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テーマ:心のままに独り言(8840)
カテゴリ:ちょっとした雑学
今日から新年度を迎えるにあたって、ニュース
ではいろいろなことが取上げられていました。 ガソリン税の問題やら光熱費の値上げに、特定 検診の開始などさまざまなことが話題になる 中で、異色な話題が。それがこの「家庭用燃料 電池」なるものでした。電池という名前を聞く とどうしても乾電池を想像してしまうものなの ですが、この燃料電池はそんな小さなものでは なく、家庭内でいわば自家発電することでエコ 活動に取り組もうというもので初めて聞くもの だったのですが、なかなか面白そうなものです。 原理や仕組みなどはキーワードで検索してもらう と開発に取り組んでいる各社のホームページに 詳しく書かれているので割愛させていただきます が、そのニュースではすでに実用段階に入って いて、モデルケースとして使っている人の体験談 がインタビューされていました。その機械を設置 するだけで特に何もするわけではないもので、 操作パネルには発電中とかそういうものがある だけなのですが、それを使っている主婦の人が いうにはどれだけ発電したのかを発電量で表示 するのではなく、電気代で表示しているのがとても わかりやすいとのこと。確かに何KW発電したと 表示されてもどれだけ得したのかは伝わりにくい ものですが、何円分発電したというと身近に感じる ものですよね。それによるとだいたい月ベースで 1万円分ほどの発電をしてくれるので家計が助かる とか何とか。これで考えると年間では12万円 ほどお得になるので、今後のエコ活動を考える にはこの機械は必須のアイテムじゃないかと思い ます。 ただ、この家庭用燃料電池はまだまだ機械的に コストがかかるものでざくっと120万ほどの代物 だとか。まぁ、10年間で元を取ると思えば高い 買い物ではないのでしょうが、それほど普及する とも考えにくい商品というものになってしまいますが、 数年後に本格的に発売される際には国として半額の 助成金を検討しているらしく、企業にも100万 ほどでの発売を要請しているそうです。となると、 ざくっと50万ほどで買える算段となり、5年ほど で元が取れる計算に。それくらいのものになるのなら どんどんと普及していくのではないかという点では これからとても面白い商品だと思います。 02年に小泉元総理が施政方針演説で、「燃料電池は、 水素をエネルギーとして利用する時代の扉を開く鍵 です。自動車の動力や家庭の電源として、3年以内の 実用化を目指します。」と宣言したとおりに実用化へ 向けてこれからますますこの業界は活発になっていく ことと思います。ぜひとも1日でも早い実用化に向けて 頑張っていただきたいものです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.04.13 13:49:15
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