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カテゴリ:最近読んだ本
ヨガが出発点だった 「断捨離」という言葉は、今は「クラター・コンサルタント」を称している「やましたひでこ」の学生時代のヨガ道場体験がヒントになっている。「断捨離」と「クラターコンサルタント」はやましたひでこの登録商標で、商業的に利用することは禁止されている。 クラター(clutter)とは何か、これは、散乱、混乱、乱雑を意味し、要するに「ガラクタ」という意味である。クラタ~コンサルタントの仕事は、身の回りのクラターから「不要、不適、不快」なものを取り除くための助言や励ましをすることと、下記の本に書いてある。 「この本が出発点」 では「断捨離」とは具体的にどんなものか。この言葉はヨガの、心の執着を手放す「断業、捨行、離行」という言葉がもとになっている。要約すると次のような意味になる。 断=入ってくる要らないモノを断つ 新・片付け術というだけに、単なる収納整理、片付けとは違う。収納や片付けは「モノ」が主役なのだが、断捨離は「人」が主役なのだ。自分にとってそのモノが必要かどうかを考えてモノに支配された生活から脱することなのだ。 現代社会は自然とモノが入ってくる生活になっている。しかし、「断捨離」はモノと自分の関係性を考えて、快適な生活を目指すことが目標である。 この本の論理だてはすべて納得のいくものばかりである。新しいモノ好きな自分には厳しい修行だが、この本を読んで、「引き算の生活」に転換する必要性を強く意識された。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2018/02/16 01:48:13 PM
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