毎朝、戦いです
夜寝ていると何度か響太に起こされる。「寒いから布団の中に入れて」と言う時は私の顔をなめて合図をする。私が気付き、布団に入り口を作るとスコ スコ スコ と入ってきて私に寄りかかるようにして寝る(これがかわいいんだ)。眠りを妨げられるが、まぁこれは許そう。問題は明け方5時頃に起こる。「おい、腹減った。起きてネコ缶開けんかい!」という時、私を噛むし、爪を出して頭をひっかくし。とても寝られたもんじゃない。ここから起きるまで約30分、私と響太の戦いが始まる。私はフリースを頭にかぶせ、爪や牙から身を守る。響太はかわまずその上から攻撃してきて「ぎゃー、ぎゃー」と鳴く(もはや「にゃー」ではない)。隣に家内が寝ているのだが、どうやら朝食は私からもらうと決めているようで私だけを攻撃してくる。攻撃は私だけだが、鳴き声は妻にも聞こえるから同じように妻も眠りを妨げられる。すぐにえさをあげれば落ち着いて寝られるのだが、過去にそれをしたらだんだん時間が早くなり、3時前に「メシ!」と起こされるようになったので目覚ましが鳴るまでえさを出さないようにした。おーい、響太。いい加減《目覚ましが鳴るまでえさは出ない》と学習してくれ。そのくせえさの在処はちゃーんと学習して、えさがしまってあるクローゼットの前に座って「えさ出せー」と鳴きやがる。賢いんだか お馬鹿なんだかよくわからん。