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灰色の空のむこうには…

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2007.06.15
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カテゴリ:ちょっとした雑学
今日も先日に引き続きラジオで聞いた話になる
のですが、恐竜のことが話題に出ていました。
最近ではほとんど行かなくなりましたが、昔は
博物館だの科学館だのが好きで標本や化石に
ロマンを感じていたことがあったので、恐竜の
化石の実物大のものを見たりするとすごいなぁ
と思ったことがあります。象ですらあれだけ
大きくて何トンもの重さがあるというのに、
恐竜なんてそれよりもはるかに大きいのです
からどれほどのものか。いつぞや博物館に行った
ときは実物大に化石を展示しているものを
見たときには2階までぶち抜きの展示場でも
頭の部分は天井の高さにまで届くかという勢いの
ものがあり、思わず圧倒された記憶があります。

そんな遥かな昔、地球上を我が物顔で闊歩していた
恐竜、それらの姿やどんな生態だったのかと想像
すると夢をかきたてられますね。その当時に行ける
タイムマシンがあったなら、あっさりと恐竜に
捕まって食べられてジ・エンドな感じもしますが、
一度でいいからどんなものだったのかと見てみたい
気もします。そんな夢が映画になったものが、
「ジェラシック・パーク」だと思うのですが、まだ
子供の頃に見た映画ながら琥珀に閉じ込められた
恐竜の血を吸った蚊から血液を取り出してDNA
によってクローンを作り出すというリアリティの
ある設定は驚かされたものです。いつの間にか
恐竜たちの世界から生き残るというサバイバルもの
に変わっていたりしたのですが、それでも恐竜と
いう存在はわからないことが多いからこそ、憧れの
ものなのかもしれません。

ちなみに骨ばかり発掘されているあの恐竜の化石、
想像として恐竜はこんな感じだったのではないかと
いう絵を図鑑などでよく見かけたりしますが、あの
中に1つだけまだ解明されていないにも関らず、
当たり前のようにまかり通っているものがあります。
それが恐竜の肌の色。肌というのはいまだに発掘
されたことがなく、どうしても骨とかの組織とは
違い、年月の経過に弱いものなので見つかっていない
ものなのですが、それでも想像図では恐竜の肌と
いうのはたくさんの色で表現されていたりします。
見つかっていないのにどうして色づけできたのか?
それは想像図を描いた人がこんな感じだったのでは
ないかとイメージして描いたものらしいです。で、
そのイメージのコンセプト、それは「カッコイイ」
というものらしいです。有名な恐竜からマニアック
なものまで様々な恐竜の想像図がこれという感じで
当たり前のようになっていますが、そのどれもが
「カッコイイ」と思える色で描かれているって…、
それはあまりにもてきとーなものですねぇ。まぁ、
わからないものは仕方ないかもしれませんが、もし
現実に「ジェラシックパーク」のように恐竜を
復元したときに全然違う色だったり、奇抜なもの
だったりしたとき図鑑の絵はどう変わるのか、
誰もがわからないからこそ、いろいろと想像する
楽しみがあるものですねぇ。





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Last updated  2007.06.18 22:01:45
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