月とキャベツ
(1996年 日本 監督篠原哲雄)山崎まさよし、真田麻垂美、鶴見辰吾、ダンカンなど出演。まるで山崎まさよしの「One more time,One more chance」の楽曲のプロモーションのような映画。この曲が大好きだから、そのへんは許せる。ピアノの調律が少し狂っているように聴こえるのは新しいピアノじゃないからまぁいいか・・・と観ていたが、最後にこの楽曲をちゃんと聴かせているので、それなら、最初からきちんと音を合わせているほうがいいと思った。もしワザとなら要らない演出だったかなと。山崎まさよしの演技は上手いとは言えないが、自然体でいい感じ。真田麻垂美のダンスが素人目にも上手いとは言えないのが残念。役柄的には、さほど上手くなくてもいいとは思うが、もう少し上手いほうが説得力がでる。草原で踊るシーンで、そこだけ手持ちカメラ風になるが、ちょっと違和感があり普通に撮ったほうが良いと思った。二人の距離感が上手く撮影されているなぁ・・・と観ていたがなるほどなるほど。ストーリーは特記するほどのものでもない・・・。風景がきれいで癒された。映画タイトルもいい。50点