新 緑仙の日々是好日(不思議タウン)
旅の終わりに「異世界?不思議タウン」を覗いてみました。え〜〜〜ここから入るのでしょうか?‥不気味ですね〜暗い廊下みたいところが続きました。なんだか、人の声がしてきます。どうやら、話し声のようですが、私にはまだ場所すら確認できません。わぁぁぁ〜〜なんでしょう?天井から下がっているこの紙は?薄暗くてよく判りませんよ。何やら、食べ物の良い匂いもしてきます。話し声や笑い声は聞こえるのですがどこに人が居るのかは判りません。はは〜〜んどうやら、江戸の庶民の小さな町のようです。話し声がする方へとゆっくり歩いてゆくのですが振り返ると歩いてきたところは明かりがあっという間に暗くなってしまうのです。お化け屋敷??ではないのだけれど‥目の前を人が通り過ぎました。「お宿はこの先ですから‥」と一言。「あ〜びっくりした!」その女の人は黒っぽい作務衣のようなものを着ていたような‥?こんな不思議タウンに出会えるなんて思っても見なかった‥薄暗くて辺りがよく見えないからどうしても、明るい方へ明るい方へと歩いてゆく。人は、一筋の光を目指してとか云うけれどまさに、暗いところから明るいところへと行きたくなるのですね〜「お姉さん!お宿へ行く前に軽く一本付けましょうか?」そんな声に驚いて前を見ると招き猫が喋っています。「それじゃ、冷でいっぱい下さいな!」と私。すると、本当に出てきた。壁の向こうから真っ白な手が‥「驚かせないでくださいよ〜〜」と‥腰掛けに座って一杯飲むと壁の上の猫が喋る。「向こうに見えるお宿の引き戸を開けてください。 フロントへの道に通じています。 お気をつけてどうぞ。 お勘定はサービスですので頂戴致しません。」なんだか、ホッとした!フロントとかサービスとか言われるとあ〜ここは、普通の場所なのね〜って思った。先ほどより、向こう側が明るくなった。ふむふむ‥あそこがホテルへの入り口なのね。しかし、凝ったお出迎えです〜〜 振り返ると食べ残しのおつまみや冷酒は消えていた‥光に導かれて「お宿」の暖簾を潜り、引き戸を開けるとそこは海が見える道だった。すぐ前に今宵のお宿が見える。海の見えるホテルはどこもほとんど全室海側に面して建っている。リゾートの綺麗なお宿ですよ。さて、温泉に入ってゆっくりしましょう!夏旅は、今宵にて終了。にほんブログ村にほんブログ村