医薬品も、無菌室で製造する注射剤は、一瞬でも停電すると無菌状態が損なわれ、滅菌作業が完了するまで数週間から1カ月かかる。
東和薬品は、東日本大震災の直後から山形第1工場(山形県上山市)で停電が発生。空調機器の停止で無菌状態が保てなくなった。「電力の安定供給にメドがつくまでは、生産再開はできない」とため息をつく。 製薬各社は在庫を2、3カ月分確保しており、すぐに在庫不足が生じることはないとしているが、「夏場の電力不足で計画停電が頻繁に実施されれば、医薬品の供給が滞る」(大手製薬)との懸念が広がっている。 計画停電はヨーグルトに与えるダメージも大きい。発酵には冷却や保温など微妙な温度調節が必要で、停電すると品質管理や長期保存ができなくなる。そのため、雪印メグミルクのヨーグルト製品の最大拠点、海老名工場(神奈川県海老名市)も、生産はほぼ停止状態という。 納豆も店頭から消えた。「金のつぶ」のミツカンは群馬県館林市の工場が計画停電を避けるため、「夜間操業などで対応」(同社)しており、フル稼働できない。 (産経ニュースより) ------------------------------------------------------------ 【上記の感想】 昨日、近所のスーパーで、久しぶりに納豆を見た。 商品棚にポツリと置かれている感じで、品薄状態は変わらず。 ミツカンの製品など4種類位あったが、昨日は買わず。 ヨーグルトは普段買わないので、店頭から消えたとは知らなかったが、昨日あらためて商品棚を見ると、全くなし。 停電の影響というのは、思わぬところに出てくるものだと思う。 これらの食品のこととは違い、節電のことでは、 ・地元の桜並木のライトアップが今年は中止になった。 ・ホームセンターの照明灯具売り場では、今まで当たり前に点灯していた商品が、すべて消されていた。 などが、新たな発見です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011/04/02 10:57:55 AM
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