新 緑仙の日々是好日(レトロなお店)
先日の富士五湖に行った折、帰りに「ほうとう」を食べました。「山梨県の郷土料理 ほうとう」昔、昔、山梨県の山間部では米作りがむずかしく、蚕を飼って絹糸をとることで暮らしていました。蚕のえさとなる桑を作り、桑の収穫が終わったあとは、麦を栽培しました。収穫した麦をめんにして、季節の野菜といっしょに味噌で煮こんで食べたのが「ほうとう」です。戦国時代の武将、武田信玄が自分の刀で食材を切ったことから「宝刀(ほうとう)」と名付けられたという説もあります。と、農林水産省のHPに書いてありました。レトロな感じのお店に入りました。何度もこの辺りには来ているのですがほうとうを食べるのは久しぶりです。店内にはお昼時なのにあまりお客様はおりませんでした。私は、ほうとうを注文し連れは、角煮御膳にしました。熱々のほうとうが鉄鍋に入ってグツグツ音を立てながら私の前に置かれました。「熱いので団扇であおいで召し上がってください。」とお店の人に言われました。あっ、左隣に置いてあった団扇はほうとうを仰ぐためのものだったのね〜〜角煮御膳も運ばれてきました。わぁ〜トロトロの角煮ですよ〜〜この頃は、どこかで食事をする時向かい合わせではなく並んで食べる事が多くなりましたね〜家族でも、友人でも恋人同士でも間隔を開けて並んで食べる‥これからは、それが普通になるのでしょうね。ほうとうも角煮も美味しかったですよ。旅に出ての食べるものはその土地の郷土料理を一品ぐらい食べるのも良いですね。にほんブログ村にほんブログ村