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カテゴリ:散策
コロナを罹患して長期にわたり休んだので間延びがしてしまいましたが北野天満宮観梅ウオークの続きです。
千本釈迦堂を出て今注目の紫式部のお墓を目指したのですが、途中少し道を換え「釘抜き地蔵」に寄りました。 当寺院は当ブログに数回取り上げて来ましたが、ここも「絵」になるお寺さんなので案内したかったのです。 この寺院も千本釈迦堂と同様に正式な名前は憶えていません。要は「釘抜き地蔵」なのです。 調べて分かりました正式には「石像寺(しゃくぞうじ) でした(笑) 何しろ病や心の苦しみの象徴である「釘」を抜いて救済して下さるご利益が有るものですかから境内至る所に釘と釘抜きの絵馬? が並んでいるのが壮観です。 この後、少し歩いて通ったのが「赤穂46士」の遺髪塔跡です。 この寺院、今は山科に移ったらしいのですが遺髪塔の跡だけがこのように整備されています。 47士の髪でなく、46士の髪と言うのは・・・うち一人寺坂吉右衛門が討ち入り後切腹していないからです。 調べて見ると、元々足軽の身の吉右衛門は頼み込んで無理やり仇討ちに参加させてもらったが、身分が低いため切腹させてもらえなかったとか、内蔵助がこのことを赤穂へ伝える為に彼を走らせたとか、または切腹が嫌で逃げたとか諸説ある様です。 討ち入りしたのは47士、切腹したのは46士・・・切腹しないと遺髪はありません。なのでここではこの様に46士になっているのも至極当然で有ります。 そしてほんのすぐ近くにあるのが紫式部の細やかなお墓です。 しかも何故か、東山区の六道さんの井戸から地獄の閻魔さんの所へ行ったり来たりしていたと言う小野篁(おののたかむら) のお墓と並んでいるのです。 右が小野篁のお墓で、左が紫式部のお墓です。 今まで行った時に人と遇う事も無かったのですが、さすが、大河ドラマ効果!! この日には先客? のグループが有りました。 と、ここまで書いていたのですが・・・ 2/27の京都新聞にこんな記事が載っていました。 とても読める写真ではありませんので・・・・・ 一部拡大します・・・・・ なるほど雲林院と言うお寺の跡地だったのか!! ・・・・と言う事で街中のこんなところに、何故ポツンと紫式部と小野篁のお墓が並んであるのか?? と言う長年の疑問を解明? することが出来ました。 飛び飛びになって長くかかりましたが、北野天満宮ウオークの記事終わります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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