4690092 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

みかんの木を育てる-四季の変化

みかんの木を育てる-四季の変化

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Calendar

Profile

はなたちばな3385

はなたちばな3385

Comments

ねhanatachibana[@ Re[1]:マルクス「ヘーゲル弁証法批判」29(10/28) 渡政(わたまさ)さんへ 2017年5月号「経…
hanatachibana[@ Re[1]:マルクス「ヘーゲル弁証法批判」29(10/28) 渡政(わたまさ)さんへ たくさん読むこと…
渡政(わたまさ)@ Re:マルクス「ヘーゲル弁証法批判」29(10/28)  おもしろい書作の紹介です。  大月書店…

Favorite Blog

小田原城下を歩く-2(… New! jinsan0716さん

愛知産キャベツ 豊田年男さん

実りの秋たけなわ。 ケンタロー (la joie de vivre)さん

軽井沢発地ベリー園… hotchi-berryさん
素人果樹栽培と特選… 桃_太郎さん

Keyword Search

▼キーワード検索

Rakuten Card

Freepage List

Headline News

2024年10月06日
XML

​10月の石垣山みかん園の課題​


秋雨前線がおりてきて、ようやく小田原のみかん園も秋風です。
自然の移り行きは大したものです。
がしかし、晴れれば、少し動いただけでも大汗です。

​10月、みかん園早生みかんの収穫のはじまりです​

早生みかんが黄色く色づきだしてきました。



しかし、初めは「はやもぎ」に要注意です。

​せっかくここまで、育ててきたんですから、熟した美味しいみかんをとることが大事です。
私などは、以前は、この色付きに喜んで、どんどか収穫しちゃったんです。
しかし、それは駄目。
自分の舌で確かめて、、熟した美味しいミカンを提供するのが、みかん農家のポリシーなんです。

香酸柑橘のスダチやカボスについては、
すでに9月下旬から、収獲量は少しなんですが、始めだしています。

では、早生みかんの収穫は、いつからどうか
去年の記録で見てみたんですが。

​10月17日に、0.7コンテナ(12キロ)が最初の収穫でした。​
800gとして10袋余にして、
これは今年のみかんの味見用として、都会の常連のひとたちに届ければ終わりです。
10月30日には、2コンテナ(40キロ)がとれましたが、親戚縁者におくったら、終わりでした。

ようするに、消費者のみなさんに届け出すのは、
11月の初めからです
もちろん、八百屋さんには、すでにみかんが並んでいます。
しかし注意して産地を見てみてください。
九州や、四国などのみかんのはずです。
暖かい地方では、みかんの成熟が早くて、はやく出回るんです。
それに対して、小田原方面は、みかんの産地としては北限なんです。

しかし、これがみかんの愛好者としては、独特の貴重さがあるんです。
「酸味のなかの甘さ」、「昔ながらのみかん」とも評されますが、
ようするに、独特の刺激的な味なんです。
農家の人は「味がのってくる」といっいますが、独特に美味しいんです。

早く採りたい、焦る気持ちをおさえて、美味しく熟したみかんを提供する、
スローモーションの、各駅列車です。

しかし、いよいよその収穫の時が、はじまりだしたというこということです。

​しかし、もう一つの作業があります​

その収穫の前に、みかん園全体の草刈りが必要です。



この写真の意味が分かりますか。

隣の放任園から伸びてきているクズやヤブカラシによって、
みかんの木がほとんど覆いつくされちゃっているんです。

これを剥ぎ取らないと、みかんがとれないどころか、
みかんの木に陽がささず、木自体が枯れちゃうんです。

「収穫の前の9月前までに、畑全体の草刈りを」
と言っていたのは、このことなんです。
しかし、この間の時期というのは、
晴れれば炎天下、そこに台風や秋雨前線の雨のために、思うようには草刈り作業が出来なかったんです。
逆に、雑草の方は、雨で水が提供されて、生きいきと伸びてきますから、ご覧のような事態です。

これでは、みかんを落ち着いて収穫するどころじゃなくなるわけです。
木にすら、近づけなくなるわけです。

そうしたことで、農家の人たちはこの二重仕事です。
畑周辺の草刈りとともに、みかんの収穫を少しずつ始めだすということです。

すでに7,8月の炎天下の作業で、体はクタクタなんですが、
しかし、みかんの色づきだすのを見れば、そんなことは言ってられません。
なんのために、この1年間、あれこれの苦労をしてきたのか。

ということで、自らの体に鞭打って、
これから、美味しいみかんを提供するために頑張るということです。

基本的には、農家にとっては、収穫の秋は喜びなんです。

もっとも、その苦労に報いるような、理解あるような、
政治や社会環境であってほしいものですが。
それは、この10月に、これからつくるということです。
















お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2024年10月06日 23時30分56秒
コメント(0) | コメントを書く
[一夜城のある小田原・石垣山のみかん園] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.
X