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堅香子のつぶやき

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2008年05月23日
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カテゴリ:言葉について
大伯皇女とニ上山


突然ですが「二上山」を何て読みますか?

「にじょうさん」が正解なのですが、
私はこれを「ふたかみやま」と読むほうがしっくりくるんです。
「にじょうさん」は現代の読み方で、「ふたかみやま」は古典などに出てくる古い呼び方になります。

ちなみに、この山は奈良県にあります。
綺麗な山で、夕暮れどき、明日香村の甘橿丘からだと、見事な夕焼けを見られます。
以前、古代の時間と言ったのはこの二上山に日が落ちる景色のことなのです。

うつそみの 人にある我や 明日よりは 二上山を 弟背と 我が見む

訳:
生き残って現世にいる私は、明日からはニ上山を弟と思って見ましょう。

大伯皇女(おおくのひめみこ)が亡くなった弟、大津皇子(おおつのみこ)が
葬られたニ上山を詠んだこの歌は有名ですね。
この場合も、もちろん「ふたかみやま」とよみます。
余談ですが、皇女、皇子もひめみこ、みこのほうが好みです。

言葉を読むとき、こういうところに結構、こだわるたちなんです。
なんでしょう、より丸みのある響きのほうを選ぶ傾向があると思います。
そんな風に思っていたら、あるとき、こんな情報を得ました。

渡部昇一さん著書で、和歌には大和言葉を使うべきと書いていたのです。
大和言葉とは、訓読みの柔らかな響きです。音読みは漢語読みなので、外来語なんですね~。

確か、現皇后陛下が歌会始めの歌に外来語を入れていた事例をあげていました。
なぜなら、大和言葉でなければ、和歌に霊力がないからといった趣旨の内容だったと思います。
出典はおぼえているのですが、現物がなくて、あいまいな表現ですみません。
『アングロサクソンと日本人』なはずです。(これもあいまいだなぁ)

※あんまり、気になったので、今日書店で買ってきました。
記憶したとおりでしたので、ご安心を。

皇室の方々は言霊の伝統の体現者であって欲しい。とありました。

つまるところ「にじょうさん」は大和言葉ではないのです。
自分が丸い表現にこだわるのは大和言葉にこだわっていたのかもしれません。

和歌が単純な文学ではなくて、言霊でできているということでしょうか。
霊力のある言霊にするには言葉をならべればいいではなくて、大和の丸い響きも大切ということなのでしょうね。

アングロサクソンと日本人





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最終更新日  2008年05月23日 20時15分44秒
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