ソウルから無事に帰国しました。ウォン安のせいで、ソウルは日本人だらけ、一番の繁華街・明洞は5人に2人ぐらいは日本人ではないかと思うぐらいでした。韓国人の間で「独島(竹島)は韓国のものだけど、明洞は日本のものになってしまった」というジョークさえ囁かれるぐらいです。それにしても、本当に信じられないほどのウォン安です。何しろ、国賓がよく利用することでも知られる韓国一番の高級ホテル“新羅”に一泊1万円以下(1部屋2人利用)で泊まれてしまうのです。皆さんも、今が韓国旅行のチャンスかもしれません。今回は老舗のレストラン(といっても韓国では老舗といってもせいぜい数十年ですが)を中心に回りましたが、韓国メシは本当に美味しいです。ただ、ワインと合いにくいのが残念ですが……。といっても、けっこうワインと合う韓国料理も実はあるんですけどねぇ、でも、韓国ではワインはとても高いので、結局飲まないんですよねぇ。
さて、帰国後にあけたのはドメーヌ・オーディフレッド“ACブルゴーニュ2006”(優心美酒SHIMURA,ヴォーヌ・ロマネ2006オー・シャン・ベルドリとのセットで9200円)。新ブルゴーニュの旗手のひとりとして騒がれて、僕も2005、2006とオーディフレッドのワインを何種類か買いこんでしまいましたが、飲むにはまだ早すぎるようなので、実は開けたのは初めて。2006のACブルは今飲んで、どれもそこそこ美味しいので期待して開けました。が、開けたてはどうも愛嬌のない味わい。思い切って、一晩置いてみたのですが、あまり変わらず。元々こんなものなのか、眠る時期に入ってしまっていたのか、ちょっとがっかりでした(もちろん、まずいというわけではありません)。