ボランティア見学ツアーれぽ2
(1のつづき)私は見渡す限りの何もなさにショックでしたが瓦礫まみれの地獄を見てきた現地の人は「今は本当に綺麗になったんだよ。」と目を細めて言っていました。それでも、震災後半年後くらいまでは頭がおかしくなっていたとのこと。そりゃそうだよね。生きるか死ぬかだもん。。。今回見学して一番変わった考え方は瓦礫のこと。元運動公園があったという場所に、そびえ立っているのを見ました。行く前までは、受け入れが各地で問題になる度に被災地である程度何とかできるものなら出来ればいいのに、、、と思ったりもしたけれど。これは、、、無理無理!(=▽=;;何もないもん。家すらないのに。現地を見た上で、なおかつこんな、手も足も何もかも、もがれた人達に「自分で処理しろ」と言えるのは人間ではないと思う。(※放射能まみれの瓦礫は別です)つべこべ言わずに各地で分担して早く燃やそうぜ!じゃないと、次の段階にいつまで経ってもここの人たち進めないよ。。。という風に180度考えが変わりました。一年でこの状態なら「まち」と呼べる段階になるには軽く10年はみてあげないとダメそう。。。あ、でも道路だけは、速攻復興したと言ってました。これがないと物資輸送等がどうにもならないもんね(>_<)その勢いで、他の部分も。。。あと、支援物資や義援金が必要な場所に全然うまく行き渡っていないみたいだったり。仮設住宅入居者と非入居者で諍いが起きていたり。(国が後手後手で仮設住宅に付加機能をつけていくので【ex.二重扉やお風呂の追い炊き機能等。寒冷地なんだから最初からつけとけよι】住宅半壊の人には何の補償も出ないのに仮設の人だけが手厚く補償されているように映るみたい。)解決が遅くなればなるほどに、溝は深まっていきそうです。。あとあと、某地域銀行さんが積極的支援を行っていることを初めて知ったり。(定期的に社員を現地に派遣したり、移動図書館作って巡回してたり)なんか、実際に見て初めてわかることがたくさんで。何度も参加するベテランさんがたくさんいることになるほど!と納得できました。帰ったら、参加申し込みに行こう~!と、帰り、日程を終えたボランティアさんたちが加わり一気に賑やかになったバスで揺られながら思いました。(帰りのバスで隣になった人が、のこぎり演奏(ミュージックソー)をする人で!すごいお話が面白かったんだけど、割愛しますι)・・・で。数日後会社帰りに講習会参加&申し込みに行ったら、告知から1週間も経たないうちに既に希望日が満員ですと?!(=▽=;別日程は、会社の決起大会と被ってるし!行くとなると金曜有休取らなきゃだから、うまく都合が。。。てなことでせっかく起こったやる気が空回り、、、でも、何らかの形でまた行こうと思います!今回お世話になった方々。貴重な体験が出来ました。・・わからないから、怖いと思う。よく知らないから平気でひどいことを言ったりする。百聞は一見に如かず。本当にそうだと思いました。まだまだ復興には時間がかかるだろうけれど・・色々なことが、少しずつでも前向きに進んでいけますように、、超微余力でも、なんとかあるうちは協力できたらと思います。ありがとうございました!!