次男の3歳の誕生日パーティ(実際は11日だったのですが釜山出張と重なってしまいのびのびになってしまいました)ということで、生まれた2005年のちょっといいワイン。
ユドロ・バイエ“シャンボル・ミュジニーVV2005”(5,985円、ワインの店いとう)。市場ではあっという間に消えてしまった人気のワインですが、何とか複数本を購入しました。このワインをあけることを前提に、先日、同じ造り手のACブルゴーニュ2005を飲んだばかり。
いやぁ、いいですねぇ。抜栓直後から思わずニンヤリしてしまいました。先日のACブルも十分すぎるぐらいに美味しかったのですが、明らかにそれよりも、1ランクか2ランクは上の深く複雑な味わい。時間がたつにしたがって、旨みというかコクもどんどん増してきました。この値段帯のワインとして、文句なしに満足できる一本。実は、5千円以上のワインで、そういうワインに出会える確率は案外と低いものです。それにしても、2005の村名クラスで、今でもこんなに美味しいなんて、それもびっくり。もう少ししたら、一回、閉じるのでしょうか。今後、何年おきかに飲んでみるつもりです。
ジョルジュ・ルーミエを筆頭に、人気の造り手のワインの値段がはるか手の届かないところに行ってしまいつつある今、ユドロ・バイエは値段・質ともに素晴らしい造り手です。ますます惚れ込みました。