線路脇のカメラマンのブログ

●コロナ終息?

今月の８日をもって新形コロナ感染症は5類に格下げされインフルエンザと同類の扱いとなり今後は自費で療養することになる。

2019年末に中国から始まり、世界中の国々に広まった。

日本でもクルーズ船内（ダイヤモンド・プリンセス号）での感染があり、死者が出る伝染病として恐れられるようになったのは記憶に新しい。

コロナウイルスは1964年に初めて発見されたものだが、今回新たに発生したので新形コロナと呼ばれている。

現時代になり初めてのことなので、まるで戦時中のような「緊急事態宣言」による外出控えや感染防止のマスク、ワクチン、消毒薬、アクリルボードなど全国的に大騒ぎとなった。

結果は、日本国内での感染者は３千３百８１これまで万人、死者が７万４千人となったが、これで完全に終了したわけではなく、現在でも１日数千人が感染している。

大昔から天然痘やペスト、スペイン風邪、マラリア、結核、エイズ、SARS、インフルエンザなどこれまで人間は沢山の伝染病を経験して来て、一部の人種は壊滅したこともある。

収束したとはいえ、この期間にこれまでにない事象が発生している。

特に観光業や運輸業では、旅行や出張の出控えにより運休せざるを得ない状態になったことや、宿泊業や飲食店でも廃業したり、政府からの手当て金で繋いだりと経験の無いことばかりだった。

人が密にならないようテレワークやウエブ会議で出社しない、結婚式や出産も減った。

入院中の患者に面会することもできず、死亡しても葬儀も隠れて行うようだった。

子供の世代でも変化があり、マスクにより同級生の素顔を知らない、修学旅行や運動会などの行事が無くなった、小中学生の不登校が増えたなどの弊害があった。

このコロナ期間中に有名人がたくさん亡くなっている。

タレントの志村けんさんを始め、岡江久美子さん、高田賢三さん、千葉真一さんなど多くの方々が葬儀も満足にできない状態での別れとなった。

この期間中、自分の身の回りでも変化があった。

運良く一度も感染したことは無いが、子供達や親族との交流も無くなり、長年継続していた海外旅行も中止となったため仕事を始めたことや、思いがけず古民家を購入しリフォームをしたり、バンドに加入し音楽活動を始めたり、気がついたら伊豆半島から一歩も外に出ないことになっていた。

本来ならタイなどに移住を計画していたのだが、このコロナが人生の転換期になってしまった。