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カテゴリ:世界の出来事
●台湾の新型特急 台湾の鉄道は2020年暮れに全島一周電化が完成した。 電化されたことにより、これまで走っていたディーゼル特急が少しずつ姿を消して行くようだ。 今回のニュースでは、台鉄に2021年にデビューした新型電車である日立製作所製の「EMU3000型」を、来年まで600両も導入し新自強号とするとのことだ。 600両とは凄い、1編成は12両なので50編成分となる。 台湾の首都台北から東海岸線の花蓮や台東方面は、地形が厳しい山間部がある場所で、複線電化などが遅れていたので、南アフリカ製のディーゼル機関車牽引の特急やディーゼルカーが主力だった。 また、1989年に運行開始したイタリア製の電車「EMU300型」は、製造元が経営破綻したとかで部品の調達が出来ず運用離脱となっている。 同じく南アフリカ製の「EMU1200型」も故障が多く置き換えとなっている。 2007年導入の「TEMU1000型」太魯閣号、2012年導入の日本車両製の特急用車両「TEMU2000型プユマ号」に続き、日本製の車両が揃うことになる。
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Last updated
2023/06/19 12:10:10 AM
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