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2008年02月20日
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カテゴリ:ワイン
一部で話題の山梨の四恩醸造、2007年9月に製造免許を取ったばかりの新進気鋭のワイナリー。勝沼醸造で栽培担当だった小林剛士さんが作る渾身のワイン。“四恩醸造・ローズ白2007(SC仕様)”(1,365円、Alcohoric Armadillo)
 何日間か立てて休ませていたのですが、澱が浮いたまま沈みません。購入したショップのHPを見たところ、上と下では澱の具合で味が違うので、よくシェイクしたほうが旨みがますとのこと。ワインは落ち着かせるのが常識なのに、シェイクさせるなんてと思いつつ、思い切って上下にふってみました。
 最初から、(透明でない)りんごジュースのようなやや濁った白色のワイン。まさしく濁り酒。何杯かグラスに注ぐに従い、段々とロゼっぽい色合いがましてきました。味わいも、まるで梅酒というといいすぎですが、いわゆる白ワインの味わいとは一線を画するもの。でも、旨みは本当にたっぷり。これぞ、地酒といっていいのかもしれません。これがデビュー作。今後の四恩醸造のワインも金井醸造場に加えて目を離せなくなりそうです。世界基準を目指すのではなく、自分たちにしか作れないワインを作る“日本オリジナル”のワインが増えていくことは素晴らしいことですね。
 ちなみに、うすはりグラスのボルドーで飲みましたが、薄い飲み口がワインの優しさをよりいっそう味わさせてくれて、このグラスも日本発の素晴らしいワイングラスです。





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最終更新日  2008年02月21日 09時35分05秒
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