線路脇のカメラマンのブログ

●世界中が熱波地獄

日本は梅雨明けし全国的に連日高温が続いている。

今年の最高温度は、大阪枚方市の39.8℃だという、当然人間の体温を上回る気温なので昼間は外出を控えるなどのため街中はガラガラ、海水浴場は込んでいると思いきや暑くてだめらしい、夜間は寝苦しい日々が続いている。

最近まで、九州、北陸や東北には大雨が続いて被害も出ていたが、今度は台風５号が発生している。

大雨は危険なので遠慮したい、涼しさと水不足が心配なので雨も欲しいところだろうが台風は東シナ海に進んでいる。

先月に、タイのチェンマイに住む友人たちが75日間のギリシャ〜イタリア～チュニジアの旅から帰って来たばかりだが、訪れたギリシャのアテネでは43℃を超える熱波のためアクロポリスの職員たちが危険として仕事を放棄するストを起こし閉鎖されているようだ。

パルテノン神殿。

観光客に赤十字が水を配っている。

ネットより

また、リゾート地帯の離島である「シチリア島」では48℃高温まで上昇、大西洋に浮かぶ「ラパルマ島」では山火事が発生し4,000人が避難している。

その他にもイギリス、アメリカ、中国も猛暑となっている。

アメリカの刑務所では冷房が無いため、受刑者はトイレの水を貯めてシャツを濡らし涼をとることまでやっているとか。

昔は、鉄道のレールが暑さのため曲がって脱線を防ぐため頻繁に運休したことがあったが、最近はレールとの継ぎ目の調整やロングレールの両端を伸び縮を吸収する方法がとられている。





鉄のレールは60℃以上で先端が延びるようだ。

世界的に高温になる原因は、エルニーニョ現象や二酸化炭素による地球温暖化となっているので、ヨーロッパでは近場の移動に飛行機を使わず鉄道にシフトすることが進んでいる。

熱帯地区では砂漠化が始まり、ヨーロッパの氷河や北極、南極の氷が解け海水面上昇も懸念される。
すでに、地球温暖化ではなく地球沸騰の時代に入ったとのこと。

今日のランチは冷たい「そうめん」が最適です。