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テーマ:読書(8581)
カテゴリ:最近読んだ本
坂本龍馬の足跡をたどって もう15年前の出版で今はすでに絶版になっているようです。図書館のお薦めのコーナーにあったので借りてきました。 維新の志士と呼ばれる人物で、坂本龍馬ほど全国各地を駆け巡った人はいないのではないかと思います。もともと健脚の人だったようですが、勝海舟との歴史的な出会い以降は幕府の艦船に便乗することも多かったようです。 「歴史の舞台を旅する 2 坂本龍馬」 写真や地図が多く入っていて、旅行会社の企画出版とあって旅のガイドブック的な要素が大きい本です。しかし、本文もかなり充実していて龍馬ファンならずとも興味深い内容となっています。 龍馬の生まれた高知はもちろん、龍馬が訪ねた江戸、下関、神戸、鹿児島、萩、京都、などに残されている多くの歴史的遺跡や記念館などが紹介されています。そのほか、龍馬がその短い人生のなかで出会った多くの人物にまつわるエピソードが紹介されています。 このシリーズは、「2 坂本龍馬」のほかに「1 豊臣秀吉」、「3 卑弥呼」、「4 伊能忠敬」が発行されているようです。「5 忠臣蔵」と「6 紫式部と小野小町」も続刊予定だったようですが、中古本サイトにもないようで、「4 伊能忠敬」でこのシリーズは終わったようです。 興味があるのはやはり伊能忠敬ですが、彼は全国をまたにかけているだけに、膨大な足跡のなかからどこを取り上げたのかに興味があります。その反対に、史料が少ない卑弥呼をどう料理したのかこれまた興味あるところです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014/03/24 04:31:40 PM
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