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カテゴリ:世界の出来事
●タイタニック号見学ツアー行方不明 1912年、イギリスからアメリカ・ニューヨークへ向けて初航海中に氷山に衝突し沈没した客船「タイタニック号」の事は有名な遭難事故として語り繋がれている。 我が家のタイタニックは金属板の模型を作ってみた。 当時最大の客船だったが、乗員・乗客2200名のうち1500名が死亡した。 以前、クルーズ船でこのタイタニックが沈没した近くを通過したことがあったので気になってきた。 アイスランドからグリーンランドの脇を南下する時には大きな氷山をたくさん見ることができた。 氷山の一角と言われるように海上に出ているのは10分の1程度なのだ。 こんな鋭角の角に衝突したらひとたまりもないだろう。 天気が穏やかならこんな夕日も見れたのだが、いざ悪天候になると寒く外にも出ることができない。 今回の事故は、その沈んでいるタイタニックを見てみようとするツアーが企画されているという。 沈没地点はカナダ、ニューファンドランド島の東南700km、水深3800mなので全くの暗闇で海水温は2℃、気圧は地上の400倍だ。 10日間のツアー参加費は一人25万ドル(3500万円)で、パキスタンなどの富豪とクルーで5名搭乗していた。 潜水艇「タイタン」は、長さ6m、重さは10tで自力では航行できず母船に運ばれてこの海上から潜水を始めたのだが1時間45分後に通信が途絶えたようだ。 ネットより ただ単に連絡が出来ないのか、タイタニックの船体に引っ掛かってしまったのか、船内で電気系統の故障が発生したのか不明だが酸素は96時間分しかないとのこと。 また、海上に浮上できても、外部からボルトで密閉されているので内部からは自力では脱出できない。 海中には無線もGPSも使えないので、アメリカ沿岸警備隊やカナダの潜水艦戦用哨戒機などが海上と海中を捜索している。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023/06/23 06:16:57 PM
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