昨日聞いたお話
昔師匠のお家のキング君(タキシード君)がキャンペーンをしていた頃、ECCスペシャリティーの2週間前ク○スさんから電話が入り、急遽キング君をハンドルするのを断ってきたそうです。訳を聞くと、バー○ンディーのウ○ザー○君のハンドリングを頼まれたそうです。金額も師匠は普通の提示価格をちゃんと払っていたのですがあちらは、売れた金額の何パーセントかを彼女にコミッションとして払うと言う美味しいお話。ク○スさんはこれはビジネスだから・・・と言われたそうです。ドタキャンをされた師匠は途方にくれ仕方が無いので自分でハンドルする事に・・・でも同じチャンピョンクラスで彼女と一緒にハンドルするのですから、師匠はもう目の前が真っ暗だったそうです。当日なんとク○スさんは師匠の直ぐ前になったそうです。 プロハンドラーの後に師匠がハンドルするなんてなんてツイていないのだろうとガッカリモードの師匠。ところがキング君今までハンドルしてくれていた人が自分の目の前で他の犬をハンドルしていたのがかなり勘に触ったらしく怒りで毛が逆立ち、毛並みが倍以上に膨らみ、視線は前の彼女に顔を見上げていたそうです。 当然胸の毛も膨らみ視線が上を向いているので普段よりもいっそう凛々しい姿になったそうです。 そして嫉妬は、前を歩いているウ○ザー○君に向けられ、歩きながら低い声で彼に向って威嚇をし、どうにか追い付いて噛みついてやろうとリーチも普段よりも長くなりそれはそれは堂々とみえたとか・・・後ろで唸られている当のウ○ザー○君は当然唸り声が気になり後ろを振り返ってばかり・・・心の中で師匠は、やったねとほくそえんだと言っていました。 その日の結果は、見事キング君がBOBとなり、ニコス(ミルキーのパパ)はベストオブウィナーだったそうです。何でこの話になったかというと ミルキーが出陳するショーに私が出陳するのはちょっと不安だと私が言った時に師匠がしてくれたのです。 ミルキーも多分キング君と同じタイプだろうから、きっと嫉妬しても結果が良くなるかもしれないとの事。 果たしてミルキーもキング君と同じ結果が出るでしょうか?