好きな花
卯の花 卯の花の匂う垣根に 時鳥(ほととぎす)早もきなきて 忍音(しのびね)もらす 夏は来ぬ という子供のころに歌った「夏は来ぬ」という唱歌は どこかに夏が訪れているような なつかしさを覚えさせたものであった この歌詞は万葉学者である佐々木信綱博士が 万葉集の 「卯の花の咲く月立ちぬほととぎす来なきとよめよ含みたりとも」(巻一八) などの歌からヒントを得たものと思われるのであるが ウノハナは万葉時代のその昔から季節の花として愛された花である 日本のどこにも分布して 農村などではよくこのいけがきがつくられ 卯の花のかきねぬらして雨すぎし灯ともしごろを訪ふ人の声(金子薫園) といった静かな景も見られたが 今はこれも少なく 畑の境界線などに植えられているのが多い 落葉の低木で 五~六月のころ白色五弁の花を枝先にあまた群がってつける 清少納言が 枕草子に 「卯の花は品劣りて何んとなけれど咲くころのをかしう 時鳥の陰にかくるらんと思うにいとをかし」 とのべているごとく 花に気品さはないが 緑の世界に白々と咲いている姿は 初夏のかおりがただよって すがすがしさを感ずる 万葉人はこの花がながめに腐るのを惜しんで 「卯の花腐(くだ)す」ともいった 「カラー歳時記 花木」より 好きな花 こでまり アリッサム 紫陽花 おだまき パンジー クリスマスローズ 勿論 バラも大好きです ベゴニア類も ハーブに洋蘭 山野草 みんなみんな すてきです この頃は 馬酔木やエゴノキ 卯の花と 下向きに咲く花に惹かれます 利休梅も いいですね 果物や 野菜の花も かわいいです。。。 お花のお店 苔玉の世界植物