釣りにも教え魔がいる
先日息子2と「明日雨降らんかったら釣りに行こうかね?」と約束していました。微妙に降ったり止んだりな感じだったので「こりゃだめじゃね」と言うと息子2も「そうじゃね」と諦めました。小さい頃から何故か気を使う息子2です。保育園の頃平日に家内が休みだと知ると自分も保育園に行かなくても良いと思って喜んでましたが、家内に用事がある事を知ると「ええよ、よっしー保育園に行くよ」と家内に気遣ったりしていました。こりゃ気を遣っとるねと思ったので「やっぱり行く?」と聞くとすぐに「行く~」と雨の中釣りに行く事になりました。場所は前の週に見に行ってサヨリがいる事を確認した草津漁港です。家からも近いので気軽に行けます。雨が降っていて暗いのでサヨリの姿を見る事は出来ませんが、たまに跳ねるのでいるようです。とりあえず一投目、すぐに餌を取られました。「やっぱりおるね」2投目、また餌を取られました。手ごわいですな。四苦八苦しながら何とか1匹釣りあげました。それを後ろの方で車の中からじーっと見ているおじさんがいました。次々とバラすあっしらを見て「こいつらに教えたい」と思ったのでしょう。車から降りてきて「その仕掛けじゃあ釣れんよ」と言ってきました。「でもこれ出来合いの仕掛けを買ってきたやつだし、さっき一匹釣れたよ」と思いましたが、どんな事を教えてくれるのかと試しに聞いてみる事にしました。言う事は実に簡単で重りを付ける位置が違うって言うんですわ。早速付け直して投げてみましたが、今度は当たりすらなくなってしまいました。ばつが悪くなったおじさんはそそくさと帰って行きました。ここで分かったんです、釣りにも教え魔がいる(笑)そしてやっぱり教え魔はろくな事を教えない。本当に分かっている人は乞われても無いのに教えたりしないんですね。押しつけがましく教えてくる人は中途半端な上級者で大した事を教えてくれるわけではない。なので、教え魔は無視するにかぎるってことですな。