線路脇のカメラマンのブログ

●阿里山鉄道再び運休

台湾の観光地を走る登山列車である「阿里山森林鉄路」が再び不通となってしまった。



世界三大登山鉄道でループ線などがある

台湾の西海岸の嘉義駅から標高2216ｍの阿里山までの登山列車の本線が、2009年と2015年の台風により多くの箇所で土砂崩れなどの災害に見舞われて運休していたが、先日7月6日になりようやく全線開通した。






台湾で33度はあたりまえ

しかし、先日の台風3号により90箇所近くもの被害が確認され再び運休となった。

致命傷的な事はないようだが、8月中は運休となるようだ。

ここに在籍するシエイギヤード方式の蒸気機関車が運転するとのことで待ちに待っていたファンが駆けつけるはずだった。

通常のSLはシリンダーが横に動くのだがこれは縦型になっていてギアを使って回転を伝えるのだ。





D51のシリンダーは横向き

嘉義公園に保存されていたシエイ機関車の21号機（1914年アメリカ製）を使い、1月から一駅だけ運転が再開されていたが本線運転が期待されていた。

支線の祝山線は大丈夫なのでバスで行っての観光となる。



通常はこのディーゼル機関車で運転している




山頂からの日の出が目的

日本の秋田や山形では梅雨前線による大雨で川が氾濫し、死者行方不明者が出ている。
これにより山形新幹線は一部の区間を復旧工事のため8月中旬まで運休となるようだ。