不思議体験
毎日猛暑日ですが、なぜか同じ暑くても物悲しい暑さになって気ましたねお盆に、お墓参りに行きちょっと早い日でしたが、その日の夕方迎え火を焚きました「あんたについてかえって来たに違いない」と言う母の言葉に初めて、その日お墓から家まで帰ったのが私だけと言うことに気がついたふっと私の肩に…そんなに古い家ではないが、3年前この家の仏間に寝ている時不思議な体験をしたことがある。私は今でも、あれはご先祖様達だったと信じている昨年父の亡くなった夜、寝ようとすると何千何万の向ってくる人の流れを私は眺めていた。初七日の夜、流れていく人の流れをまた眺めて見送ったのも同じ部屋だった。迎え火を焚いた夜、またしても、眠ろうとする私のまぶたには人の流れがうつる目を開けると消えてしまうまただと思いながら目を瞑り必死で、会いたい人を探そうとした見つけたい人の顔は探し出すことは出来ず眠りに落ちてしまったいつかこの人の流れに身をゆだねる時が来るのだろうそれもまた、楽しいかもしれない送り火までは居ずに帰ってきたけど誰かに憑いてちゃんと帰れたろうか