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日本の特別地域シリーズ66 この地域批評シリーズは、地方新聞社の各支局の取材記事レベルのきめ細かさで、全国の都道府県や政令指定都市、東京都の区単位で、地域の現状や課題を暴き将来像をみつけようとしている。「これでいいのか佐賀県」はその66巻目ということになるようだ。 「これでいいのか佐賀県」 2人の編者はフリーライターで、このシリーズを分担して取材している。言葉を選ばず遠慮なく書かれているが、ずばりあたっていることが多い。使われている言葉が辛辣だから、県民としては反発したくなるが、そのとおりだから妙に納得してしまう部分がある。 まず表紙のキャッチコピーはつぎのようになっている(表紙写真参照) 次に、イントロダクションの部分の見出しは、次の7項目である 県民にとってはいらだつ内容であろうが、あたらずとも遠からずなのだ。そして、内容は次の7つの章からなっている。章名だけをあげておこう。 第1章 ど派手な佐賀史も途中からは地味 「唐津市郊外」 佐賀人は「佐賀は何もなか(無い)」と言う。しかしそれは自虐的すぎる。佐賀には多くの埋もれた宝がある。その魅力を全国に売り出す努力が官民に求められている。 市町村合併後、地域の良さが急速に失われつつある。この本は各地方自治体の議員や首長に特に読んで欲しい。書かれていることは耳が痛いことが多すぎるかも知れないが。 最後に編者の後書きを紹介しておく。 佐賀人は「佐賀はイナカだイナカだ」というけれども、電車3時間待ちとかが滅多に 「佐賀には何もないけん」と複数人から5回ほど言われて、本当に自虐するんだと妙に ↓ランキングに参加しています。よかったらクリックをお願いします。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016/05/23 07:04:27 PM
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