経済的帰省法
今回の年末年始は、仕事納めの12/26深夜に大阪へ向かい、今日の未明に埼玉に戻るというスケジュールで、まったりとめいっぱい大阪での年越しを過ごしました。昨年は春から秋にかけて驚異的なガソリンの高騰に悩まされましたが、世界的な不況のあおりを受けて、原油価格が暴落し、今やリッター価格は最高値の半分以下。さらに景気対策の一環で、高速道路のETC深夜割引が3割から5割に拡大されました。そういった追い風があって、今回の埼玉-大阪間往復は、高速料金→往路:7,230円 復路:6,250円燃料代金→往路:4,710円 復路:3,581円と、しめて21,771円。家族4人なので、1人当たりの移動コストは約5,400円。これが仮に新幹線を利用したとすると、新狭山→東京都内:420円東京→大阪(のぞみ利用):14,250円大阪市内→金剛:430円合計:15,100円家族4人の移動コストは片道だけで60,400円もかかります。鉄ちゃんが鉄道を利用しない、というのもいかがかと思いますが、しかしここまで移動コストの差が極端だと、どうしても車を選択してしまいます。確かに今どきは、CO2排出など、環境のことを考えてもマイカーでの移動ははばかられます。そこで少しでも環境負荷を抑えるべく燃費レコードの向上にも挑戦しました。結果、往路は13.5km/L・復路は何と14.8km/L!過去の記録12.0km/Lを一挙に塗り替える驚異的な数値です。ちなみに往路が若干悪いのは、SAでの仮眠中も暖房のためアイドリングをしていたからです。復路は、アップダウンの激しい中央道を選択したにも関わらす、これだけの数値を記録しました。秘訣は、高速道路で常時80km/hの定速走行を励行したこと。どんなにあおられようが、周囲の車がグングン追い抜こうが、延々と80km/h走行を守り抜きました。家族4人乗車し、めいっぱい荷物も積み込んだ2000ccのミニバンでもこういう走りをすると、燃費が格段に良くなるんですね。