|
テーマ:世界の国々・・・(14)
カテゴリ:日本地理・世界地理
一人っ子政策緩和へ 「一人っ子政策」とは今から35年前の1979年から中国政府がとってきた人口抑制策です。 「一人っ子政策」は、人口の大半を占める漢民族を対象にしていました。両親ともに漢民族の場合は子どもを1人に制限するというものです。その結果、中国における一人っ子は2008年には1億人を超え、中国人口の8%を占めるまでになったのです。 国の政策としては成果をあげたことになりますが、反面でいろんな弊害が出ていました。 ・戸籍として登録されず教育や社会保障を受けられない子どもが出てきた そのため、今年(2014年)1月に、浙江省や安徽省が一人っ子政策の緩和を実施し、今後は各地方の状況に応じて緩和していく予定だそうです。 「一人っ子政策の緩和」 中国の政策転換で、子ども用品の販売の伸びが期待きるということで、日系企業もビジネスチャンスととらえているようです。 戦前の我が国は「産めよ殖やせよ」の人口増加策をとりました。国が直接人口の増減を操作する人口政策は、時代や国をこえて奇妙な不気味さを感じます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014/02/23 12:23:35 PM
コメント(0) | コメントを書く
[日本地理・世界地理] カテゴリの最新記事
|