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テーマ:心の教育・命の教育(4)
カテゴリ:人権を学び心をたがやす
人権教室の「最終講義」 人権擁護委員の任期は基本的には7月1日から3年間を1期としている。市町村長が推薦し議会の承認を経て法務大臣が任命するボランティアの役職である。昨日(26日)は、3期務めて6月30日に退任を控えたY委員さんの「最終講義」があった。 我々の市の人権委員協議会のメンバーは26人であるが、6月30日に任期が切れる7人のうち、Y委員さんは年齢制限で4期目に入ることができない。再任される委員は75歳未満であることという規定があるのだ。他の6人はそれぞれ次の3年間の任期を引き続いて務めるようだ。 Y委員さんは「子どもの人権対策部」に属しておられた。略して「子ども部会」の活動は主として児童生徒への人権教室を行うことである。部会の研修会では、委員を児童生徒に見立てて模擬授業を実施するが、退任を5日後に控えたY委員さんは、若手の委員の研修のため模擬授業を行われた。 「最終講義お疲れさまでした」 文章資料を用いて、体の不自由な人の人権について話を進められた。ベテランだけに、子どもたち(ここでは児童生徒役の人権擁護委員)に落ち着いた語調で、語り掛け、問いかけながら、話を進められた。文章資料を使うのが苦手な自分にとっても参考になった。 3期9年間お疲れさまでした。そして、ありがとうございました。自分も現在持ちネタが2つあり、第1期の2年目の昨年から現場で実践している。今後はさらに新たなテーマを開発し、考えさせ・話合わせ・発表させる、「こころをたがやす」学習のプランを考えたいと思う。 人権擁護委員の主たる任務は、人権意識の啓発と人権相談である。人権相談を必要とする人ができるだけ少なくなるよう、小中学生のうちから人権意識を高めることは大切なことである。
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Last updated
2019/07/14 10:26:50 PM
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