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テーマ:世界の国々・・・(14)
カテゴリ:日本地理・世界地理
「強い指導者」プーチン大統領の今後 ウクライナ共和国では反政府デモによって親露政権が崩壊した。ソチ冬季オリンピックはなんとか無事に閉会式を迎えることができたが、ロシア大統領ウラジミール・プーチンにとっては当分気が休まらない日々が続く。 プーチンは元KGBのスパイという経歴から油断のならない策謀家という感じがする。その一方で、柔道の有段者でタフガイというイメージもある。プーチン大統領の「強い指導者」というイメージはさまざまなパフォーマンスによって作られていった。 プーチン首相の「タフガイ」演出、もう古臭い? 大統領選前にかすむ効力
「そこまでするの!」という感じであるが、このとき(2012年3月)の大統領選挙で、プーチン首相(当時)は圧倒的な得票で大統領に返り咲いた。アメリカやEU諸国からは強引で非民主的な政治手法は批判されているが、国内の支持基盤はまだまだ強固で、ソチオリンピックもプーチンの「強い政治家」としての政治手腕を顕示した形となった。 1991年のソ連崩壊から今年で23年目である。プーチンの大統領在位は今年5月で通算10年目。もし2018年の選挙で再選されれば任期はさらに2024年までの長期政権となる。少しの失言でも追求され地位を追われることもある日本と違って、ロシア大統領プーチンの強気の発言は数多くて、そのエピソードには事欠かない。 「中世のように、汚職する公務員は手を切り落としてしまえばいい」 北方領土問題などロシアとのさまざまな懸案を抱える我が国は、この「強い指導者」とどう渡り合っていけばいいのか、日本政府の外交力が問われている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014/02/26 12:25:14 AM
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