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オフミの温泉メロディ

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Nov 20, 2010
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カテゴリ:読書・映画
山田洋次二・阿部勉共同監督で制作された松竹作品です。
仙台では、長町南のMOVIXで19日までの予定で上映されていましたが、期間を延長され、26日まで観られることになりました。
ただし12時半から一日一回のみです!
 
監督の阿部君は、私の高校3年のときの同級生。
今同窓会を中心に応援活動が展開しており、その流れで私も観に行ったというわけです。

映画HPより
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京都太秦、大映通り商店街。
 東出京子(海老瀬はな)はクリーニング店の娘で、立命館大学の図書館に勤めている。仲の良い幼なじみの梁瀬康太(USA)は豆腐店の息子で、アルバイトをしながらお笑い芸人を目指してオーディションを受け続ける日々。
 ある日のこと、京子は図書館で白川静文字学を研究する榎大地(田中壮太郎)と出会った。学問一筋の大地は、京子に一目ぼれしてしまい、研究への一途な態度と同じ情熱を、京子への求愛に注ぎはじめる。一方、康太は自分の将来について悩みはじめて、京子との関係もうまくいかない。
晴れ舞台だったはずの学園祭でも康太の芸は受けず、二人はとうとう喧嘩してしまう。京子は言った。康太は自分の生まれ育った太秦の、自分の父の仕事の素晴らしさを知らないのだ、と。
 偶然、別れる二人の様子を見ていた大地が、鴨川をいきなり渡って京子のもとにやってくる。明日、一緒に京都を出て留学する北京で暮らそうと、一方的にプロポーズし、新幹線のチケットを無理やり手渡した。
 翌朝、京都駅に向かう京子がとった決断とは・・・・。
///////////////////////////

はじめは商店街の人たちのインタビューなどが挿入されるので、なんか下町商店街振興番組みたいだなアと戸惑ったりもしましたが、途中からはぐいぐい引っ張られる感じになり、エンディングなどは固唾を呑んで見入ってしまいました。さらりと後味がいい終わり方です。
 
 ただなんというかこの映画、すべての主題がヒロインの清らかな人間性に凝縮していく感じが実に日本的・優等生的ではありますね。

 70歳くらいのおばさん二人組みが満足げに出てきましたが、たぶんこのあと自分の家の嫁さんの悪口をいうんでしょう。あんないい娘だったら、どんなにねえ・・。なんて(笑)。
 私も京子ちゃん、感心しました(笑)。
 あんな子と結婚する・・・は幸せです(ネタバレになるので、言いませんが)。

 それを演じた海老瀬はなさんも清潔感があってとてもチャーミングでした。
 それからエグザイルのUSAさん、はまり役でした。ウケようとしすぎてカラ回りする三流芸人を実にうまく演じ切れたと思います。アルバイトの途中で彼が見せるダンスシーンはとても見事で、効果的でした。

 この映画の応援団の会報では、京子の榎に惹かれるプロセスがほとんどなく唐突という議論もあり、それに対しては、京子はそもそもこの地域にこのまま居続けることへの葛藤が内在していて、「内側」としての梁瀬と「外側」としての榎の間で揺れたのだ、と解釈されていました。この同級生の指摘は正鵠を得ているなと思いました。

 難点は、映画全体の「色」の悪さです。昭和の雰囲気を出すためにそうしているのかもしれませんが、どうも映像のクオリティがいまいちのような気がしました。
 また、「幸せ家族計画」でも感じたことですが、ストーリーがずっと単線なのが物足りないように思うときがあります。なにか重要性の軽い、もうひとつのストーリーが併走しているとさらに深みが増したか、なんて素人考えかもしれません。

 とにかく全体としては私はなかなか満足できました。





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最終更新日  Nov 21, 2010 06:12:29 AM
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