|
テーマ:海外旅行(7523)
カテゴリ:海外の旅
第59回百済祭パレードに参加 午前、国立扶余(ふよ)博物館を見学しました。扶余に百済の王都があった538年から660年(滅亡年)までの文化財が約1200点ほど展示してあります。メインは金銅製の大香炉です。 「百済金銅大香炉」 この香炉を模した大きなモニュメントが市内にあり、百済祭のポスターなどにも登場しています。百済は7世紀後半(660年)に新羅によって滅ぼされますが、その昔、公州扶余郡で高い文化が栄えていたことを、この金銅製の大香炉は偲ばせてくれます。 昼食を済ませて、午後は国立公州博物館を見学しました。この博物館は、まだ日本統治下だった1940年に開館した歴史ある博物館です。1971年に百済の第25代武寧王陵が発掘され、生没年が明記された墓誌石が出土して以来、発掘と研究がすすめられました。 「歴史的な墓誌石」 1行目から2行目の「寧東大将軍百済斯麻王」は武寧王のことを指します。続く「年六十二歳」は亡くなった年齢を表し、2行目最下段から3行目にかけて「癸卯年五月」とあるのは、武寧王の没年(西暦523年)を表しています。 この斯麻王(武寧王は死後のおくり名)が、唐津市の加唐島で生まれたのです。 夕方6時過ぎ、公州市役所に着いて当地の百済祭のパレードのために待機しました。我々唐津市武寧王交流訪問団約30人は、現地の公州武寧王交流実行委員会の人々とともに、市内の目抜き通りをパレードしました。 「百済祭のパレードに参加」 今、日本と韓国の政治的関係は冷え込んでいます。しかし、広州市民の人々から拍手で歓迎してもらいました。なかには握手を求めて来る人もいて、これが民間交流の素晴らしさだと思いとても感激しました。 「人と人の心には国境はない」ということを改めて実感しました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014/02/05 10:27:15 PM
コメント(0) | コメントを書く
[海外の旅] カテゴリの最新記事
|