2020041 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

Shige & Happy の 気まぐれ写真日記

Shige & Happy の 気まぐれ写真日記

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Calendar

Comments

Shige&Happy@ Re[1]:実践しているデンタルケア(12/24) mabo400さんへ 一旦始めると、毎食後やら…

Free Space

設定されていません。
2019/03/22
XML
カテゴリ:最近読んだ本

​あっぱれな生涯​​

 「一切なりゆき」というタイトルそのものが、彼女の生き方と言葉が影のように寄り添っていることを表している。。「身の丈」という言葉もあるが、彼女はまったく気取ることがなかった、だから思ったことは言葉に衣着せず口に出している。

 彼女とは、昨年(2018)年9月15日亡くなった樹木希林(享年75歳)のことだ。乳がんが発見されたのが2005年だから13年間もがんと闘った。と、いうより彼女の遺した言葉を読めば「がんと共生した」というのが正しいのかもしれない。

 「一切なりゆき」(文春新書2019年2月第9刷)を読めば、彼女の人生についての考え方の一端が分かる。雑誌などの対談で語った言葉が中心だが、そのどれもが率直で飾りがなく、人を妬んだり自らを虐げるような言葉はひとつもない。



​  第1章「生きること」
 ・求めすぎない。欲なんてきりなくあるんですから
 ・モノがあるとモノに追いかけられます
     ※これなんか自分のこと言い当てられているようで…
  ・「人は死ぬ」と実感できれば、しっかり生きられる
 ・幸せというものは「常にあるもの」ではなくて「自分で見つけるもの」
 ・最後には「やがて哀しき」に終着するのです
   ​※この域に達するには自分はまだまだ人生修行が足りない​​

​​ 第2章「家族のこと」
 ・存在をそのままに、あるがままを認める
  ・「向こうが悪いんだ」と言い続けて、何が生まれるでしょう
 ・自分でやったことに最後まで責任を持て
 ・「この野郎!」となっても「杖はどこ行った!」じゃどうしようもない
   ※不可思議な結婚生活をも楽しんでいた(ホントは多分大変だった?)
        (夫、内田裕也も2019年3月17日、後を追って亡くなった)​​

 第3章「病気のこと体のこと」
 ・病気がきっかけでぐあんと変わってくることもある
 ・早い時期に自分の生活習慣をみなおすことが大事ですね
 ・がんという病気というのは、これは貴重ですよ
 ・もう人生、上等じゃないって。いつも思っている
   ※この分のあとに「人生が全て必然のように、私のがんも全く必然だと
   思っています」と書いているが、どうしたらこうまで達観できるのか?

 ここまでほんの一部を紹介しました。著作権に触れますので、このあと第4章「仕事のこと」、第5章「女のこと、男のこと」、第6章「出演作品のこと」と続くのですが、それらにつては省略します。本を買って読んでもらいたい。

 「男だから」とか「女だから」とは言ってはいけない時代だけど、あえて言うなら「おんな=女性」って強いなあ。最近はホントに男が「女々」しすぎると思う。


↓ランキングに参加しています。良かったら下のアイコンをクリックしてください。​


にほんブログ村





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2019/03/26 04:00:18 PM
コメント(0) | コメントを書く
[最近読んだ本] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.
X