なんちゃってRSの秘密 完結編
N250仕様のVJ22A,ウォーターポンプの水漏れから発覚したフレームの破損であるが、もう22Aの予備フレームはない。N250を続けようとすると、2つの方法しか思い浮かばなかった。 1.フレームを購入→オークションで中古 →同じようなクラックがあるかも →新品を購入 →高いだろうな(^^) 2.別の車両を購入→ガンマ22A→またフレームが折れたらどうしよう。 →NSR →これが無難か。知り合いが手放すと言ってるし...比較した結果、無難にNSRを譲ってもらうことになり、VJ22Aはここで終了した。その後、N250をメインとしNSRで活動しており、なんちゃってRSに乗る機会がなくなってしまった。しばらく盆栽と化し、ブレーキキャリパーからフルードが漏れてきたりFサスからオイルがにじんでくるなど、置き古し特有の症状が出始めた。"これじゃいかん!"と重い腰をあげ、なんちゃってRS再起計画を始める。 1.古くなったゴムパーツの交換 2.VJ22AのFサスペンションおよびエンジンの移植 3.キャブセットそして、それが完成した姿がコレだ。Fサスペンションの倒立化により、更にRS風になっているのがお分かりになるでしょう。うきうきしながら岡山国際サーキットまで持ち込み、走行します。そのときの感想は、エンジン: 1.上まで9000以上回らない。エレメントとエアクリーナーBOX蓋を外してやっと回るレベル。 2.回れば結構トルクフルで速い。 3.パワーバンドが丸々1000rpm上に行った感じで、ギヤレシオが全く合わない。Fスプロケ 1丁かRスプロケ3丁くらい違う。 4.燃料消費量が多すぎるのか、全開区間が続くとガス欠症状がでる。ハンドリング 5.ポジションが悪い。リヤシートが上がりすぎで、腕で支えなければ体勢を維持できない。 6.倒立サスペンションのせいか、F周りが重過ぎる。バランス悪すぎ。こんなの乗れるか!ということで、 1.キャブセッティングでどうにかする。 3.スプロケの変更 4.キャブ側の小さい燃料フィルターを外す。 5.シート取付高さの変更。=ステーの作り直し(ナンバーとってから2回やりました。) 6.正立サスへ戻す。といった対策をすることにした。しかし、3が問題で、チェーン(長さが足りない)とスプロケ変えると2万仕事になる。何回レースに出るんだ?と自問自答したが答えが返ってこない。結局3のスプロケのお金が出せず、再び1年ほど盆栽と化す。そして、このままではいけない。何とか乗らねば・・・と考えたとき、ストリートに戻すことを決意したのです。そして、今に至ります今のなんちゃってRS(VJ21Aガンマ)おしまい(^^)