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テーマ:海外旅行(7524)
カテゴリ:海外の旅
貴重な「オンドル」体験 昔の地理の教科書には、朝鮮半島の伝統的な床暖房「オンドル」の絵が載っていました。オンドルのことを知り、朝鮮半島の冬の寒さを想ったものです。今回の韓国への旅で、そのオンドルを体験することができるとは思ってもみませんでした。 「公州韓屋村」(忠清南道公州市)には、百済時代を思い起こすような木造の家並みがたくさんありました。唐津市の加唐島で生まれたという武寧王の陵墓や公州国立博物館も近くにあります。「公州韓屋村」は団体宿泊棟6棟、個別宿泊棟10棟のほか、レストランや居酒屋もある大型観光施設でした。 「オンドルのある宿」 私たち「武寧王交流の旅」のメンバー30余名はここに3泊しました。部屋の床はとても暖かく、9月の末というのに半袖短パンで寝ていてもちょっと暑いくらいでした。 各棟には立派な煙突もありました。でも、煙が出ていなかったので、常時まきを燃やしているのかはわかりません。普通は電気で温めているのかもしれません。 「オンドルの部屋」 現在、ソウルなど大都市では高層アパートが普及していて、高層アパートに入るのが多くの人の夢だそうです。高層アパートでは旧来のオンドル方式による暖房は構造的に不可能で、温水循環式の床暖房になっているそうです。 まだ韓国の一部の地方には台所のかまどの煙を床にまわした旧来のオンドルが残っているそうです。しかし、その燃料はまきではなく灯油に変わっているそうです。 今回の「武寧王交流の旅」は、様々な貴重な出会いがありました。「公州韓屋村」でのオンドル部屋宿泊も、とても貴重な経験でした。 福岡空港からの帰りのバスの中でオンドルのことが話題になり、ある人が 「人間の干物が出来るくらい熱かった」と言ったので一同大笑いでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014/02/05 10:31:13 PM
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