臥龍山荘
ゆったりと蛇行しながら大洲を流れる肱川は、雄大でいつまで見ていても飽きない おおらかな気持ちを与えてくれる川の流れです。その肱川河畔の中でも最も景勝の臥龍淵にこの臥龍山荘はあります。江戸時代歴代藩主の遊賞地でしたが、その後手を入れられないままだったのを明治の貿易商河内寅次郎氏が構想十年、工期四年の歳月と、延べ9,000人の人手を要して現在の山荘に築いたものです。富士山(とみすやま)を借景にした3000坪の庭園の中に母屋の臥龍院、茶室の知止庵[ちしあん]、不老庵の3棟が建っています。肱川から見たこの不老庵の写真をパンフレットからとろうとしたけどスキャナーが作動しなくって、またそのうちアップします。一緒になったおば様2人連れが、ここのベランダ部分に立って、肱川を眺めるのですが見ているだけでも恐ろしくて早々に私たちがその場を離れてしまいました。舞台づくりと言うそうですが清水寺の超小さい感じと言えばわかって貰えるかな?どんなに断崖絶壁の上に建っているか(いえ、おば様たちが立っていることか…)