おなら夫人とぶどう会
はっくしょん!!とくしゃみをしながら日記を書いてる...。なんだかだらだらと治らない風邪だなぁ。日記を見ている皆様も気をつけて下さいませ。 今日は朝から親友&大学の後輩のMちゃんと一緒に、某メーカーのメイクショーに行ってきやした。チケットは、私の通っているエステティシャンの方が懇意で下さったもの。京王プラザホテルであったんだけど、ショーの前に行ったお肌診断では3人とも見事に「乾燥してます」と断言される。そうなのよねー、特に北海道は秋から冬はホントに凄まじく乾燥するので、年々退化する肌にはきっついものがあるのだ。真剣に加湿器なんか買いたい勢いなのだが、それなりの性能で電気代をくわないものだとやはり高くて手が出なかったりする...。 メイクショーは有名なメイクアップアーティストの方が会場の任意の人を選んでモデルとし、半分は素顔のまま、半分はメイクをしていく過程を見せていくものだった。このアーティストの方が、ジェスチャーといい表情といい実に豊かな人で、体格もなんだかややマッチョだし、特に手の動きが...「Hi,Jane!今日の調子はどうだい?」(TV通販風 in USA)と言い出しかねない感じをかもし出していて3人でツボに入る(笑)。メイクのコツでも為になり、中々楽しいひとときであった。*それにしても、「ジャスト」で有名になったティミー富岡もそうだけど、男性のメイクアップアーティストってああいう感じの方が多いのかしら...。 その後、親友とホテルで中華のバイキングを短時間でたらふく食べ、別れて私は本屋巡りとウインドウショッピングへ。 地下街にある本屋さんに行ったら、競合店ができたせいか、がらりと売り場を変えていて、マンガ雑誌のカバーはなくなってるし、テーブルに椅子まで置いていてびっくりした。きっと、お客さんがかなり動いたんだろうなぁ。 前から読みたかった「婦人公論」の、美輪さんと平野啓一郎の対談を読む。平野さんは国の特使として今年1年はパリ在住なのだが、夏に一時帰国した折の対談だったらしい。やはり美輪さん、平野氏の真摯な文学的姿勢とアプローチには痺れているらしい(私も同じく)。知的な二人の打々発止のやりとり(音楽から文学、フランスの文化論まで話は広がる)は、「東京にしばらく来ることがあれば、ぜひうちに居候しない?」という美輪さんの言葉でシメられた...(笑)。なんだか平野氏が猛獣使いのように思えてしまったと言ったら、言い過ぎか? それから「月刊加藤夏希」をチェック。男子の皆さんなら過去にもシリーズで様々なアイドルが特集になっているので、この雑誌のテイストは判るはず。これって、本来なら女子が読むよーなもんじゃーないはずだが、NHKの英語番組&ドラマ「ヤンキー母校に帰る」での、彼女の余りのスタイルのよさに目が釘付けの私としては読まない訳にはいかない! いや~~... いいもん見せてもらいやした..><!! 露出は少ないんだけど、目の鋭さとか表情が素敵。 やたら細いのに体形に凹凸がきちんとあるのがすばらしい! 飲料水のCMでヌードになった宮地真緒も、とてもスタイルがいい人だが、私好みの系譜なんだろうなぁ(顔はふつーだけど)。 その後、作風が大好きな銅版画家の山本容子さんの半生を綴った初エッセイを読む。林真理子が「山本さんは50を過ぎても、モテてモテて...という凄い人」とよくエッセイで語っていたのだが、まさしくその通り。二度の結婚を経て、今年からフリー。どーしてそこまでモテんのか?というのは、まあ本人が美人だとか才能があるとかもあるけれど、中身が素敵なのよね...。恐れ入ったわー。これじゃまた結婚しても驚かない...。この方も恐ろしくぶっとんでいてバイタリティのある、知的な女性でありました。*「PLUTO」浦沢直樹*「お仕事マン」安野モヨコ*「ヘルターケルスター」岡崎京子 この三つのマンガが今、とても読みたいマンガだったので立ち読みができそうな「ヴィレッジ.ヴァンガード」(サブカルなジャンルに強い雑貨&本屋)に行ってみたが、そこでも無理だった。果たしてマンガ喫茶とかにあるもんなんだろうか??知ってる方、情報教えて下さいませ。 さて、このへんてこりんなタイトルだが、それは私が愛読している「監督不行届」という、安野モヨコが「月刊FEEL」に連載しているマンガからきている。安野さんの夫は御存じ、「エヴァンゲリオン」の監督である庵野秀明さんなのだが、この連載は夫婦揃ってのオタクぶり、かつひょうひょうとした毎日を綴った爆笑エッセイだ。今までの感じでは、監督は乙女ちっくでへにょ~んとした一面、安野さんはかなり男気溢れて牽引力のある一面がよく出ている。っていうか、タイトルからして字体なども「エヴァ」をパロっていてニヤリとさせられる。 今月は、監督のいつもの妄想が始まり「ある国におなら夫人がいて~...」(18世紀のフランスの社交界あたりのイメージの絵)「それって何なの?」「彼女は七種類のおならを嗅ぎ分ける鼻を持った夫人なのさ」「ふーん...(聞き流している)、で、舞台はどこなわけ?」「もちろん、ぶどう会!!」 えっ.....?「ぶどう会って... あれって“ぶとう会”だよっ!!」「えっ、ずっとそうだと思ってた。だって武道館とかであるやつって...」「あれは“武道会”!!踊るんじゃないの!」「うっそ~@@!」「...そもそも、おなら夫人ってだけでも相当アホだと思っていたのに...(-ー)....」 という二人のやりとりが余りにおかしくて、心の中でゲラゲラ笑ってしまった。凄いクリエイティブな才能がある、高収入なDINKSカップルなのにぃ~~><!! それからお洋服をチェックしたのだが、秋冬の流行はそこそこに好きな系統。ずっっとファッション関連にお金をかけてなかった反動がちょっとずつきていて、貧乏なのが切ない今日この頃...(;;)...。*プロフィールを部分的に手直ししています。*フリーページの映画の欄、過去のお気に入りをアップしました。