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2004.12.07
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カテゴリ:お茶とハーブ
寒くなって来ると、体が痛むので嫌いです。
行動も極端に制限されるので辛いです。

体を温める為に、一年中お茶を淹れて飲みます。
夏でも、冬でも、とにかくお湯を沸かしてお茶を飲まないと何も始まらないのです。

そこで、とにかく、鉄観音を淹れます。前にも書きましたが、鉄観音は私にとって絶対になくてはならないお茶です。鉄観音であれば、何故か胃が悪くても、どこか調子が良くなくても、飲めます。特に、胃腸が悪くなりやすい私は、安心して飲める鉄観音がどうしても必要です。

鉄観音については、それで、ちょっと無理をしても買い求めます(笑)。不必要なプレミアのついた様なものは遠慮していますが、納得のいく作り方をしてあるものであれば、買います。結果的に、相当の種類の鉄観音を飲んでいるのではないか、と思われます。

また、鉄観音の茶壺は、最も平均的で、最も淹れやすい、紫砂の茶壺を使っています。茶壷は「養壺」と言って、磨いたり、お茶をかけてやったりして、可愛がるものでもありますが、毎日毎日、ばりばり使われて、私の鉄観音の茶壺は鉄観音が染みるだけ染みています。名前は「鉄観音ちゃん」(笑)。明らかに他の茶壷とは違う雰囲気を持っています。
なんの装飾もない、内部で対流の良さそうな丸型ですが、見るからに「鉄観音~」と言う感じで、いつも竹茶盤の上にいるのです。

寒くなってくると、どんなに暖房をしてもこの茶壷にお湯を注ぎ、蓋をしてまた湯かけをする時、湯気が巻き上がり、茶壷の周りを包みます。茶船からもゆらゆらと湯気が沸き、茶壷の肌に沿って湯気がまといつきます。そして茶壷の中の温度で、表面がすーっと乾いていくのに、湯気が付き添っていくのです。

寒いのは嫌いですが、この、お茶を淹れる瞬間だけはとても好きです。他の季節にはない、純粋な「お茶を淹れる喜び」を感じます。





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Last updated  2004.12.07 10:24:43
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