛び込む水の音

芭蕉のこの俳句、日本の俳句に興味を持ち、好きになったきっかけです。勉強したのは、4～5年ぐらい前、日本文学鑑賞と言う講座でです。好きな本、詩等は、フリーページにて整理していこうと思っています。アクセス方法は、ホームページの下の箇所をクリック。

当当網で本を購入

先週当当網で購入した本ですが、届け先を会社にしていたため、月曜に届くことになってました。然し、今家にいるから、家のほうに届けてくださいと頼んだら、家の住所を聞いた届け屋さんが、僕はその辺には行かないと言って電話を切りました。当当網のコールセンターにも電話をしましたが、既に出した製品に対しては、住所を換えることができません。同じオーダーをもう一度お願いします。と言われました。そして仕方が無く、当当網でもう一度同じオーだをしましたが、なんと、今日他の届け屋さんが、家に本を持ってきました。とてもありがたいことです。もちろん、他の届け屋さんが届けることになるって、前の人が一言でもしてくれたら、いっそうありがたいけど。どうしろ、一日でも早く本がもらえて、うれしいです。文句はだめですよね。今度購入した本は、全部で８冊。その中、品質関連本が５冊で、要求分析関連本が２冊です。ちょうど、会社も休んでいるところだし、頑張りましょうか

英語。。。

どうか、勉強せず英語ができる方法は無いですかね始めに今の米系企業に入ったときは、結構迷いました。社内メールはすべて英語、周りのスタッフは英語を母国語のように使っています。然し、私の一番苦手な言語は、英語。社内メールさえ読めないぐらいでしたから。最初は、頑張って勉強を始めましたが、やっぱりこの年になると、勉強も難しい、まず一つ、単語が覚えられません。今は、なんとなく少々読めるようにはなりましたが、英語文章を書くのは、私にとっては死にそうな感じ。中国語には、本を食って勉強するっていう話もありますが、本当なら、英語の辞書を、そのまま食ってしまいたい気持ち。。。

本屋へ行ってきました

今日は、上海書城へ行ってきました。上海で一番大きい本屋です。本屋には、本を買う人でいっぱいでした。やっぱり、中国人は勉強好きですかね私も何冊か買ってきました。私の悪い癖の一つ、それはいつも本を買っては読まず、そのまま本棚に入れておくことです。もちろん、買うときは、この本いいな～、読もうと思って買うのですが、買ってからは、なかなか読みません。今度こそ全部読もうと自分では思っていますが。。。