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テーマ:人権と幸福(66)
カテゴリ:人権を学び心をたがやす
小学校5,6年生に語りました
「いのちを学ぶ」というフレーズはどこから来たのか。実はもう10年以上も前に、ある中学校に赴任したとき、先任の校長先生が「命を学び」、「いのちを磨き」、「いのちを燃やす」という言葉を掲げてあったことを知り、丸ごと使わせていただきました。 いい言葉だなとすぐに思いました。いのちは一番大切で世界中でただ一つの自分のもの。まずはいのちについて学び、いのちを磨いてほしいと思ったのです。「いのちを燃やす」ことは、たぶん卒業しての生き方にかかわる言葉だと解釈しています。 今日の人権教室は、これをもとに作ったオリジナルの教材です。一部に絵本「たんぽぽ」(平山和子:科学の友絵本)からの資料を使わせてもらっています。 「唯一無二のいのち」 (この地球上で、過去にも未来にも自分はただ一人、貴重な存在) 生まれたこと、育ててもらえたこと、そして同じ教室で仲間と出会ったこと、今日ここで私がみんなに出会ってお話ししていること、これは本当に奇跡なんです。この奇跡の出会いを大切にして生きていきましょう。 この小学校の校庭のイチョウもほとんど散りかけていました。子のイチョウの木も何十年といういのちをつないでいます。また春になって芽吹くために、葉を落として力をたくわえています。 「校庭のイチョウ」 (人間を含む動植物は、現在地球上では約175万種が確認されています) 人間も175万種の生き物のほんの一つの種に過ぎません。現在は生物界の頂点にいますが、一番原始的な生命体のウィルスに、その命を脅かされています。 もっと謙虚に、生きている幸せを感じて、隣にいる友達や家族、出会う人たちにやさしい想いで接してあげましょう。自分のいのちと同じように、周りの人や生き物のいのちも温かく見守ってゆきましょう。 「タンポポ」 (ギター伴奏もできるよう、パワーポイントの画面にはコードもつけています) 今日のK小学校では、こんな話をしてきました。そして最後は「タンポポ」の歌を聴いてもらいました。ほんとうはみんなで歌いたいのですが、コロナウィルスへの感染防止のためには、大きな声を出すことはストップ中なのです。 ↓ランキングに参加しています。良かったらクリックをお願いします。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2020/12/06 11:40:22 AM
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