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オフミの温泉メロディ

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Aug 26, 2006
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カテゴリ:ユーミン解説
荒井由美/Super Best of Yumi Arai1972-1976

ユーミンの歌はどれも「心の深いところでの小さな気づき」とか「自分に生まれた心栄えへの祝福」といった基盤を持っていて、その上にかわいらしく、小技の利いた空間が構成されているという感覚を受ける。こういう点がやはり時代を超えて評価されるのだろう。
まずは一枚目から行ってみよう。
-Disc1-
1)ひこうき雲
2)恋のスーパーパラシューター
3)空と海の輝きに向けて
4)きっと言える
5)雨の街を
6)返事はいらない
7)そのまま
8)瞳を閉じて
9)やさしさに包まれたなら
10)海を見ていた午後
11)12月の雨
12)魔法の鏡
13)COBALT HOUR
14)ルージュの伝言
15)ベルベット・イースター


1.「ひこうき雲」は若くして亡くなった子のことを歌っているが、非常に淡い描写でありながら深く胸を打つ曲だ。

ほかの人にはわからない
あまりにも若すぎたと ただ思うだけ


のところが特に私の涙腺構造をヒットするのであった。

2.「恋のスーパーパラシューター」は人気曲だが、私にはあまり・・。
リズムに様々な冒険があるのはいい。

4.「きっと言える」も歌詞と曲が非凡なマッチングを見せる。

ありきたりの街角でもいい
すれちがっても
きっと私はふり返るはず


う~ん、なんという優れた言葉の感覚だろうか。

6.「返事はいらない」もまた歌詞の素晴らしさが光る。

演奏全体があっさりと凝っていて、当時のミュージシャンたちの心意気とか息吹が感じられる。

特にあのころはドラム(林立夫)のプレイに驚いたものだ。ハイハットを裏打ちしながらバスドラ
ムが非常に難しいリズムを打っている。
マネをすると右足がしどけなくほころびてしまうのであった。

9.「やさしさに包まれたなら」はスピリチュアルにも聴ける名作。

やさしさに包まれたなら
目にうつる全てのことは メッセージ


シーマン、じゃなかったユーミン深いぜ!

11.「12月の雨」は、山下達郎にも通じる、ポップであるつつ琴線にふれるメロディ。

12.「魔法の鏡」は、初期ユーミンの大傑作。
【Aポイント付】荒井由実 / MISSLIM (CD)

この曲もなんべんも聴いた。
「魔法の鏡を持ってたら」という歌いだしに、ゾクッとするのだ。

白い洋館と大きいスタインウェイのピアノがずっと情景に浮かぶ。
そしてこの曲には「母性」が感じられる。
エンディングの繰り返しには、ほの暗い情念の光を放っている。

13.「コバルト・アワー」、このアルバムに最初に針を落としたとき、急にヘリコプターの音がごお~っと襲ってきたので何事かっと思った記憶がある。

この演奏がまた華麗、ゴージャス!!いよっ、ギター、名人技!ベースは誰だっけ、後藤次利だったか・。ちょっとジャコパスみたいである。
私はこういう軽やかなドラムを叩けるようになりたいと、懸命に練習したっけ。

14.「ルージュの伝言」もいいねえ!「あの人のママに会うために」ですでにどういうことがあったか察せられるのが凄い。

15.「ベルベット・イースター」。うう~、なんていいプログレ曲なんだっ!
ビートルズの「ビコーズ」に匹敵する幻想性。

この曲を聴いていると、まぶたの裏の色彩がすこしづつ変化していきます。

次回はユーミンの世界が最高潮を迎える時期の名曲満載の2枚目。
このアルバム、絶対一家に一枚常備されたしでございます。とさりげなくPR。

荒井由美/Super Best of Yumi Arai1972-1976





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最終更新日  Aug 26, 2006 06:49:09 AM
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