氷山の楽書き帳(AITAI)
「今日もあったかな1日だったわね。 春の女神様が ひょっこり冬の神様のところへ新年の挨拶にでも来たのかしら?」「そうかも知れない。 正月三が日くらいは皆んなHappyになりたいから。 それに、仕事始めがあまり寒いとなんだか億劫になるしね。」電話の向こうの少し疲れたあなたの声。夜になって急に冷え込んできた。冬の空に三日月と金星が昇る。オリオン座が南の空に大きく輝く。「暮れから仕事の延長だわね?」「仕方ないさ!仕事だから‥ あっ、僕、そろそろ行くよ。」「うん、じゃあ、気をつけて‥ 風邪ひかないでね。」電話って切ってしまうと急に距離を感じてしまう。今まで、私の耳元で囁いていたのに電話を切るやいなや、遠くに行ってしまうあなたの影。AITAI 逢いたい。明けて初春でも本当の春はまだ先のこと。AITAI!冴え渡る夜空には、たくさんの冬の星座が煌めいている。寒いわ‥尚更、AITAI冬は長い。逢いたい‥あなたは遠い。春もまた遠い。にほんブログ村にほんブログ村