薫る風

[詩] カテゴリの記事

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• 光と闇の縞（ストライプ）

  身を焦がす炎の真紅　穏やかな海の青二つの色を併せ持つ紫水晶（アメジスト）の瞳漆黒の髪は　吸い寄せるように白磁の肌は誘うように闇から手招きする幼い頃から　惹かれあい反発しあいし存在（もの）いま　むさぼるように　互いを侵略する。二人で過ごした夜の闇の後にはやさしい金色の光をつれて許されぬ恋人達にも　朝はやってくる。これから幾度の闇と光を繰り返すのか疲れ果てた身体を横たえ　意識を手放す。未来の事など知るすべもなく。かなり前になるのですが、あるジュリクラサイト様に差し上げた作品です。サイト改装された後　アップされていないようなので　少し手直しして　こちらにコッソリ展示してみました。

  2005.12.18

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• 夜の街で　（クリスマスによせて）

  冬の澄んだ空気の中 街は浮かれるように あちこちに愛を溢れさせる 瞬く電飾はウィンクしてるみたいに 冷えたベンチは寄り添いなさいと 恋人達をけしかける 夜は長く　愛の囁きを程よく隠し ２人の世界に浸らせる 少しだけ　冬のちから借りて 手袋をはずして そっと手をつないでみようかな あなたの愛を感じたい ぬくもりが伝わって こころもあたたかくなるように （本館サイト詩のコーナーより）

  2005.12.03

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• キラキラ

  毎日の生活の中で 楽しいことが減ってきて 楽しみを探すようになったら つまらない大人になっているシルシ 子供の頃はすべてが 楽しくて　キラキラ輝いていた そんな気持ちを忘れない 少女のままで大人になれたら（本館サイトの詩のコーナーより）

  2005.12.02

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• 笑い続ける

  楽しくなくても　笑っていれば そのうちホントにおかしくなってくる 声を出して　ただひたすら　 笑う　笑う 笑っている自分が可笑しくて　笑う 楽しくなってくる ほら　悲しみは しぼんでいくでしょう？（本館サイトの詩のコーナーより）

  2005.11.30

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• 観覧車のてっぺんで

  　光の海を見下ろす　空に浮かぶ密室で　喋れないくちびるが　言葉より愛を伝える

  2005.11.29

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