テーマ:ニュース(100176)
カテゴリ:世界オモシロ発見
今朝の産経読んでいたら、ちょっと(ノδ◇δ)ノびっくり!! ブレア前首相がカトリックに改宗したという記事があった イギリス国教会の信徒からカトリックに改宗するなんぞ 世が世なら戦争になりそうなくらいの話でしょ イギリスの国教徒は現在2500万人もいるのだそうです それに引き換えカトリックは420万人 まあ、日曜礼拝に行く国教徒は85万人だというから だんだん教会離れをしていることは確かだけど ただ 私たち「無宗教国」の日本人にとって驚かされるのは イギリスの首相は「英国国教徒」でなければならない という慣例 この慣例は日本で使われる意味以上にイギリスでは「法律」に近い ・・・というか はっきりいって法律 つい19世紀前半までは カトリック教徒は下院議員にすらなれなかったそうな したがって イギリスにはカトリックの首相はひとりもいないんだって バチカンのローマ法王も大変だわね もともとブレアさんの奥さんやお子さんたちはカトリックだったそうで ブレアさんも首相をやめるのを待ってカトリックに改宗したしだい (^^?)ナゼ? なんんんと イギリスの首相は 「国王(エリザベス女王)の名代として国教会の大主教を任命 主教や首席司祭人事についても国王に助言する」(産経より)んだって 私たち日本人から見たら無茶苦茶政教一致!? といいますか・・・ 日本ほど政教分離を叫ぶ国もないのでしょうねー まあ 先の戦争が神道を利用して日本人を走らせたという反省からきているのは もちろんのことです でも ヨーロッパの国々や アジア、アメリカなどでは キリスト教の政党があるのは「当たり前」のことで したがって ブレアさんのようなケースも多々あるんでしょう 「日本人は無宗教が多いんですよ」というと 「ではどうやって 子どもたちに精神的なバックボーンを育てるのですか」と よく聞かれたものでした さて イギリスがカトリックからはなれ 国教会を設立するきっかけとなったのが 例のヘンリー8世さんでして ヘンリー8世のおはなし 彼は6人もの女性ととっかえひっかえ離婚と結婚を繰り返した放蕩王様 そうそう カトリックでは離婚はみとめてもらえないんですよねー だもんで 最初の奥さんと離婚したいがために ローマ法王とおさらばして イギリス国教会をつくっちゃったわけです これが連綿と 今につながってイギリスのあのハデハデしい国教会が あるわけでっせ いや~なんだかよくわからんけど すくなくても CelticとRangersがカトリックとプロテスタントの代理戦争と 言われているくらいですから そのすさまじさは肌で感じられる 念願のカトリック教徒になって ブレアさんも本当の意味で肩の荷を降ろしたのかな 少なくても 家族からは喜ばれていることでしょうね お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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