わたしんちが二人ぐらしのワケ その2
さてさて、昨日からのシンキクサイ話は、まだ続いておりますので、再びお嫌な方はスルーしてください。私は、この、「多のう胞性卵巣症候群」の治療で使う、排卵誘発剤の副作用で、腹水がたまる事態「OHSS(卵巣過剰刺激症候群)」に3回もなり、仕事を休んで、ただただ安静にするしかない日々を過ごしたり…ってこともありました。この副作用は、結構大変で、同じ状態で亡くなる方も…新聞で記事を読んだりもして、ダンナと話し合い、子供を諦めることにしました。辛いんですが、どこかでホッとした部分もありました。不妊治療は、なんだか自分の意思だけでは、コントロール出来ないような部分がありました。お医者さんは、誰もが、子どもが出来るためならなんでもするもんだ…って感じに思いがちなんでしょうが、人工授精、体外受精へと話が どんどん進んでいきます。事前に先輩夫婦から、そういう話も、聞いていたので、私たち夫婦は、 人工授精までにとどめる決心をしていたので、迷いはなかったですが、 事前に考えてなかったら、お医者さんのペースで、どんどこ進んでいっ たんだろうなぁ。もちろん体外受精や代理母や養子をもらう事など、子どもを授かるうえで、いろんな選択肢があると思います。私たち夫婦が納得出来るラインは、人工受精までだった、ってことだけなんです。ただ、いずれにしても、わたしの場合は、排卵誘発剤での副作用があり、体外受精に至る前に、こっちの部分で、諦めましたが…諦めたときは、私ももっと若くて、辛いこともあって、ヒトの育児生活に興味を持つこともなく、友達に聞いたりなんてことも、なかなか出来 ない時代だったと思います。しかし最近、あちこちのブログを読みに行くうちに、育児日記ブログなんかも読ませて頂くようになりました。自分が体験出来なかったことを、読ませて頂き、素直に感動したり、へぇ~っと思ったりさせて頂ける、ブログってすごいよな~と、今更ながらに思う今日この頃。そして、時期もいまだから、素直に読ませて頂けるのかもな~。あきらめた後、5年以内ぐらいだったら、ムリだったかも…まぁ、今はダンナとの二人ぐらしを楽しんでま~す。