眠れない夜
このところ、また、慢性的な寝不足で、体にムチ打って生活してます。今日はお休み。そして、今は、つかの間の休憩時間。このところ、ジジが庭仕事を手伝ってくれているので、私も庭に出て手伝わないといけない。今日は子供を送り出したら、全てを忘れて寝てしまいたかった。だけど、我が家の窓、あっちにも、こっちにも、目があるような気がして、寝ることも出来ない。今、ジジは出掛けて留守のようだ。そんな今でも横になれない。昨日の仕事では、利用者さんに「体調悪いの?」と聞かれてしまうほど。仕事には影響させない!と思って、栄養剤を一粒飲んで出掛けたのだけれど、全く効かなかった。そんな近況のなか、食事の用意で入っていた一人暮らしの男性利用者さんが亡くなった。肺炎だったとのこと。まだまだ元気だった方の最後はあっけなかった。私は以前から、仕事の報告書に「変な咳をしていて気になる」などと書いていた。その報告は利用者さんの息子さんに届いていたのだろうか。事務所で、そのことを追求したかったけれど、、、我慢した。1時間か1時間半の時間内に料理、買い物、掃除の仕事をする。いつも時間ギリギリ。時にはオーバーしてしまう程、大変なお宅だった。だけど、私から見ると、過剰サービスではないか?と思うことも多かった。チーフやケアマネさんからそうするように言われたことに対して、私たちは強く反発することは出来ない。この利用者さんとはあまり会話が出来なかった。会話をしながら、、、とか、、一緒に料理を、、、などとの建て前は合ったがあったが、現場はそんな余裕など無かった。あんな過剰サービスをする必要があったのだろうか。たまに、帰り際に話し掛けると止まらない程に話し始めたその利用者さん。。一人で家にいることを考えると、もっと人と話がしたかったのではないか。咳のことももっと突っ込んで様子を聞くことも出来たのではないか。高齢者はいつ急変するか分からない。別のお宅は夫婦が友に、訪問介護を受けていた。まだまだ元気な二人だったけれど、ある晩、奥さんが浴室で倒れて亡くなっていた。その奥さんと一緒に料理をするのは楽しかった。今は、その旦那さんが一人の暮らしとなってしまった。今のところ、チーフやケアマネさんから理不尽な仕事の要求がないので、ゆったりと仕事が出来ている。先日はお嫁さんが届けてくれたお料理のお陰で、料理を作る仕事が無くなって、更に、時間に余裕が出来た。「一緒にお茶でも飲めや!」と言われた。利用者さんの水分補給・・ってことで、、、。一人になってから大分聞き取りにくくなったけれど、一生懸命話を聞いてあげた。長男と上手くいってないことまで話してくれた。前述の利用者さんともこんな時間を過ごしたかった。いろいろな利用者さんのところに訪問させていただいているが、本当に世の中にはいろんな人がいる。良くも悪くも情は湧く。そんなことを考えていたら眠れなかった。