|
カテゴリ:旅先にて
日本で一番南を走る特急列車 出発前から花粉アレルギーがひどく苦難の旅となった。ちょっと早いアニバサリー旅行だが、体調が最悪なので旅程はすべて相方に任せた。今朝は久しぶりの早起きがきつかった。多久~東脊振間は高速を使い、予定より1時間も早く新鳥栖駅に着いた。 9時21分発の「さくら541号」に乗る。今まで乗った新幹線と違って、座席などに高級感が感じられた。九州新幹線の全線開業は2011年の3月12日だった。線路沿いに多くの人たちが並んで手を振ったり、旗を振ったりするCMが数日前からテレビで流されていた。CMで使われたマイア・平沢の "Boom!"という曲もヒットした。しかし、開業日の前日3月11日に東日本大震災が発生したため、祝賀ムードはかなり自粛された。 そんなことを思い出していたが、アレルギー性鼻炎と慢性的な不眠のため、沿線の光景はほとんど意識にない。うつらうつら眠っていたようだ。「さくら541号」は1時間20分後の10時44分に鹿児島中央駅に到着した。おそらく、新鳥栖から鹿児島中央まで乗ったのは初めてだが、鹿児島がものすごく近くなったという気がした。 「鹿児島は「西郷どん」一色」 「ザボンラーメン」 JR九州の在来線、指宿枕崎線のホームで列車を待つ。やがて入線してきた列車の外観は普通のディーゼルカーとあまり変わりなかったが、内部は改装されていて、海側の席は全部海を向いて座るようになっていた。 「たまて箱3号」 この特急「指宿のたまて箱号」は2011年3月12日のダイヤ改正で新設された。ということは、新幹線開業と同時に、指宿枕崎線に特急が走ることになったのだ。そして、この特急「指宿のたまて箱号」は日本で一番南を走る特急列車となった。特急と言っても、もともとはキハ系の気動車で、そんなにスピードも出ないし在来線独特の揺れもある。 「桜島も雨の中」 11時57分に「指宿たまて箱」3号は発車した。海側の指定席をとっていたので、しばらくは鹿児島市街地や桜島が見えた。途中停車駅は石油備蓄基地のある「喜入」だけで、50分後の12時47分には終点の指宿駅に着いた。この特急列車「たまて箱」は指宿~鹿児島中央間を往復運転している。終点の枕崎は指宿からさらに40kmほど先である。
「竜宮城にきたような気分」 一つの料理を食べてしまった頃合いをみて、次の料理を持ってこられる。一品ごとに料理を引いて新しい料理を持ってこられるのだ。これはやっぱり浦島太郎になった気分かな。ちょっとボリュームがあっても、完食しなければ悪いような気がして食べ過ぎた。 西郷隆盛は指宿近郊の鰻(うなぎ)温泉に滞在していて、指宿との縁もある。旅館の近くに「指宿西郷どん館」もあったが、体調の良くない自分は一歩も旅館から出なかった。 6年前もほとんど同じ時期(3月13日~15日)に来ているのに、今年は何でこんなにアレルギーがひどいのか。今シーズンでも最悪の状態がこの旅の日程と重なった。 ↓ランキングに参加しています、よかったらクリックをお願いします。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2018/03/21 02:11:58 PM
コメント(0) | コメントを書く
[旅先にて] カテゴリの最新記事
|