新 緑仙の日々是好日(京都御所を散歩する)
今、今上天皇のご退位の問題が政府でいろいろと考えられている。国民のほとんどが「ゆっくりとご静養をしていただきたい。」と願っている。法的な問題は、山積みだと承知しているが京都御所をSさん、Aさんと散策しながら天皇さまのこれからのことが話題になった。「京都がご実家なのだから京都にお戻りになれば良いのにね。」「そうよ。御所だってこうしてあるんだし。」「御所は広いから警備も警護も大変じゃない? それに、御所には堀もないし、すぐに誰でも入れちゃうじゃない?」「それより、もし、お戻りになるなら外壁や並木、林の整備もきちんとしなくちゃね〜」「それにしても、御所は広いわ〜」「江戸から明治にかけてここでいろんなことが起きたのよね。」女三人で、こうして京都を歩くのも良いものだと思いながら烏丸丸太町までテクテク、テクテクAさんが急に立ち止まって「学習院ってここにあったの?」「え?東京じゃない? 京都の御所にあったの? 本当?」「見てよ。この立て札。 ほら、ちゃんと読んでみて‥」まぁ、学習院発祥の地は御所内なのね。勉強になりました。明治になって京都の学習院は廃止され、明治10年に今の学習院の名前が受け継がれて今日に至っているのね。お天気は良いし、日脚が伸びて、春がやってきたなぁ〜なんて思うと嬉しくなってくる。やっと、御所のエリアを抜けて素敵なところを見つけた。「お茶しましょうか?」「そうね。歩きすぎたわ〜」あ〜京都はいいね〜なんといっても、「第二の故郷」のようなもの。改めて、観光するところもないし、道に迷うこともない。にほんブログ村にほんブログ村