阪神・淡路大震災 十七回忌
今年は 亡くなられた6,434名の方々には十七回忌となるのだと。「 行方不明 」 のままでいらっしゃる御方も3名いらっしゃるのだと。1月17日が近付くに連れ、こころ塞がる想いがしてたのに、気付いたら、5時46分 を 過ぎており。超 慌てて ドタバタと 黙祷を 捧げる。この國は、いつ、何処で大震災が起こっても不思議でない。ひとごとではないことを改めてこころに刻み。みたび 3年前のものとなってしまった『 天声人語 』 を 読み返す。「 備え 」とは、ゴールの見えぬマラソンのようなものだ。いつしか走るのをやめて座り込んでいないか。単なる メモリアル にしてはならない。この日だけ 振り返り、こころ引き締めるのでは、意義はあっても意味はない。 復興への闘い を 「 風化との闘い 」 にしてはならない。起きる地震は止められない。だが被害は、増やすも減らすも人間次第である。時の流れに抗して遺訓を生かす構えが、これまで以上に必要になってくる。( '09.01.17. 朝日新聞 『 天声人語 』 )ただただ 黙祷――>下書きしていた この日の日記をアップする前に NZにて大地震が起きてしまった。日本人の被災もあり、高いノウハウをもつ 日本國は、比較的早く、NZから要請を受け出動することができたけれど。まだまだ 瓦礫のしたに 多くのひとびとが。どうぞ 皆さんが いち早く 助け出されますよう。どうぞ、二次被害が起きませんよう。